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【韓国留学や移住を夢見る人へ】徹底的な調査と準備が8割。韓国留学や生活の大変さを他人や国のせいにするな

はじめに

韓国留学、韓国移住。憧れる人は年々増えています。
K-POP、ドラマ、グルメ、ファッション……
魅力的な要素はいくらでも挙げられるし、それに惹かれること自体は何も悪くない。

でも、その先にある「生活」の話になると、途端に現実が牙をむいてくるわけです。

今回はあえて厳しい言葉で書きます。
これから留学や移住を本気で考えている人にこそ届いてほしい内容です。


1.憧れの裏にある大変さ

①韓国留学生の経済的な大変さ

例えば韓国留学でまず直面するのが、お金の問題ですよね。
学費、生活費、家賃。
決して安くはないです。

その負担を減らすために多くの留学生が(韓国の)奨学金制度を利用しようとします。
※この奨学金は給付型なので借金ではない
(大学によっては、成績優秀者or抽選で大学の学生寮に入れるなどもある)

しかし楽ではないですよね。
普通、奨学金には成績基準があり、それを維持・向上させ続けるための努力が求められます。
当然、勉強だけで生活できないので、アルバイトもしなければならない。

つまり、

  • 慣れない環境で

  • 言語の壁と戦いながら

  • 成績を維持・向上し

  • 生活費を稼ぐためにアルバイトをする

これを同時にこなす必要があるわけです。
(想像以上にハード)

②韓国移住者の大変さ

移住者側にも別の大変さがあります。

文化の違い、会社生活のスタイルの違い。
上下関係、仕事の進め方 etc……

日本とは異なる「当たり前」に一つひとつ適応していかなければならないわけです。

これは「慣れれば大丈夫」で済む話ではなく、時に精神的にかなり削られる経験になります。

2.その大変さは「海外に出る」以上、必ずついてくるものだと覚悟すべき

ここで一番伝えたいのは、こうした大変さは「韓国だから」起きているのではなく、「母国を離れて海外で生活する」以上、避けられないものだということです。

そもそも母国に住んでいようと、
成人を迎え、社会に出れば厳しい現実が待っているものです。

そんな中で“海外”です。

言葉の壁、文化の違い、制度の違い、孤独感。
これらが母国以上に発生します。
韓国に限った話ではないんです。

母国にいたときの「当たり前」がまるっと通用しなくなることも…
これを覚悟せずに飛び込めば、当然しんどくなります。

3.その大変さを他人や国のせいにする愚かさ

実例:SNSで給付型奨学金を「求める」動き

先日SNSで、韓国留学生の生活圧迫や多忙を救うために、日本に対して給付型奨学金を作るよう求めようとしている投稿を見かけました。
(実際に署名のようなものも集めて国に伝えようと..)

しかし、そもそも
日本に海外留学 給付型奨学金制度は
“既に存在”しています。

もし、この国に働きかけようとする動きが
「今ある制度に問題点があるから改善してほしい」という主張であれば筋が通ります。
しかし実際は「制度自体が無い」という前提で、新しく作ることを求める文脈でした。
これでは話が噛み合わない…

これは厳しい言い方をすれば、単なる調査不足です。
『無知は罪』という言葉の通りだと思います。

「憧れの地」に住むための手段になっていないか

韓国留学や移住を夢見る人の多くが、
「留学」や「移住」を「学びやキャリアのための目的」ではなく、
「ただ憧れの地に住むための手段」
として捉えているのではないか?
というのが僕の見立てです。

だから調べる範囲も、

  • 留学や各種ビザの条件

  • 合格可能性の高い大学や制度が充実した大学

  • 福利厚生がしっかりしている企業 etc..

