梁たちのとの出会い
父とその兄弟が育ち、母が嫁ぎ、私たち兄妹が育ち巣立ち、そして母が旅立ったこの家。この梁たちは、天井裏で、静かに私たちの90年を見守り続けていた。私の先祖が、そして私がこの家で暮らしていた時代、梁たちは天井板の上に隠れていた。
去年の晩夏、ちょっとこわいな?と思いながら覗いてみた2階の天井裏にかすかに見えたその一部。なんだか、とても太い。
もしかしたらこの梁はとてつもなく立派なものではなかろうか?
その頃、こじんまりと空き家利用として古民家民泊を始めようと準備を始めていた。お世話になっている工務店さんと天井裏から見えた梁の一部を共有し、天井を全部外してみようと決めた。
そしてこの梁たちはその姿を露わにして、私に覚悟を決めさせた。
あなた達を今の世代に届けたい。 2025年 9月の事
