「医学部受験塾メドイニット」に入って後悔した話
こんにちは。
ゆるふわ医学生あおいです。
今回書かせていただくのは、
「医学部受験塾メドイニット」に入って後悔した話。
最初に言っておくと、メドイニットに入ったこと自体を後悔しているわけではありません。
むしろ、私はメドイニットに入っていなかったら、医学部に合格できていなかったと思います。
現役で医学部に全落ちして、もう諦めようとしていた私が、浪人1年で医学部に合格できたのは、メドイニットで勉強の方向性を見直せたからです。
ただ、実際に通ってみて思ったのは、
メドイニットは“入れば自動的に合格できる塾”ではない
ということです。
そして、
楽に受かれる塾でもありません。
向いている人もいれば、向いていない人もいると思います。
今回は、合格した今だからこそ言える、メドイニットに通って大変だったこと、きつかったこと、そしてそれでも自分には必要だったと思う理由を、本音で書いてみようと思います。
入ったら自動的に合格するわけではありません
これは最初にちゃんと書いておきたいのですが、メドイニットに入ったからといって、自動的に医学部に合格できるわけではありません。
私は結果的に合格できました。
でも、入塾した瞬間に成績が勝手に上がったわけではありません。
先生たちが代わりに勉強してくれるわけでもありません。
合格までの道筋を一緒に考えてくれる。
自分に合った学習計画を立ててくれる。
分からないところやズレているところを指摘してくれる。
志望校選びや受験戦略も相談できる。
それは本当にありがたかったです。
でも、最後に勉強するのは自分です。
だから、
「メドイニットに入れば自動的に受かる」
というより、
「医学部に受かるために必要なことから逃げられなくなる」
という表現の方が近いかもしれません。
私が合格した2026年度入試では、メドイニットから医学部医学科に延べ109名合格したと聞きました。
正直、すごい実績だと思います。
でも、塾側はその実績だけを大きく押し出して、
「入れば受かります」
という見せ方はしていなかった印象があります。
医学部受験生を長く指導してきて、医学部に合格することがどれだけ難しいかを分かっているからこそ、
「入ったら勝手に合格する」とは思ってほしくない
のだと思います。
そこは、通っていた側から見ても誠実だと感じました。

後悔したのは、「入れば楽になる」と少し思っていたこと
メドイニットに入る前の私は、どこかで少しだけ、
「塾に入れば、何とかしてもらえるかもしれない」
と思っていた気がします。
もちろん、医学部受験がそんなに甘くないことは分かっていました。
でも、現役で医学部に全落ちして、かなり追い詰められていたので、どこかで塾に救ってほしい気持ちがありました。
実際に入ってみて分かったのは、メドイニットは魔法みたいに合格させてくれる塾ではないということです。
合格までの道筋は一緒に考えてくれます。
学習計画も立ててくれます。
先生方も親身に見てくれます。
でも、実際にやるのは自分です。
やるべきことが明確になる分、逆に逃げられなくなります。
今思うと、そこが一番大変でした。
毎週先生と会うのが、つらい時もありました
メドイニットは個別指導なので、毎週先生と会います。
これは本当に良いところでもあります。
分からないところを質問できるし、自分の状況を見てもらえるし、勉強のペースも確認してもらえます。
でも、結果が出ていない時期は、それがつらいこともありました。
先生はもちろん責めたりしません。
むしろ、優しく励ましてくれます。
でも、その優しさが逆にきつい時もありました。
「こんなに見てもらっているのに、結果が出せていない」
「先生は励ましてくれているのに、自分は全然できていない」
「また同じところでミスしてしまった」
そう思って、授業前に少し気が重くなることもありました。
集団授業だと、良くも悪くも自分が埋もれることがあります。
でも個別指導では、自分の弱点も、進んでいないところも、全部見えます。
それはありがたいことでもあり、同時にかなりきついことでもありました。
細かい学習計画があるからこそ、焦ることもありました
メドイニットに入塾すると、合格までの学習計画を立ててもらいます。
全体の計画だけではなく、科目別にもかなり細かく作ってもらいます。
いつまでにどの参考書をやるのか。
どの時期に何を仕上げるのか。
どの科目を優先するのか。
志望校に向けて、何をどのレベルまで持っていくのか。
月単位でかなり具体的に書かれていました。
最初にそれを見たときは、かなり前向きな気持ちになりました。
「この通りにやっていけば、医学部に届くかもしれない」
「自分にも合格までの道筋があるんだ」
そう思えたからです。
現役のときの私は、何をどれくらいやればいいのか分からないまま勉強していました。
だから、合格までの道筋が見えたことは本当に大きかったです。
