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久々の地元愛

公園の大きな桜の木、私はベンチに座ってその下で。
レースのような枝からから見える空を見るのが好きです。
少し前の低くて重いそれは、今朝はなんともミルキーな水色。
飛ぶ鳥さえ軽やかに泳いでいます。

もうそこまで春は来ているようです。
大きなクスノキは一回りほかの木より大きくて太い幹に全体がまあるくてその葉の色からもまるでブロッコリー。

近くの山ははっきりとその稜線を描いてハイキング日和であることを
知らせています。

四季のある国に生まれて何にも感じずその贅沢さえ当たり前のように思っていた遠い昔。小学校に登校する朝には、何気なく山を見上げるのがいつもでした。

 日本で一番住みやすい都市は神戸!という初老の方とお会いしました。少々お世辞を交えての他府県からの方なのかな?と思っていたら…。

その方は東京生まれのアラスカ育ち。大人になってから世界各国いろんな場所に数年住まわって50才になった時に日本に帰国されたとか。そこで今度は日本中、いろんなところにしばし根を下ろして肌で感じる自分に合った終の棲家を探したとか。

神戸がいい!となったのは一つに気候。雪国に住んだ経験からすれば…。
二つ目は自然と都会のバランスがいいこと。神戸の人はその地形から北を山側、南を海側と呼んで脳内地図を作っている。

交通の便利さ、新幹線、JR、私鉄沿線、海に向かえば空港があり、関空にも海路からで短時間。便利さも気に入ったとか。小さな旅行なら、奈良、京都、大阪、思い立ったら電車に乗るだけ!

食べ物は海の物、山の物と素材が豊富で本当に美味しい!

もう少し足を延ばせは温泉だって!

それに町は異国情緒あふれる場所がそこここにあり、お洒落なお店は路地裏に、お気に入りのカフェや洋食のお店はいつもの散歩道で見つけることができる。

と、褒めることしきりなんです。それを聞きながらそこまで私は感じていたのだろうか?と。

身近にあると気が付かないもの。
当たり前のように過ごしているこの街が最近は少し違って見えました。

生まれ育ったこの場所は、おとなになって一時は離れていても最後は戻ってくる帰巣本能を掻き立てるところ。

そのルーツは祖父母や両親が日常会話の中、神戸を愛していることが分かる話しぶり、ちょっぴり誇りみたいなものもあって、神戸気質の中で育てられたことが知らぬ間に身についているのかもしれません。

たっぷりの珈琲は二杯目。庭に芽吹いた小さな蕾はもうすぐ緑のちいさな庭に姿を変えていくのでしょう。動かなかったメダカや金魚もゆっくりと泳ぎながら春を感じているようです。

今日もいい日にしましょう。





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