医学部受験中、親に言われて救われた言葉・つらかった言葉
こんにちは。
ゆるふわ医学生あおいです。
今回は、医学部受験中に親に言われて救われた言葉、逆につらかった言葉について書いてみようと思います。
私は現役のとき、医学部に全落ちしました。
その後、浪人して医学部受験塾メドイニットに入り、1年後に私立医学部に合格しました。
医学部受験を振り返って思うのは、受験は本人だけの戦いではないということです。
もちろん、実際に勉強するのは受験生本人です。
試験会場に行くのも本人です。
答案を書くのも本人です。
でも、医学部受験は長くて、重くて、お金もかかります。
だから、親もかなり不安になります。
私も現役時代は、母とよく喧嘩していました。
勉強しているのに成績が伸びない。
模試の結果が悪い。
自分でも焦っている。
そこに親から何か言われると、すぐにイライラしてしまう。
1週間くらい口を聞かなかったこともありました。
今思うと、母も心配してくれていただけだと思います。
でも当時の私は、親の言葉を素直に受け取る余裕がありませんでした。
一方で、浪人の1年間は、現役時代と比べると母との関係がかなり落ち着いていました。
浪人してから成績が少しずつ伸びていたこともありましたし、家族みんなで同じ方向を向けていたように思います。
後から知ったのですが、母はメドイニットの松崎塾長にしょっちゅうメールで相談していたそうです。
その中で、
「子どもにどう接するべきか」
「今はどう声をかけるべきか」
「どういう言葉は避けた方がいいか」
ということもアドバイスしてもらっていたみたいです。
合格した後にそれを知って、
「自分が知らないところでも支えてもらっていたんだ」
と思いました。
今回は、受験生側の目線で、親に言われて救われた言葉と、つらかった言葉を正直に書いてみます。
医学部受験生の保護者の方にも、読んでもらえたら嬉しいです。
親の言葉は、想像以上に受験生に残ります
受験生は、親が思っている以上に、親の言葉を気にしています。
特に医学部受験は、本人もかなり追い詰められています。
模試の判定。
偏差値。
志望校との差。
受験料。
学費。
浪人するかどうか。
周りとの比較。
いろいろな不安を抱えながら勉強しています。
だから、親から何か言われると、たとえ正しいことでもきつく感じることがあります。
親としては普通に確認しただけのつもりでも、受験生側からすると責められているように感じることがあります。
「今日は勉強したの?」
「模試どうだったの?」
「このままで大丈夫なの?」
こういう言葉は、親からすると自然な声かけかもしれません。
でも受験生側は、すでに自分で何度も同じことを考えています。
特に現役時代の私は、結果が出ていない焦りもあって、親の言葉にかなり敏感でした。
ちょっとした言葉でも、
「責められている」
「信じてもらえていない」
と感じてしまうことがありました。
今思うと、母も不安だっただけだと思います。
でも、お互いに余裕がないと、心配の言葉が喧嘩のきっかけになってしまうことがあります。
つらかった言葉①「このままで受かるの?」
これはかなりきつかったです。
正直、自分でも分かっているからです。
このままで受かるのか。
間に合うのか。
本当に医学部に届くのか。
そんなことは、受験生本人が一番考えています。
だから親に、
「このままで受かるの?」
と言われると、正論かもしれないけれど、かなり苦しくなります。
もちろん、親が心配して言っているのは分かります。
でも、受験生側からすると、
「そんなの私が一番不安だよ」
と思ってしまいます。
現役時代の私は、この言葉を言われるとすぐに反発していました。
本当は自分でも不安だから、余計にイライラしていたのだと思います。
つらかった言葉②「なんでできないの?」
これもかなりつらいです。
受験生本人も、できるならできるようになりたいです。
数学が解けない。
化学で点が取れない。
英語の長文が安定しない。
模試で同じようなミスをする。
本人も、好きでできないわけではありません。
だから、
「なんでできないの?」
と言われると、答えようがありません。
自分でも分からないから困っている。
自分でも情けないと思っている。
それでも何とかしようとしている。
そういう状態でこの言葉を言われると、かなりしんどいです。
医学部受験では、頑張っていてもすぐに結果が出ない時期があります。
そういう時期に必要なのは、
「なぜできないのか」
を責めることではなく、
「何を変えたらできるようになるのか」
を一緒に整理することだと思います。
つらかった言葉③「他の子はもっと頑張ってるんじゃない?」
これは本当にきついです。
医学部受験生は、ただでさえ周りと比べています。
模試の順位。
偏差値。
判定。
学校の友達。
SNSの合格体験記。
予備校で見かけるすごく勉強している人。
周りと比べる材料はたくさんあります。
だから親からさらに、