でも、その一方で、計画があるからこそ焦ることもありました。
予定通りに進まない。
復習に思ったより時間がかかる。
苦手科目で止まってしまう。
模試の結果が思ったように伸びない。
そういう時に計画表を見ると、
「このままで間に合うのかな」
と不安になることがありました。
計画があることは安心でもあります。
でも、計画通りに進まない時は、逆にプレッシャーにもなります。
「計画通り進めること」が目的ではないと言われていました
入塾面談のときに、松崎塾長から言われたことで印象に残っていることがあります。
それは、
メドイニットは計画通りに進めることが目的ではなく、受験当日に合格者最低点を1点でも超えることが目的だ
という話でした。
これはすごく覚えています。
計画は大事です。
でも、計画を消化すること自体が目的になってはいけない。
理解できていないところを飛ばして先に進んでも、結局本番で点は取れません。
だから、多少計画がずれても、分かっていないところは丁寧に確認して、土台を積み重ねながら進めていく。
そういう話をしてもらいました。
頭では分かっていました。
でも、それでもやっぱり、計画通りに進まない時はつらかったです。
「今ここで止まっていて大丈夫なのかな」
「他の受験生はもっと進んでいるんじゃないかな」
「このペースで本当に間に合うのかな」
そう思うことは何度もありました。
ただ、今振り返ると、あのとき無理に先に進まず、理解できていないところを確認してもらえたことが、最終的には合格につながったのだと思います。
私には合っていたけど、全員に合う塾ではないと思います
メドイニットに通ってみて思ったのは、
良い塾だから全員に合う、というわけではない
ということです。
私は結果的にメドイニットが合っていました。
自分で何を優先すればいいのか分からなかったし、現役のときは頑張っているつもりなのに、どこがズレているのか分かりませんでした。
だから、学習計画を立ててもらって、毎週先生に見てもらって、必要なときに軌道修正してもらえる環境はすごくありがたかったです。
でも、人によってはそれが負担になることもあると思います。
自分のペースで自由に勉強したい人。
細かく進捗を見られるのが苦手な人。
周りと競争しながら集団授業で伸びるタイプの人。
すでに自分の勉強法がある程度確立している人。
そういう人には、大手予備校や集団授業の方が合うこともあると思います。
大手には大手の良さがあります。
レベルの高い授業もあるし、周りにライバルがいる環境で頑張れる人もいます。
だから、メドイニットが絶対に全員にとって正解だとは思いません。
ただ、私のように、
「勉強しているのに伸びない」
「何を変えればいいのか分からない」
「自分に合った計画を立ててほしい」
「受験全体を一緒に見てほしい」
というタイプには、かなり合う塾だと思います。
実際、医学部に入ってからメドイニット出身の人と話したとき、学習計画が私と全然違っていて驚きました。
そのときに、
「あ、本当に一人ひとり違うんだ」
と思いました。
ただ、それは裏を返せば、かなり自分の状況を見られるということでもあります。
良くも悪くも、逃げにくいです。
私にはそれが必要でした。
でも、そこがきついと感じる人もいると思います。
医学部生講師は、私には話しやすかったです
入塾前、親からは
「社会人講師の方がいいんじゃない?」
と言われたこともありました。
でも、私は医学部生講師で良かったと思っています。
年齢が近いので相談しやすかったし、実際に医学部受験を乗り越えた人だからこそ、こちらの焦りや不安も分かってくれる感じがありました。
ただ、ここも人によると思います。
絶対にベテランの社会人講師に教わりたい人もいると思いますし、医学部生講師が合わない人もいると思います。
私の場合は、医学部生の先生が身近な目標のように感じられて、
「自分もこの人たちみたいに医学部に行きたい」
と思えたのが大きかったです。
それに、授業以外の学習計画や志望校選びは、塾長やプロ講師の方々にも相談できたので、学生講師だけに任されている感じではありませんでした。
保護者も含めて見てもらえたのはありがたかったです
受験期は、私だけでなく母もかなり不安だったと思います。
母が塾に相談していたこともありましたし、私自身も志望校面談で不安になって泣いてしまったことがありました。
そのときに、ただ励ますだけではなく、現実的にどう考えるべきかを一緒に整理してもらえたのは大きかったです。
ただ、これも「手厚いから楽」という意味ではありません。
むしろ、現実をちゃんと見せられるので、きついこともありました。
でも、今振り返ると、その現実から逃げなかったことが合格につながったのだと思います。
本音で伝えてくれる塾だと思いました
メドイニットに通っていて感じたのは、良いことだけを言う塾ではないということです。
もちろん、受験生を励ましてくれます。
