プロフィールは自己紹介ではなく、商品ページですーースコアのバツから直す順番
最近、ランキングが下がった、トライアルが入らない、という声をよく見かけます。
プロフィールを直しても変わらない、という場合に、確認する順番を確認しながら読んでもらえたらと思います。

私はこの1年、平均すると月に10件ほどトライアルを受けています。
この理論は、その中でやってきたことをもとにしています。
ただ、レッスン可能時間帯、対象にしている生徒さんの層も、レッスンの実施数も、レビューの数も違うので 同じことをすれば同じ数にならないこともあるということはお断りしておきます。

これは2026年8月時点の情報です。
Preplyの仕様は変わることがあるので、実際の画面と公式ヘルプもあわせて確認してください。
いそがしい方へ、先に結論だけ
プロフィールスコアの画面を開くと、写真・動画・プロフィール文の項目ごとに「バツ」が出ます。直す場所は、そのバツが教えてくれます。
バツの内容は人によって違います。手をつけやすいのは、プロフィール文、写真、動画の順です。
プロフィール文は自己紹介ではなく、生徒さんが申し込むまでの流れとして組み立てます。
プロフィール文のどこかに「次に何をすればいいか」を必ず入れます。ここが抜けている人がとても多いところです。
🔍 スコア画面の見方
Preplyのプロフィールスコアは、写真・動画・プロフィール文の三つを見て出ています。
各セクションをクリックすると、満たしている項目と満たしていない項目が並びます。
バツが付いた項目が、そのまま作業リストになります。
たとえば動画のところで「指導スタイルが紹介されている」にバツが付いていれば、次にやるのは動画の撮り直しです。
何から直すかを自分で考える必要はありません。
進め方は三段階です。
スコアをクリックして、バツの付いた項目を全部書き出す
手間の小さいものから順番を決める(文章の直しは今日、撮影は週末、など)
直したら保存して、数日おいてからスコアを見直す
反映まで少し時間がかかることがあります。
直した直後に数字が動かなくても、そこで止めないでください。
⚠️ スコアを上げれば検索の上位に出る、と言い切ることはできません。
Preplyはランキングアルゴリズムを公開していません。
ここでは「見た人が申し込むかどうか」を上げる作業として書いています。
料金についても触れておきます。
私が見ているかぎり、レッスンの料金そのものはランキングを動かしていません。
上げても下げても、ランキングの動きとしては見えませんでした。
ただ、前にもお伝えしたとおり、生徒さんは予算を決めて検索するので、料金帯を変えると並ぶ相手のほうが変わります。
ランキングの話と、誰と並ぶかの話は別ものです。
📸 写真・🎥 動画・📝 プロフィール文のチェック項目
項目を見る前に、一度、選ばれる側から離れてみてください。
自分が通販サイトで何かを買うときを思い出します。
一覧をスクロールして、写真で手が止まって、開いて、説明を斜めに読んで、それでも決めきれずに一覧へ戻る。
私たちは毎回それをやっています。
最後に買うと決めたページは、たぶん最後まで読んでいます。
ただ、そこにたどり着くまでに、開きもしなかったページと、開いてすぐ戻ったページが何十とあります。
生徒さんも同じことをしています。
プロフィールは自己紹介の欄ではなく、商品ページです。
下の項目は、そのページのどこで読む人が止まるかを教えてくれます。

確認する場所はインサイトの画面です。
プロフィールスコアを開いて、写真・動画・プロフィール文の三つを順にクリックすると、下と同じ項目が並びます。
自分の画面を開いて、見比べながら読んでください。
括弧の中は、その項目が何を見ているかの補足です。
写真

カメラを見ている(正面を向く。横顔や目線を外した写真は外れます)
連絡先情報なし(写り込んだ名刺や画面も含みます)
写真に写っているのはあなただけ(ペットや家族、ぬいぐるみも入れません)
顔全体がはっきりと見えている(前髪、マスク、大きめの眼鏡で隠れていないか)
鮮明でバランスよく写っている(ピントが合っていて、顔が小さすぎず大きすぎない)
明るさと背景が良好(顔に影が落ちていないか。背景に物が散らかっていないか)
過度なフィルターなし(肌や輪郭を加工しすぎると、実際に会ったときに差が出ます)
写真が中央に配置されている(顔が端に寄っていないか。上下も見ます)
どれも、生徒さんが安心して申し込めるかどうかの話です。
うまく撮れているかより、この先生と毎週会いたいと思えるかどうかで見てください。
生徒さんは写真を見た時点で、これから何か月ぶんかの時間を一緒に過ごす相手を選んでいます。
しかも、見出しまで読んでもらえるとはかぎりません。
写真は、通販でいえば一覧に並ぶサムネイルです。
開くか通り過ぎるかは、そこで決まっています。
自分が買う側のとき、画像が暗い商品を開いたことがあるか、思い出してみてください。
撮り直すときは、このあたりを見てください。
項目を満たすための、具体的なやり方です。
画角は胸から上。顔が小さいと表情が伝わらず、近すぎると圧迫感が出ます。スマホを顔に近づけると歪むので、体から離した位置に置いて、ズームで大きさを合わせます。
カメラの高さを目の高さに合わせる。見下ろす角度も見上げる角度も、印象が変わります。オンラインのレッスンと同じ高さで撮ると、実際に会ったときと差が出ません。
頭の上に少しだけ余白を残す。切れているのも、空きすぎているのも落ち着きません。
光は正面の少し斜め上から。真上からだと目の下や鼻の下に影が落ちます。正面の少し上から当てると、顔全体が均一に明るくなります。
光源を一つにする。昼の明るい時間に窓の光を正面から受けるのが一番早いです。ただ、昼でも部屋の照明が付いたままだと、天井の光と窓の光で影が二方向に出ます。一度撮って影の出方を見て、二方向に出ていたら部屋の照明を消します。夜しか時間が取れないときは、机に置くライトを顔の正面に置きます。
服は明るい色が扱いやすい。顔まわりが明るく写ります。暗い色は影が出やすいので、光を足して調整します。
背景は生活感を消す。洗濯物やベッドは映さない。白い壁で十分ですが、教科書の並んだ棚や観葉植物が少し入ると、仕事の場所だと伝わります。

