高いカメラを買えば、初心者でも上手くなるのか?
カメラを初めて20年間、いろんなカメラを使ってきました。
レンズも数え切れないくらい使ってきました・・
そして最近、ふっと思ったんです。
「高いカメラを買ったら、本当に写真って上手くなるのかな?」
カメラ好きなら、一度くらい考えたことありませんか?
今使っているカメラより、もっと高いカメラ。
いっそのことフラッグシップ!
「このカメラを買えば、今よりもっといい写真が撮れるんじゃないか?」
僕も昔は、普通にそう思っていました。
レンズ沼があるように、カメラにも沼があります。
特に初心者の人が落ちやすい沼です(笑)
今日はそんなお話です。
いきなりタイトルへの結論ですが、
たぶん、上手くなりません(笑)
もちろん、高いカメラには高い理由があります。
AFの食いつきが速い。
暗い場所でもきれいに撮れる。
連写が速い。
昔だったらプロしか撮れなかったような写真を、
今では普通の人でも撮れてしまう?
これは本当にすごいことです。
ただ、
「カメラの性能が上がった=写真が上手くなった」
ではないんですよね。
ここは結構大事だと思っています。
じゃあ、10万円のカメラと50万円のカメラなら?
ちょっと考えてみてください。
同じ場所で同じモデルさん。
同じレンズ、同じ時間。
違うのはカメラだけ。
10万円のカメラと50万円のカメラ。
どっちで撮った写真の方が「上手い写真」になると思いますか?
もちろん、細かく見れば違います。
しかし、
InstagramやXに載せる写真だったら、
「この写真、50万円のカメラで撮ったな!」
なんて、ほとんどの人には分からないと思います。
それよりも、
どこで撮ったのか。
何を撮ったのか。
どんな光だったのか。
どんな構図にしたのか。
こっちの方が写真には大きく影響します。

じゃあ、ここで、安いレンズと高いレンズはどうなの?
例えば、5万円のレンズと20万円のレンズ?
私は昔から
カメラよりレンズにお金をかけるべき!
と言っています。
例えば、
カメラは10万円で十分!
その分レンズなら20万円でも払います。
なぜか?
レンズを変えると写真そのものが変わるから。
例えば、代表的なレンズ「85mm」には、だいたいどのメーカーも
F1.8とF1.4があります、
数字だけ見ると、ちょっとしか違わないように感じますが、
値段は3倍も違います!

そのレンズを実際に、両方使ってみると、
かなり違うことに気づきます。
解像感だったり、
コントラストだったり、
ボケだったり。
いろんなところで違いが出てきます。
僕はこういうのを、
「写真が重い」
って表現するんですよね。
高いレンズで撮った写真って、
なんというか、写真そのものに重さがある。
逆に安いレンズは、
ちょっと軽い写真に感じる。
もちろん、これは完全に僕の肌感覚の問題かもしれません。
人によって全然違うと思います。
だからこそ、
もし一度も高いレンズを使ったことがないなら、
一度使ってみてほしい。
買わなくてもいいです。
レンタルでもいい。
実際に使ってみることをお勧めします。
CanonならLレンズ。
ニコンならナノクリスタルコートを使ったレンズ!
ソニーならGMレンズ!
そして、その写真をじっくり見てみる。
できればスマホじゃなくて、14インチのノートパソコン でも無くて、
大きな、「24インチ以上」のパソコンのモニターで!
全然違うことに気がつくと思います。
でも、いいレンズなら、わざわざパソコンで見なくても、
カメラの3インチの液晶モニターでも違いがわかるはずです。
そのくらいすごいんです!
感動します。

