【 絶体絶命のピンチから、奇跡のラスト 】
前回、脚を負傷し大ピンチの中
『まさかまさかライバル出現』の続きです。
運命の37km地点。
ここで再び、別のヨーロッパ系選手(M45クラス)に抜かれました。
またか!
世界は、そう簡単には勝たせてくれない。
一気に上がったペースに、ただ必死に食らいつきました。

すでに脚は爆弾を抱えた状態。
「ここまできたら、絶対に世界一を獲る」
「このチャンスを、絶対にものにする」
最後まで諦めてはいけない。
勝つことを信じて、スパートのタイミングを瞬時に考え抜きました。
仕掛けられるのは、間違いなく一回きり。
もし脚が完全に止まって歩いてしまっても、メダルを死守できるのは。
「42kmを過ぎ、残り200m」
そこで、ラストスパートに全てを懸けようと決めました。
何とか粘りぬき、いよいよ42km通過。
「ここが勝負所!」
一か八か、思い切って仕掛けた瞬間。

差が開き、わずか【 3秒差 】でトップのまま逃げ切ることができました!
ゴールした瞬間は、自然とガッツポーズと雄叫びが飛び出していました。

最後の最後まで勝てる保証なんてどこにもない、まさに命がけのサバイバルレースでした。
だからこそ、一生忘れることのできない最高のレースになりました。

日本からのたくさんの応援、本当にありがとうございました!
次回、レース後の選手村編。
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