大学教員が採点用の赤ペンを比較|大量の答案でも手が疲れにくいのは?
多くの大学がそうかもしれないが、弊学は、先週前期の定期試験で落ちた学生あるいは何らかの公的理由で受験ができなかった学生に対する追再試験の期間であった。
追再試験は多くの場合有料である。それゆえ、勘違いされることも多いが、教員には何の手当もない(少なくとも私が勤務したことがある3大学は)。つまり、完全にボランティアである。こちら側としては、全員一発で合格してくれればそれが一番なのである。しかしながら、単位を認定するという責任があるため、できないまま通すわけにはいかない。
一番多い科目の場合、400人近い受講者がいて、100人ぐらいが再試験対象となる。全て記述式のテストなので採点が本当に大変……
ということで、手に負担がかからない赤ペンを探求している。
最初はこれ。やっぱり採点はこのタイプかなと思って長年愛用していた。書き味は比較的なめらか。ただ、最初はいいのだがインクが減ってくるとペン先と紙の摩擦が気になる。
次いで、万年筆。書き味はいいけど、大量に採点してると変に力が入ってペン先が折れそうになる。
比較的滑りが良い。上質紙なら全く問題ないが、答案が印刷されている再生紙は少しざらついているため、やっぱり摩擦が気になる。
そして、結局最終的に落ち着いたのが、有名なジェットストリームの1.0 mm。これは良い。普段使いは0.5 mm以下が良いのだが、太い分摩擦が少ない気がする。大人数の採点でも負担は少ないように思う。
けど、やっぱり400人越えは疲れる。もっといいものはないかと試す日々である。
