ETFと投資信託、何が違うの?
みなさまこんにちは。のびのびアセットです。
前回は、「絶対儲かる」という言葉に出会ったときに、どう身構えればいいのかについてお話ししました。
今回は予告どおり、「ETF」と「投資信託」、何が違うのかについて整理していきます。
◆ 一番の違いは、「取引される場所」
ETF(上場投資信託)は、株式と同じように証券取引所に上場していて、取引時間中はリアルタイムで価格が変動し、いつでも売買できます。
一方、一般的な投資信託は取引所に上場しておらず、1日に1回だけ計算される「基準価額」で、その日の終値ベースで売買が成立します。リアルタイムで値段を見ながら売買することはできません。
◆ 買い方にも違いがある
投資信託は、ネット証券などで100円程度から購入できる商品が多く、毎月の積立設定もしやすいのが特徴です。
ETFは、株式と同様に「口数」単位での購入となるため、最低購入金額が投資信託よりまとまった金額になりやすい傾向があります(近年は一部の証券会社で単元未満株のように少額から買える仕組みも出てきています)。
◆ NISAとの相性
新NISAの「つみたて投資枠」で選べる商品は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託が中心で、対象となるETFはごく一部に限られています。一方、「成長投資枠」であれば、ETF・投資信託・個別株など、より幅広い商品を選ぶことができます。
コツコツ積み立てるスタイルであれば投資信託、取引のタイミングや自由度を重視するならETF、という向き不向きがあると言えます。
◆ 結局、どちらを選べばいいのか
コスト面では、両者とも近年はかなり低水準に収れんしてきており、決定的な差にはなりにくくなっています。
「毎月自動で淡々と積み立てたい」という、このブログで一貫してお伝えしている運用スタイルには、細かい売買判断が不要な投資信託の方が、相性が良いと言えます。
◆ 私の場合は
正直に言うと、私自身はETFを一度も購入したことがありません。
ビットコイン連動型など、「ETFという形でしかアクセスできない」アセットについては検討したことがあります。証券口座があれば、通常の株式と同じ感覚で買えるという手軽さは、魅力に感じました。
ただ、結局は購入まで至らず、今も投資信託(というかインデックス投資信託)一本でやっています。
そして私にとって、ETFという言葉で真っ先に思い浮かぶのは、日銀が金融緩和政策の一環として日本株のETFを買い入れ、株価を下支えしていた、というイメージです。個人が使う道具というより、国が相場をコントロールするための道具、という印象が強く残っています。
◆ 最後に
ETFと投資信託は、中身が同じインデックスに連動していても、器としての性格が異なります。自分の運用スタイルに合った器を選ぶことが大切です。次回は、多くの人が一度は耳にしたことのある「老後2000万円問題」について、結局どういう話だったのかを整理していきます。
お楽しみに!
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