といった表面的な情報にとどまりがちになるんです。

一方で、キャリア設計や人生設計の中で本気で留学や移住を「目的」として捉えている人ほど、自己分析からの明確化、国の補助制度周りを含めて徹底的に調べ上げます。

実際、狭き門とはいえ、国の留学支援(給付金)を申請し、受給している人はコロナ禍の一時期を除いて毎年一定数存在しています。
調べればすぐに出てくる情報です。

-実際の数字を見てみる-

例えば代表的な給付型の留学支援制度の一つに
「トビタテ!留学JAPAN(新・日本代表プログラム)」があります。
文部科学省と日本学生支援機構(JASSO)による官民協働の海外留学支援制度です。

直近の採用状況は以下の通りです。

  • 大学生等
    第16期(2024年度)
    :応募1,369人 → 採用267人(倍率約5.1倍)
    第17期(2025年度):応募1,204人 → 採用268人(倍率約4.5倍)

  • 高校生等
    第11期(2026年度)
    :採用1,083人(応募者数は前年度比約4割増で過去最多)

このような中で「制度が無い」と思いこんでいること自体が、準備不足を物語っていると思います。

そんな自分の準備不足や想像不足には目を向けず、
誰かを悪者にして不満や批判をしていても人生は変わりません。

4.徹底的な調査と準備(想像)で生活は180度変わる

さて、本題を語る前に少し捉え方を変えてみるのはどうでしょうか?
少しだけお付き合いください。

苦しい経験は本当に「悪いこと」なのか

そもそも、留学や移住における苦しい体験は、それ自体が悪いことなのでしょうか?
僕はこれを捉え方次第だと思っています。

今、成功している人の多くは、幼少期や若い頃に苦しい生活や状況を経験しています。

つまり、現状の苦しさや大変さは、後から振り返れば一つの「ストーリー」になり得るし、原動力にもなり得る。

そう考えると、留学や移住初期の苦しい生活や体験は、成功した後に語れる財産になるとも言えないでしょうか?

何より成人を迎えた大人です。
自分自身の選択の結果どうなろうと自己責任であり、
何かを得るために一時的にでも何かを失うことを享受できない時点で覚悟が足りない
とも言える。
(これは国際結婚→移住でも同じことが言えます)

もちろん利用できる制度は利用するに限るし、そういった補助や保険が多いに越したことはない。

しかし、挑戦に伴うリスクや苦労を負って、そこに不満を垂れて騒ぎ立てる程度の覚悟なら「最初から挑戦するな。」でしかない。

そこに納得がいかず、不満や苦労の原因を国や他人に向け、
多くの人を巻き込んでまで仕組みや制度を変えたいのであれば…

既存の仕組みや制度を深く知った上で、
過去のそういった原体験からビジネスや国政を通して仕組みを変えようとする本物の挑戦者の仕事です。

少なくとも準備や想像不足が原因の苦労で愚痴を垂れているだけの人や、
SNSで信者が多少いるだけ(界隈の身内ノリ)の甘ちゃんがやるには器が足りな過ぎます。

ストーリーとして耐えられる人と、そうでない人の違い

苦しい状況を「ストーリー」として捉え、耐えられる人。
これはただ「メンタルが強い」で片付くものではないと思います。

こういう人は未来を見据えている人であり、何より徹底的な準備と覚悟を持ってその土俵に上がってきたという自負が、強いメンタルの裏付けになっているのではないでしょうか。

一方で、現状の苦しさに音を上げ、誰かのせいにして不満を吐露している人の多くは、
単に見通しが甘く、事前準備をきちんとしてこなかった覚悟が甘かっただけの人たちだと思います。

もちろん、徹底的な準備と覚悟、行動をしてきたにもかかわらず、
理不尽な被害や、明らかに他人・国の不手際によって被害を受けている人もいるので、一概には言えないでしょう。

