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【勝手に人生相談 No.749】片付けが嫌、セカンドハウスを探したい ( 東京都・50代女性)


▼ご相談内容▼

子どもたちには整理整頓を教えてきましたが、成人した今でも部屋はきれいになりません。夫も整理整頓が苦手です。

半日は部屋の片付けで過ごしています。

時間と労力に無駄に思え、セカンドハウスを探そうかと考えています。ご意見をいただければ嬉しいです。

東京都・40代女性

▼やまのぼ回答▼

 半日も掛けて一生懸命に整理整頓を教えてこられたのに、ご家族が変わってくれないのは本当にやるせないものです。せっかくの貴重な時間や体力を、成人したお子さんや、ご主人のモノの片付けに費やされている現状に、強いストレスと徒労感を抱かれるのは当然のことだと思います。

 ご自分だけの避難所であり、快適な空間としての「セカンドハウス」の検討は、ご自身の心身の健康と、時間を守るための非常に前向きで素晴らしい選択肢だとは思います。が、それを実行に移す前に、考え直すべきことと、やるべきことが山ほどあると思います。

 まず、なぜ、ご家族揃って整理整頓ができないのか、客観視してみることです。たぶん、あなたこそ整理整頓の意味を、ちゃんと理解されていなのだと推測できます。

「子は親の背中を見て育つ」と申します。

 これは、子どもは言葉で教えられなくても、日々の親の行動や生き様を無意識に見て、良いことも悪い ことも自然に学び取るという意味のことわざです。

 ご主人をはじめ、あなたも整理整頓ができていないのだと悟ることです。

 そもそも、整理整頓とは、不要なものを取り除き、必要なものを使いやすく配置して、効率よく快適な状態を保つことです。

 つまり、「整理」とは、要るものと要らないものに分け、不要なものを処分することであり、「整頓」とは、必要なものを使いやすい決まった場所に配置することです。

 ドイツには、「人生の半分は整理整頓」とい諺があります。これは「人生(余暇)を楽しむために整理整頓をしよう」という意味です。

 彼らの片付けの原則はとてもシンプルです。「モノを置く場所を決めて、使ったら、元の場所に戻す」たったこれだけです。つまり、「モノの住所を決めてあげる」のです。

 次に考え直すべきことは、「セカンドハウスを手に入れること」が、目的なのか手段なのかということです。あなたのアプローチから見れば、片付けることからの単なる逃避手段だと思います。

 あくまでも、目的は自宅の「整理整頓」なのですから、それから逃避しても、「セカンドハウス」も、あなたのこと、すぐに「片付かない部屋」に成り下がります。

 いまさら、あなたを含むご家族に意識の改革を望んでも、目まぐるしい改善は期待できないと思います。

 とりあえず、家族会議を開きましよう!議題は、「整理整頓」の意味をしっかりと共有することです。次に各自ごと、自分のモノに「住所を決めてあげる」ことです。

「セカンドハウス」なんかに逃げるより、自宅を快適な空間に設え、ひとつの屋根の下で、ご家族同士が悲喜こもごもを共し、仲良く暮らすのが家族というモノだと思います。


▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.750】東京都・40代男性のご相談です。「移住したいが選びきれぬ」を、予定しております。 


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