【週末パン作り部】結果より過程を楽しむフォカッチャ
「夫婦で共通の趣味をつくろう!」
そんな一言から、私が勝手に名乗り出した「週末パン作り部」。2人のお休みが重なる週末、コッソリひっそり、小さなアパートの一室で始動します。
初回となる、11月の最終週末。
具沢山なフォカッチャを作りたいと思います。
パン作りはまだまだ初心者な我々は、まず新しい道具を手に入れるところからスタートしました。

キッチンスケールの登場。
今まで、私が一人暮らし時代に購入した、100均のアナログのものを使用していましたが、これが計りにくい!!!アナログだから正確かも分からないし、とにかく台が小さくて不安定。
新たな文明の力を手に入れた我々は、慣れない手つきで、正確に強力粉を計っていきます。
🥖
こねる作業は男手に任せて、私は司令塔になります。オリーブオイルを使って、ツヤツヤな表面を目指します。

突然ですが、私はパン作りで、「発酵」の時間が好きです。
パンを寝かせている間、私の期待はムクムク膨らんで、それに追随するように、パン生地の方もムクムク膨らんでくれます。
寝ている生地に母性が湧いて、「早く大きくなぁれ」、「1時間後にまた会おう」という豊かな気持ちになります。
思えば、私は「過程」が好きなのかもしれません。
私は学生時代、勉強が好きでした。勉強とは目標を達成するために仕方なくするものであって、楽しむものではないのかもしれません。
「勉強が好き」と打ち明けても、「優等生」と言われるばかりで、その奥にある本当の理由に触れてくれる人は多くありませんでした。
勉強すると、「世界が色付く」と感覚がします。何も知らない世界はモノクロで、そこの知識が宿ると、「あの花は〇〇だよ」「光には温度があるんだよ」と色付いていきます。
勉強するたびに、色が増える。
その感覚が大好きでした。
私は中学生時代に別室登校をしていました。教室には通えなかったので、クラスメイトより勉強が遅れていました。
「せめて高校には入ってくれ」と親に言われていましたが、私にはシャーペンを握れない日々が続きました。高校入学を目標にした時、私にはあまりにも高い壁で、太刀打ちできませんでした。
しかし、先ほどの勉強の楽しさにふと気づく瞬間がやってきます。勉強を楽しむようになり、いつしか進学校受験も夢じゃないと言われ、実際に合格できました。
人には「目標型」と「過程型」があるのだと思います。過程型の私は、目標を描いて努力するよりも、その過程を楽しむ方が結果に近づくようです。
多分、美味しいパンを作ることを目標にしたら、私はパン作りを諦めてしまう気がします。それより、「作る過程を楽しむ」にフォーカスした方が、ずっと合っています。
美味しいパンという結果より、
パン作りという過程を楽しむ。
私は楽しみを見つける才能を信じてみたいです。
🍞

ガス抜きをして、成形しました。
オリーブオイルをたくさん塗ったので、表面がテカテカしていてかわいいです。
子守唄(米津玄師のLemon)を聴かせたり、こたつの上で寝かせたり、発酵時間を有意義に過ごしてみました(?)。

温かい寝床を作るために、試行錯誤します。
なかなか発酵しませんが、10分おきに様子をみます。とても待ち遠しいです。

指でズボズボ穴を開けて、いよいよ具材をトッピングです。
さて、肝心の具材は、私が好きなYouTuberさんのレシピを参考にしました。ベーコンとモッツァレラチーズとミニトマトです。

いよいよ、190度のオーブンで焼き上げます。
部屋中、香ばしく匂いがしてきました。今か今かと、オーブンに張り付いて、フォカッチャを見守ります。

ハァ!なんて美味しそうに焼けたんでしょう。早くお皿に盛り付けて、実食です。

はふ。ふわ。もぎゅもぎゅ。
めちゃくちゃおいしーーーーー!!
パン生地はふわっふわで、チーズがとろり。ちゃんとパンになってます。小麦の味わいが優しく香って、手作りの良さを最大限に伝えてくれます。
焼いたトマトはジューシーで、ベーコンの肉肉しさもたまりません。
10時半から作り始めて、出来上がったのは14時。とてもお腹が空いていたので、暴れる食欲を制御できずに、勢いのまま完食しました。
🥐
過程を楽しむフォカッチャ作りは大成功です。
どうせ作るなら美味しいものを作らなきゃ、人様に笑われないものを作らなきゃ、と意気込んでいたところがあった気がします。
しかし、出来上がるまで、「どんなフォカッチャができるかなぁ」とワクワクする時間が愛おしくて、すごく楽しく作ることができました。
結果に縛られなくていい。
過程を楽しむのは負けじゃない。
これからも楽しむ過程を大切に、物事に取り組んでいきたいです。
次回の週末パン作り部はなにを作ろうかな。
お楽しみに〜🥐
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いつか本を出版するのが夢です💪