つながりを価値にする発信。まちを学び場にしていくステップ
市役所時代は、いい話がないかなと待っていた。
なるべく会いに行くようには心がけてきたつもりだった。それでも、根っこのところでは「待っていた」んだと思う。
今は違う。発信して、それを伝えてまわる中で、反応をもらえるようになった。
連携や動きにつなげられるよう、考え続けたい。能動的な日々が、面白い。
発信していたら、つながりが深まる
まちづくりの仕事は、これまで「会いに行く」ことで関係を築いてきた。訪問して、話して、少しずつ信頼を積み重ねる。話せることを間違えないように伝える。
でも今回は違った。考えながら書いている。
それを見た、大学の先生から、「この考え方は、うちの学生の卒業後の姿にぴったり合う」というメッセージが届いた。別の大学の先生からは、自分の研究テーマと重なると、具体的な連携の話が来た。
地方で探究学習を実践している高校の先生からは、「外部コーディネーターが全国的に足りていない」という実感を共有してもらった。
地域とデザインをつなぐ会社、まちづくりを実践している人、市民参加のワークショップが得意な会社——立場も地域もバラバラな人たちから、それぞれの視点で反応が届いた。
先日は、地域とデザインをつなぐ会社の方とオンラインで話す機会があった。「まちを学び場にする」という考え方に共感してくれて、話しているうちに「学生が大人と一緒に語り合う場をつくりたい」「大人図鑑のような企画ができたら面白い」というアイデアが出てきた。
考えていたことが反響していく心地よさを感じている。
「つなぐ人がいない」は、自分だけの実感じゃなかった
一番驚いたのは、共通する感覚があったことだ。
みんな、それぞれの現場で「つなぐ人がいない」ことに悩んでいた。学校と地域、行政と市民、デザインと行政——立場は違っても、同じ壁にぶつかっていた。
自分が5年間かけて感じてきたことは、自分だけの特殊な悩みじゃなかった。全国の色々な場所で、同じ課題意識を持った人がいた。
見えてきた3つのキーワード
反応を振り返ると、3つのキーワードが浮かび上がってきた。
コーディネーター不足
学び直し
経済的持続性
それぞれ何を意味するのか、次回詳しく書く。
→ 「ソーシャルアーキテクトとは何か」
→ 「地域が学びのフィールドになる5条件」
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ニシムラ/まちを学び場にしたい
地域が学びのフィールドになる仕組みを、自治体・学校・地域事業者と一緒につくっています。元多摩市役所職員(12年)。まちづくり・ふるさと納税・探究学習を一本の思想でつなぎ、2030年の学習指導要領改訂を見据えて実践中。探究学習アドバイザー、講演活動なども。
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→ @machi_manabi
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