服装や表情に決まりはありません。
共通して必要なのは清潔感のほうです。
髪が整っているか、襟や肩がよれていないか、画面越しでも分かります。
そのうえで、写真と実際のレッスンの雰囲気が離れていると、体験レッスンの最初でずれが出ます。
このズレから私に起きた失敗談はこちらをお読みください。
プロフィール写真で心掛けることなども書いています。
動画
動画は、商品ページに置いてある紹介動画にあたります。
買う前に、使っているところを見たい。
あの気持ちと同じです。
いちばん大事なのは、指導スタイルが分かることです。
人柄だけでなく、レッスンで何をするのかが見えると、生徒さんはその場で判断できます。

指導スタイルが紹介されている(人柄だけでなく、レッスンで何をするかが入っているか)
連絡先情報なし(口頭で言うのも、画面に出すのも避けます)
動画に映っているのはあなただけ
カメラが安定している(手持ちなら、台に置くだけで変わります)
明るく、はっきり見えている(逆光になっていないか)
シンプルな背景(生活感のあるものが映っていないか)
横向きフォーマット(スマホは横向きで撮ります)
音声がクリア
撮ったら、端末の音量を最大にして自分で聞き直してください。
生徒さんがどの音量で再生しているかは分かりません。
小さい音で聞いている人には気にならない雑音が、大きい音で聞いている人には気になります。
どの音量でも雑音が入らない状態にしておくと安全です。
サムネイルも見ておいてください。
動画の中身より先に目に入ります。
文字を入れているなら、小さく表示されたときに読めるか。
再生ボタンや講師名の表示で顔が隠れていないか。
講師検索の画面を実際に開いて、パソコンとスマホの両方で確かめてください。
編集画面で問題なくても、生徒さんの画面では位置が変わります。
プロフィール文
プロフィール文は、商品説明の欄です。
スペックだけ並んでいるページと、使うとどうなるかが書いてあるページでは、読み終わったあとの気持ちが違います。
スコア画面の項目は八つです。

