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わが家の神様

疲れている日。
でも、できればちゃんと作りたい日。

そんなとき、私がお世話になるのが
コープのミールキット。

子どもが好きそうなものを
毎週いくつか注文しておいて、
冷凍庫にそっとストックしておく。
うちは二人前入りのものを買っている。

わが家の子どもは、かなり偏食だ。
好きなものでも食べない日があるし、小食でもある。

なのに、連絡帳には「完食」の文字が並ぶ。

きっと保育園では頑張っているんだろう。
だから家では甘えているのだと思う。
そう思わないと、涙が出そうになる。

ミールキットを調理しても、
子どもの気分によっては全く食べてくれない日もある。

スープとごはんだけ食べて、
おかずは手つかず。なんて日もざらだ。

そんなときは翌朝に回す。
それでも食べなければ、私のお腹に収まる。

……おいしい。

自分で味つけしてないだけで、こんなにおいしい。
誰かが作ってくれたら、もっとおいしい。

子どものころ、
ごはんが毎食用意されているのが当たり前だった。

母も、いろんなものに頼りながら
毎日を回してくれていたんだろう。

ミールキットの日もあっただろうし、
外食の日、デリバリーの日、
レトルトの日だってあったと思う。

それでも、私が困らないように
毎日を回すことを続けてくれていた。

親になって、はじめてその重みがわかる。

結局、親が倒れたら
子どもを見てくれる人はいない。
そのとき詰むのは、子どもだ。

だからこそ思う。
自分を大事にすることが
子どもを守ることにつながるのだと。

わが家のミールキットは、
ただのごはんじゃない。

毎日をまわすための、
小さな、小さな「神様」のような存在だ。

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