「他の子はもっと頑張ってるんじゃない?」
と言われると、かなり苦しくなります。
もちろん、親は発破をかけるつもりかもしれません。
でも受験生側からすると、
「自分はダメだ」
と言われているように感じることがあります。
現役時代の私は、この手の言葉にかなり敏感でした。
自分でも周りと比べて落ち込んでいるのに、家でも比べられると逃げ場がなくなります。
親が思っている以上に、受験生はもう十分比べています。
だから、家の中ではできれば、他人との比較ではなく、本人の変化を見てほしいと思っていました。
つらかった言葉④「せっかくお金をかけているのに」
これは、医学部受験では特に重いです。
私立医学部受験は本当にお金がかかります。
受験料も高いです。
交通費や宿泊費もかかります。
塾や予備校にもお金がかかります。
私立医学部に進学するなら、学費もかなり高いです。
だから、親がそう思う気持ちは分かります。
でも、受験生本人もそのことは分かっています。
だからこそ、
「せっかくお金をかけているのに」
と言われると、ものすごく申し訳ない気持ちになります。
申し訳ない。
でも結果が出ない。
もっと頑張らなきゃいけない。
でも頑張っても不安。
そういう気持ちになります。
医学部受験でお金の話を避けることはできません。
でも、受験生にとって、お金の話はかなり重いです。
特に浪人中は、親に負担をかけている自覚があるので、その言葉はかなり刺さります。
現役時代は、親子で同じ方向を向けていなかった気がします
現役時代を振り返ると、私も母も同じ「医学部に受かりたい」という気持ちはあったはずです。
でも、気持ちの向き方が少し違っていました。
私は、
「頑張っているのに結果が出ない」
という焦りでいっぱいでした。
母は、
「このままで本当に大丈夫なのか」
という不安でいっぱいだったと思います。
どちらも医学部合格を願っていたのに、お互いの不安がぶつかって、喧嘩になっていました。
ひどいときは、1週間くらい口を聞かなかったこともあります。
今思うと、親子で同じ目標を見ていたようで、実際にはお互いに孤独だったのかもしれません。
私も母も、不安をどう扱えばいいのか分かっていませんでした。
だから、現役時代はつらかった言葉の方が記憶に残っています。
もちろん、母が悪かったということではありません。
母も母で、どう声をかければいいのか分からなかったのだと思います。
浪人時代は、家族で同じ方向を向けた気がします
浪人時代は、現役時代とはかなり違いました。
もちろん、不安がなくなったわけではありません。
浪人している以上、
「今年は絶対に受かりたい」
というプレッシャーはありました。
模試で落ち込むこともありました。
志望校で悩むこともありました。
このままで本当に間に合うのか不安になることもありました。
でも、現役時代のように母と大きくぶつかることはかなり減りました。
成績が少しずつ伸びていたことも大きかったと思います。
結果が少しでも見えてくると、家族全体の空気も変わります。
「この方向で頑張ればいいのかもしれない」
「このまま続けていけば可能性があるかもしれない」
そう思えるようになってから、私も母も少し落ち着いた気がします。
そしてもう一つ大きかったのが、母がメドイニットの松崎塾長に相談してくれていたことです。
私は当時、母がどれくらい塾に相談していたのか知りませんでした。
でも合格後に、母がしょっちゅうメールで相談していて、子どもへの接し方についてもアドバイスをもらっていたと知りました。
それを聞いて、
「あの1年、母も母で頑張ってくれていたんだ」
と思いました。
浪人時代は、私だけが頑張っていたわけではありません。
母も不安を抱えながら、私にぶつけすぎないようにしてくれていたのだと思います。
そのおかげで、家族みんなで同じ方向を向いて受験に向かえた気がします。
救われた言葉①「頑張ってるのは分かってるよ」
浪人時代に言われて救われた言葉の一つが、
「頑張ってるのは分かってるよ」
です。
医学部受験では、結果が出ない時期があります。
勉強しているのに伸びない。
模試の判定が悪い。
過去問が解けない。
周りが伸びてきて焦る。
そういうとき、結果だけを見ると、自分の努力まで否定されたような気持ちになります。
でも、親から
「頑張ってるのは分かってるよ」
と言われると、少し救われます。
もちろん、頑張っているだけでは合格できません。
でも、努力していることを見てもらえていると思えるだけで、少し気持ちが楽になります。
受験生は、結果を出さなきゃいけないことは分かっています。
だからこそ、家ではまず、頑張っていることを認めてもらえるとありがたいです。
救われた言葉②「今日は休んでもいいんじゃない?」
これも救われました。
受験生は、休むことにも罪悪感があります。
休んでいる間に、他の人は勉強しているかもしれない。
この1時間で差がつくかもしれない。
こんなに成績が悪いのに休んでいいのかな。