連絡先情報なし(メール、SNS、外部サイトのリンク)
文法ミスなし
読みやすい(段落が分かれているか。一続きの長文になっていないか)
繰り返しなし(同じ内容を言い換えて重ねていないか)
興味を引き、行動を促す
指導内容にフォーカス(自分の話だけで終わっていないか)
複数の言語で記載
適切な見出し
「興味を引き、行動を促す」が、採点項目として入っています。
あとで書くCTAは、好みの問題ではなく、ここに直接ひもづきます。
「適切な見出し」は、写真の次に効きます。
「日本語教師」「ネイティブ」だけで終わっている見出しは、隣に並んだ講師と区別がつきません。
何を教える人で、なぜ任せられるのかが、一行に入っているかを見てください。
🧭 プロフィール文をAIDAの流れで組み立てる
AIDAは、広告の分野で古くから使われている考え方です。
Attention(気づく)、Interest(自分に関係があると思う)、Desire(受けたいと思う)、Action(申し込む)の四段階を指します。
19世紀末にセント・エルモ・ルイスが示した整理が元になっているとされています。
どこに何を置くかは、また別の話になります。
ここでは、四つが全部そろっているかどうかだけ見てください。
Attention(気づく)。
ここは写真と見出しの仕事です。
文章に入る前に、止まってもらう段階です。
Interest(自分に関係があると思う)。
読み始めた人に、自分のことだと思ってもらう段階です。
ここは相手を絞るほど強くなります。
「初級から教えます」より「仕事で日本語を使う方へ」
「楽しいレッスン」より「N4合格を目指す方へ」
「日本文化も教えます」より「アニメがきっかけで学び始めた方へ」
絞ると対象が減るように見えますが、検索結果には数千人が並びます。
全員に向けた文章は、誰にも刺さらないまま流れていきます。
Desire(受けたいと思う)。
受けたらどうなるかを書く段階です。
レッスンの説明ではなく、そのあとに起きることを書きます。
「フリートークもします」ではなく、何ができるようになるのか。
ここに数字を出すなら、実際にあったことだけにしてください。
書いた実績は、体験レッスンの最初の五分で確かめられます。
Action(申し込む)。
申し込む段階です。
ここが次の項目になります。
👉 ひと押しの一文
通販のページには、必ずカートに入れるボタンがあります。
どんなに説明がよくても、押す場所がなければ買えません。
スコア画面の「興味を引き、行動を促す」に当たるのが、その一文です。
CTA(Call To Action)と呼ばれています。
プロフィール文を読んでいる生徒さんは、たいてい迷っています。
他の講師も見ようかな、来週にしようかな、と考えている状態です。
そこで何も書かれていないと、そのまま画面を閉じます。
「お待ちしています」は、次の一歩を示していません。
待っているのは講師の側で、生徒さんが何をすればいいかは書かれていないためです。
置き換えるなら、こういう形です。
「まずは体験レッスンで、目標を聞かせてください」
「メッセージで今の学習状況を送ってください。合いそうな進め方を提案します」
「使っている教科書があれば、予約のときに教えてください」
書き方のポイントは四つです。
こちらの動作ではなく、相手の動作を書く。「お待ちしています」ではなく「送ってください」。
何が返ってくるかを書く。送ったあとに何が起きるのかが分かると、動きやすくなります。
一つか二つに絞る。選択肢が三つ以上あると、また迷います。
できないことは書かない。返信の速さを書くなら、その速さを守れる範囲で書きます。
どこに置くかで効き方は変わりますが、その話は長くなるので別の記事にします。
まずは、この一文がプロフィール文の中にあるかどうかを確かめてください。
⚠️ 書いてはいけないこと
Preplyのヘルプに、避けるよう明記されているものがあります。
スコア以前に、規約や表示の問題になります。
フルネームを書く(苗字は出しません)
メールアドレスやSNSなどの連絡先を書く
個人のサイトやSNSへのリンクを貼る
三人称で書く(「かなは経験豊富な講師です」のような形)
履歴書をそのまま貼る、同じ内容を繰り返す
生徒さんからもらった評価の言葉をプロフィール文に書く(レビューは別の欄に出るため)
「無料でレッスンします」と書く。Preplyの体験レッスンは無料ではありません
直すのは、伝わらない場所だけ
スコア画面には、90%以上なら検索結果の全体的な品質に見合っている、と書かれています。
目安として示されているのは90%です。
ただ、その数字が画面に出ている以上、他の講師も同じところを目指します。
みんなが90%に届いている場所では、90%であること自体は差になりません。
ランキングに効くかどうかは分かりません。
それでも、低いより高いほうが安全ではあります。
ただ、実際に効くのはスコアの数字ではなく、中身と並べ方のほうです。
スコアは、書いてある内容と形を見ています。
読んだ人が申し込むかどうかを決めているのは、そこに何が書いてあって、どの順番で並んでいるかです。
90%は完璧という意味ではありません。
バツが付いているのは、生徒さんが知りたいことがまだ書かれていない場所です。
そこを埋めていくと、結果として数字も上がります。
自分のプロフィールを、買う側の目で一度開いてみてください。
一覧に戻らずに最後まで読めたら、そのページは筋が通っています。
今日できるのは、スコアを開いてバツを書き出すところまでです。
撮影は週末でも間に合います。
🧩 完成した絵を見せてもらっているか
この記事では、直し方だけでなく、なぜそれが効くのかを書いてきました。
写真がサムネイルだから、プロフィール文が商品説明だから、という部分です。
プロフィールの書き方を教わる機会は、あちこちにあります。
ただ、渡されるのが手順だけで、なぜそう書くのかが教えられていないこともあります。
パズルでいえば、完成した絵を見せてもらえないまま、このピースはここ、と一つずつ置き場所を教わるのに近いです。
そのパズルは完成します。
ただ、崩れたときに自分では戻せません。
別のパズルを渡されたときも同じで、そのたびに置き場所を聞くことになります。
絵が分かっていれば、ピースの形からおおよその見当が付きます。
理論というのは、その絵にあたります。

絵を見せないことが意図的かどうかは、外からは分かりません。
教える側が自分の成功を言語化できていないだけ、ということもあります。
ただ、どちらであっても、受け取る側に起きることは同じです。
手順は増えても、自分で判断できるようにはなりません。
私は、教える仕事の目的は、自分がいなくても回るようになってもらうことだと思っています。
今教わっていることに、なぜそうするのかの説明は付いていますか。
次回
実際にプロフィールをどう直すかを書いてみたいと思います。見てほしい方は、noteのメッセージからPreplyのプロフィールを送ってください。
記事の中で扱う場合は、事前にご相談します。
こちらはご連絡いただいた方がいるので締め切らせていただきます。
修正が完了次第、公開します。