でも、実はもっと大切なものがある
ここまで機材の話をしておいて何ですが、
最近はもっと大事なものがあると思っています。
それは、
モデルさんです。
もっというと
素晴らしいモデルさんです!
モデルさんにもいいモデルさんがいます!
独特の個性、オーラを持ったモデルさんがいるのですね!
InstagramとかXとか見ていると、モデルさんって皆さん同じに見えないですか?
その、同じに見えるモデルさんの中で、一際輝いているモデルさんがいるんですね!
ほんとたまにですが・・・
多分、50人に1人くらい。
いや、もっと少ないかもしれません。
100人に1人?
もしかしたら、1000人に1人かもしれない?
ポージングも表情の作り方も格別に上手いモデルさんがいます。
ポージングが普通に上手いモデルさんはいます、が
しかし、「格別に」ポージングが上手いモデルさんはまれにしかいません!
世界が違うんです!
たぶん血液型はB型のモデルさんです!(笑)
これ、本当に大きいです。
50万円のカメラを持っていても、
撮る人がいない、或いは素敵なモデルさんがいなかったら、素敵なポートレート写真は絶対に撮れません。
逆に10万円のカメラでも、
「この人を撮りたい!」
と思えるモデルさんがいたら、
素晴らしい写真が撮れまくります!
これって、結構大事なことだと思うんですよね。
そして不思議なことに、
自分では
「まあ、普通の写真かな」
と思っていた写真でも、「素敵なモデルさん」が写っているだけで、
なんだか写真が輝いて見えることがあります。
だから僕は、
「この人、このモデルさんを撮りたい!」
と思える人を見つけることの方が、
カメラを買い替えることより大事なんじゃないかなと思っています!
「モデルなんてみんな同じ!だから誰でもいい!」
からは卒業しましょう。

高いカメラが悪いわけじゃない
もちろん、誤解してほしくはありません。
僕だって高いカメラは欲しいです
というか、
めちゃくちゃ欲しいです(笑)
新しいカメラが出ると、
つい、スペックを見てしまう。
だから、高いカメラを買うことが悪いわけではありません。
問題は、
「高いカメラを買えば、写真が上手くなる」
と思ってしまうこと。
そうではなくて、
「自分が撮りたい写真を撮るために、このカメラが必要」
という順番の方がいいと思っています。
必要だから買う。
撮りたい写真があるから買う。
この順番です。
カメラはポートレートを撮るなら10万円のフルサイズカメラで十分!
その分レンズにお金をかけましょう!
そして、写真が映える素晴らしい、モデルさんを撮りましょう!
カメラは、必要になったときに買えばいい
例えば、
「もっと暗い場所で撮りたい」
そう思ったなら、
高感度に強いカメラを買えばいい。
「もっと速く動くものを撮りたい」
そう思ったなら、
AFや連写性能の高いカメラを買えばいい。
「もっと大きくプリントしたい」
そう思ったなら、
高画素機を選べばいい。
つまり、
カメラを先に買うんじゃなくて、撮りたい写真が先なんですよね!
これが大事なんじゃないかなと思います。

結局、写真を上手くするのは何なのか
じゃあ結局、
写真を上手くするのは何なのか。
もちろん、カメラ本体やレンズ全て大事です。
でも、僕はやっぱり、
「撮ること」
だと思っています。
10万円のカメラで1,000枚撮った人。
50万円のカメラで100枚しか撮っていない人。
どっちが上手くなるでしょう?
僕は、
1,000枚撮った人だと思います。
だから、
「もっと写真が上手くなりたい」
と思ったら、
いきなりカメラを買い替える前に、
まず写真を撮ってみる。

撮りまくってみて、
「もう少し背景をぼかしたい」
と思ったら、いいレンズを買う。
「もっと印象的な光を作りたい」
と思ったらストロボを買う。
「もっといろんな写真を撮りたい」
と思ったら遠くまで撮りに行く。
そうやって少しずつ、
自分に必要なものを増やしていけばいい。
その方が、
写真が、もっと面白くなると思います。
写真って、
「撮らなきゃ上手くならない」ので。
( 撮らないで上手くなった人を私は知りません!)
どんなに高いカメラを持っていても、
家に置いたままだったら何も始まりません。
そして、たくさん写真を撮っているうちに、
「やっぱり、もっといいカメラ欲しいな……」
となる
まあ、それは仕方ないです。
カメラ好きですから。
カメラ沼って、本当はそういうものなんですよね・・・
レンズ沼にはハマってもいいかもしれません、
いろんなレンズを使ってみないとわからないところはありますから。
ただ、結局のところ、大三元レンズに戻ってくることになるんですね!
カメラもいろいろなカメラを使ってみて、
結局のところ、使いやすい中級機に戻ってくることになると思います。
それまで待ちますか?(笑)
高いカメラを買うということは、いつでもできます。
でも、今日撮れる写真は、今日しか撮れません。
だから、カメラを買い替える前に、まず撮りに行きましょう。
そして、1000枚くらい撮ってみてください。
それでも「もっといいカメラが欲しい」と思ったら、
そのときは、もう買ってしまいましょう(笑)