そう思ってしまいます。
でも、疲れすぎているときに無理に勉強しても、あまり頭に入りません。
そういうときに親から、
「今日は少し休んでもいいんじゃない?」
と言われると、少し安心して休めます。
もちろん毎日休んでいたらダメです。
でも、本当に疲れているときに、親が休むことを許してくれるのはかなり大きいです。
医学部受験は長期戦です。
ずっと全力疾走はできません。
だから、休むことを責められない環境はありがたかったです。
救われた言葉③「一緒に考えよう」
これも救われました。
結果が悪かったときに、
「なんでできなかったの?」
ではなく、
「じゃあ次どうしようか」
と言ってもらえると、かなり気持ちが違います。
責められると、受験生は防御モードになります。
でも、一緒に考えようと言われると、少し冷静になれます。
模試の結果が悪かったとき。
志望校を迷っていたとき。
浪人するか悩んだとき。
勉強法を変えるべきか不安だったとき。
そういう場面で、親が敵ではなく味方だと思えることは大きいです。
受験生は、親に正解を出してほしいわけではありません。
ただ、責めずに一緒に考えてくれるだけで、かなり救われます。
救われた言葉④「先生に相談してみよう」
浪人中、母との関係が現役時代よりかなり落ち着いた理由の一つは、親子だけで抱え込まなかったことだと思います。
現役時代は、私も母も不安で、よくぶつかっていました。
母は心配して言っている。
私は責められているように感じる。
お互いに不安だから、会話がすぐに喧嘩になる。
そういうことが多かったです。
でも浪人してからは、母がメドイニットの松崎塾長に相談してくれていたそうです。
そのときに、子どもにどう接するべきかもアドバイスしてもらっていたと、合格後に知りました。
正直、当時の私はそこまで知りませんでした。
でも、浪人の1年間、母との喧嘩がかなり減ったのは事実です。
今思うと、母が不安を私に直接ぶつけるのではなく、一度先生に相談してくれていたことが大きかったのだと思います。
親も不安です。
でも、その不安をそのまま子どもにぶつけると、親子関係がかなりしんどくなります。
だからこそ、親が相談できる相手がいることは本当に大事だと思いました。
私にとっても、母にとっても、第三者が入ってくれたことは大きかったです。
親にしてほしかったこと
受験生目線で、親にしてもらってありがたかったことをまとめると、こんな感じです。
1. 結果だけでなく、過程も見てほしい
模試の結果や判定だけで判断されると、かなりきついです。
もちろん結果は大事です。
でも、受験生は毎日いろいろな不安と戦っています。
だから、
「ちゃんと机に向かっていること」
「苦手科目に向き合おうとしていること」
「落ち込んでもまた勉強を再開していること」
そういう過程も見てもらえると救われます。
2. 他人と比べないでほしい
医学部受験では、周りと比べるだけでかなり苦しくなります。
親にまで比べられると、逃げ場がなくなります。
比べるなら、他人ではなく、過去の本人と比べてほしいです。
「前よりここはできるようになったね」
「前より勉強の仕方が変わったね」
そう言ってもらえる方が、ずっと前向きになれます。
3. 不安をそのままぶつけないでほしい
親が不安なのは分かります。
でも、その不安をそのまま子どもにぶつけると、受験生はかなり苦しくなります。
特に浪人中は、本人もすでにかなり不安です。
親が不安になったときは、本人にぶつける前に、先生や第三者に相談するのも大事だと思います。
これは、私自身が浪人期にかなり感じたことです。
最後に
医学部受験中、親の言葉は本当に大きいです。
同じ内容でも、言い方ひとつで受験生の受け取り方は変わります。
現役時代の私は、母に言われた言葉で傷ついたこともありました。
喧嘩もたくさんしました。
1週間くらい口を聞かなかったこともありました。
でも、浪人時代はかなり違いました。
成績が少しずつ伸びていたこともあり、家族みんなで同じ方向を向けていたように思います。
そして、後から知ったことですが、母はメドイニットの松崎塾長に何度も相談してくれていました。
そのおかげで、母も私への接し方を考えてくれていたのだと思います。
合格後にそれを知って、私は勉強面だけでなく、親子関係の面でも支えてもらっていたんだと感じました。
医学部受験は、本人の努力が一番大事です。
でも、その努力を続けるためには、周りの支えも本当に大事です。
親も不安です。
受験生も不安です。
だからこそ、親子だけで全部抱え込むのはかなり大変です。
今、医学部受験生を支えている保護者の方がいたら、ぜひ覚えておいてほしいです。
受験生は、思っている以上に不安です。
でも、親の言葉ひとつで、もう一度頑張れることもあります。
私も、母の言葉に傷ついたこともありました。
でも、浪人の1年間、家族で同じ方向を向いて支えてもらえたことには、本当に感謝しています。
