【音楽の話】再びの解散を前に「FACT」の話をしたい
2024年末、音楽フェス「REDLINE ALL THE FINAL」にて、奇跡の復活を果たしたロックバンド「FACT」。
2025年内にライブハウスを周るツアーを経て、10/5(日)開催の主催フェス「ROCK-O-RAMA-THE END」にて、本当の解散となる。
その勇姿を見届ける前に、FACTについて書いておきたい。
「FACT」は、1999年に結成し、2015年に解散した、知る人ぞ知る伝説のラウドロックバンド。
メジャーデビュー時に能面で顔を隠した鮮烈なビジュアルが印象的で、以降数年は、素性が一切不明な覆面バンドとして活躍していた。
同列の覆面バンドとしては、MAN WITH A MISSIONなんかが挙げられるかもしれないが、メディアに多く出演してキャラクター性を全面に出したマンウィズと比較すると、FACTはメディアに出て話す機会が極端に少なかったので、かなり謎めいた存在で、楽曲以外の情報がほとんどなかった。
素顔を出し始めてから、ちょっとTV出演なんかがあると、意外と訛りが強い喋り方をしていて、ミステリアスだと思っていた印象がかなり払拭された覚えがある。
楽曲としての特徴は、「激しく複雑なのに超キャッチー」。
ハードコア・パンクを基軸に、スラッシュメタル、デスメタル、グラインドコアのようなエクストリームなものから、エモ、エレクトロ、ダンス・ミュージックを取り入れた唯一無二の音楽性、Aメロ→Bメロ→サビ みたいな繰り返しではなく、そこからD~Gメロぐらいまで展開する複雑な曲構成、それなのにメロディがキャッチーで誰もが口ずさめるようなポップさを備えている、誰にも真似できない音の虜になること間違いなし。
そしてライブ。
Youtubeに上がっているFACTのライブ映像を見ると、何故かダッチワイフが宙を舞っていて、他のライブでは絶対に見られない光景が繰り広げられている。どうやら復活後のライブハウスツアーでも同じようにダッチワイフを持ち込んだ客がいたらしい。
数多いるラウドロックバンドの中でも、独自の音楽性でシーンを盛り上げていたFACTが、ついに本当の終わりを迎える。まだまだ見ていたいし惜しい気持ちはあるけれど、最後のライブが素晴らしいものになることを願って現地に向かいます。
最後に好きな曲を貼って終わり。
「ROCK-O-RAMA-THE END」でお会いしましょう。