そこは分けて考える必要があると思っています。

とはいえ不必要な苦しみは避けるべき

その上で言いたいのは、「不必要に苦しさを味わう必要はない」ということです。
だからこそ、徹底的な想像と調査、準備をすべきという話につながります。

留学や移住に限らず、
何かに挑戦するときに共通して必要なことです。

僕自身も自分の現状満足や怠惰、準備不足の結果、
味わう必要のなかった失敗も多く経験しています。
だからこそ強く言いたいところです。

この世の挑戦と成功の文脈において、
準備が8割、行動が1割、運が1割

だということを。

反省と後悔の違い

徹底的な準備(想像)をした上での失敗には、
きちんと反省ができます。

しかし、準備不足のまま突っ込んだ末の失敗には、
「反省」よりも「後悔」の比率が大きくなります。

だからこそ、他人や国に矢印を向けて批判する前に、

  • 自分にできたことは何だったか

  • そもそも調査や想像などの準備が不足していなかったか

を、まず振り返った方がいいです。

そして、そんな後悔や不満を持つ前に徹底的な想像や準備をしましょう。
そして、見通しの甘い妄想ではなく、現実を見て覚悟を決め、努力や行動をしましょう。

5.夢から覚めて現実を見ろ

海外留学や移住、就労は、母国生活の倍以上苦しいと思っておいた方がいいです。

日本国内であっても、社会適応や人間関係は難しいわけです。
それが海外になると、言葉だけでなく、文化、常識、法律など、ほとんど全てが日本と異なる…

その違いに適応していかなければならないし、外国である以上、孤独感に襲われることもしばしばあります。

現実の壁とメンタルの壁、
この二つの板挟みが母国以上にかかってくるのが海外生活です。

韓国好き界隈は、興味関心を持ったキッカケも要因の一つで「憧れ」が先行しがちです。
実際、僕の配信にも甘い質問や相談がよく届きます。

まずはその甘さを一度捨てて、現実を見てほしい。

そして徹底的に想像し、準備すること。
それが全ての始まりであり、何より未来の自分から不要な苦しみを取り除いてくれるはずです。

6.最後に:綺麗事を言ってるだけの人に騙されるな

実例として、先ほどの「日本にも給付型支援金(奨学金)を作ってほしい」という話に戻りますが、
僕自身、その投稿主に対して二度ほど「日本にも制度はありますよ」とリンク付きで伝えています。

しかし、本人がその情報を自分の投稿で取り上げることはありませんでした。

アンケートや署名まで募ってグイグイと動いていたその人が、
僕が情報を伝えた後に急に態度を変え、
「自分の勉学やメンタルを優先してゆっくりやっていく」といった形で言い回しを変えました。
(その後はもうこの話題を出すこともなくなりました…)

まさか本人が「その程度の情報を知らなかった」とは考えにくいですが、
そう思ってしまうほどあからさまな方向転換だったわけです。

もし思いが本物であれば、

「みなさん、私知らなかったんですが、日本にもあるらしいです→リンク」
or
「すいません、抜けていましたが日本にも仕組みがあります→リンク。
ただまだ穴があるので、それを改善させたい」

少なくとも僕だったら上記のような対応をします

というくらいの発信はできたはずです。

(なぜならこれから留学を志す人にとっても、賛同した人たちにとっても、
それを知らなかった人たちにとっては有益な情報だからです。)

その有益情報を出さない・共有しない時点で、

自分の無知によって事を大きくしてしまったものの、引くに引けない、認められないという感情が透けてしまいます。

結局、心からの誰かのためのアクションだったのではなく、
それを通して賞賛を得たかった、認められたかったんだと思います。

これこそ「自分が一番かわいい綺麗事(偽善)」の特徴なんです。

本当に旗を立てることが向いている人は、
まずは誰よりも自分を信じてついてきてくれる人たちに誠実です。
自分と夢の利益が最優先であっても、ついてくる人や賛同者に損をさせるようなムーブはしません。

それをせず、メンタルや忙しさを言い訳にし、自分の無知や説明不足からも目を逸らし、綺麗事で上辺を取り繕いながら有耶無耶にする。(逃げる)

こういう人はそもそも旗を立てるべきではないし、
無理に自分を強く見せる必要もないと思います。

最初から身の丈に合わない形で他人を救おうとせず、ただ自分のことに一生懸命取り組んでいればいいわけです。

受信者側も、僕を含めた発信者の言葉や綺麗事をそのまま鵜呑みにしないことです。
自分でも調べる癖をつけましょう。

その上で、発信者自身の上辺の言葉ではなく、全体の動きや言動を冷静に見て、信じるに値する人物なのかどうかを判断した方がいいと思います。


留学も移住も、憧れだけで乗り越えられるほど甘いものではない。

だからこそ、徹底的な調査と準備をした人だけが、
その苦しさすらも自分の財産に変えられる。

誰かのせいにする前に、自分に矢印を向けよう。

それが全てのスタートラインです。

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