駒形どぜうのこと①
【駒形どぜう】のこと 前編
江戸から220余年つづくその暖簾を前に、はやる気持を撫でつける。
【泥鰌 どじょう】の【酋】には『みみず』の意味があり、又『酒壺からの香気』の意味もあるという。
『泥鰌』も『みみず』も泥土に生息する事。泥鰌が水中で上下する動きが『酒呑みのふらつき』に喩えられる事が名前の由来なのだそう。
お酒の世界にも呑み過ぎによる酩酊を【泥酔(でいすい)】と表現する。
これは水が無ければ酒に酔ったように身をよじり続ける『泥(架空の水中生物)』の姿に由来する。
泥土(田んぼ)で育ったお米とお酒、その田んぼで泥鰌も育ち、人々の貴重なタンパク源となって来たのである。
