新たにリリースされた「ChatGPT5.6」について解説【入門編】
2026年7月9日、OpenAIは新しいAIモデル群「GPT-5.6」を発表しました。今回のアップデートは、これまでの「GPT-4からGPT-5へ」といった単純な世代交代ではありません。むしろ、「AIをどう分類するのか」という考え方そのものが変わったアップデートと言ったほうが近いでしょう。
今回の記事はちょっと有能になったChatGPT5.6のサポートを受けながら書いています。

▶GPT-5.6で一番変わったこと
これまでのChatGPTは比較的シンプルでした。たとえばGPT-4の時代なら、「GPT-4を使う」「GPT-4oを使う」といったように、利用者はモデルそのものを選ぶだけでした。
ところがGPT-5.6では、「どのAIを使うか」と「どれくらい考えさせるか」が別の概念になりました。
この二つが混ざってしまうことが、現在のGPT-5.6が分かりにくい最大の理由です。
まず、「どのAIを使うか」という話があります。
GPT-5.6には、Sol、Terra、Lunaという三つのモデルが存在します。
最上位モデルがSolです。複雑な調査、長文の作成、プログラミング、研究支援など、高い能力が求められる仕事を想定して作られています。
その下に位置するのがTerraです。性能とコストのバランスを重視したモデルで、企業での業務利用や大量の文章処理などを効率よくこなすことを目的としています。
さらに軽量なのがLunaです。高速な応答と低コストを重視したモデルで、要約や分類、定型文生成のような軽い処理を大量に行う場面を想定しています。
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