不安なときには支えてくれます。
でも、耳ざわりの良いことだけを言うわけではありませんでした。
医学部受験は甘くない。
今のままだと危ない。
志望校選びを間違えると厳しい。
この科目は本気で立て直さないといけない。
そういう現実も、必要なときにはちゃんと伝えてくれる塾だったと思います。
これは、メドイニットが運営しているYouTubeチャンネル「医学部受験のプロ」を見ていても感じます。
受験戦略に役立つ動画もたくさんありますし、なかには見ていると少し焦ってしまうような動画もあります。
正直、受験生のときにこういう動画を見ると、不安になることもありました。
でも今振り返ると、それはただ不安を煽っているというより、医学部受験の現実をちゃんと分析したうえで、受験生に必要な情報を伝えてくれていたのだと思います。
医学部受験では、見たくない情報もあります。
定員が減るかもしれない。
倍率が上がるかもしれない。
今の志望校が自分に合っていないかもしれない。
今の勉強法では間に合わないかもしれない。
そういう情報から目を逸らしたくなることもあります。
でも、本当に合格したいなら、目を逸らさない方がいいのかもしれません。
メドイニットは、
「大丈夫です、何とかなります」
だけではなく、
厳しいことも含めて、本音ベースで誠実に伝える
ことを大事にしている塾なのだと思います。
私にとっては、それが合っていました。
優しいだけではなく、必要な現実もちゃんと見せてくれる。
でも、そのうえでどうすれば合格に近づけるのかを一緒に考えてくれる。
そこが、メドイニットの良さだったと思います。
向いている人、向いていない人はいると思います
メドイニットは良い塾だと思います。
でも、通ってみて、向いている人と向いていない人はいると感じました。
メドイニットが向いている人
メドイニットが向いているのは、こういう人だと思います。
勉強しているのに成績が伸びない人
何を優先すればいいか分からない人
自分に合った学習計画を作ってほしい人
医学部受験に詳しい人に志望校選びを相談したい人
大手予備校に通っているけれど、このままでいいのか不安な人
先生と相談しながら、自分の弱点を直していきたい人
親も含めて、受験全体を見てもらいたい人
私は完全にこのタイプでした。
現役のときは、自分なりに頑張っているのに結果が出ませんでした。
だから、自分の努力の方向を見直してもらう必要がありました。
メドイニットが向いていないかもしれない人
逆に、こういう人は、集団授業や大手予備校の方が合うかもしれません。
自分で計画を立てて、計画通りに進められる人
周りと競争することで燃える人
細かく見られるより、自由に勉強したい人
先生に進捗を確認されるのがかなり苦手な人
すでに自分の勉強法が確立している人
集団授業のスピード感についていける人
もちろん、こういう人がメドイニットに絶対合わないというわけではありません。
でも、少なくとも私は、メドイニットに通ってみて、
「全員にとって絶対にこの塾が正解」
というより、
「自分に合うかどうかがすごく大事」
だと思いました。
それでも、私はメドイニットに入って良かったです
大変だったことはたくさんあります。
毎週先生に見てもらうのがつらい時もありました。
計画通りに進まず、焦ることもありました。
自分の弱点を直視するのが嫌になることもありました。
でも、それでも私は、メドイニットに入って良かったと思っています。
なぜなら、現役全落ちした私には、
自分に合った合格までの道筋
が必要だったからです。
ただ授業を受けるだけではなく、
今の自分に何が足りないのか。
どの科目をどう伸ばすべきなのか。
どの大学を狙うべきなのか。
計画がずれたときにどう修正するのか。
そういうことを一緒に考えてもらえたことが、本当に大きかったです。
私にとってメドイニットは、楽をさせてくれる塾ではありませんでした。
でも、医学部に合格するために必要なことから逃げずに向き合わせてくれる塾でした。
最後に
「メドイニットに入って後悔した話」と書きましたが、正確に言うと、後悔しているのは入ったことではありません。
後悔しているとしたら、
もっと早く、自分に合った勉強法や戦略を見直しておけばよかった
ということです。
医学部受験は、ただ頑張るだけでは本当に難しいです。
もちろん努力量は必要です。
でも、それ以上に、努力の方向性が大事だと思います。
集団授業が合う人もいます。
大手予備校で伸びる人もいます。
自分で計画を立てて合格できる人もいます。
でも、私のように、
「勉強しているのに伸びない」
「何を変えればいいのか分からない」
「自分に合った受かり方を一緒に考えてほしい」
「厳しいことも含めて、本音で見てほしい」
という人には、メドイニットはかなり合うと思います。
楽ではありませんでした。
でも、私には必要な環境でした。
だから私は、メドイニットに入って良かったです。
