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「グロリア ソサエテ」を読んで、大津絵を見に行く。

先月、母校の甲南女子の100周年の記念式典があり、そこで先輩である直木賞作家の朝井まかてさんがトークショーに出られることを知り、

楽しい会でした!

最新刊である「グロリア ソサエテ」を読ませていただきました!

この本は、関東大震災から避難して京都に居を構えた柳宗悦とその夫人で声楽家の柳兼子を中心とした話で、民藝運動前夜からその熱き心で集まった様々な民藝の作家達の物語でとても興味深く読むことができました。(この本や同窓会についてはまた別のnoteで書きたい!)

素敵な装丁

この中で、宗悦や河井寛次郎が東寺の弘法さんの市に行って、陶器や雑器などその後、民藝として形を成していく作品を買う話がよく出てくるのだけど、それと同じぐらい大津絵を探しに宗悦が旅に出て行きます。

鬼の念佛

大津絵に関しては可愛らしい絵だなとは思っていたけど、これを再発見したのが柳宗悦であったとは全く知りませんでした。

柳宗悦が、まだ世の中に評価されていなかった「名もなき職人の美」に開眼したきっかけの一つが、滋賀の大津絵だったとは。江戸時代に東海道の大津宿あたりで、旅人の土産物として安く売られていた、素朴でユーモラスな神仏や鬼の絵を「民衆の絵画(民画)の最高峰」と大絶賛し、生涯にわたって熱心にコレクターとして集めたとのこと。

そもそも、民藝の根本にあるのが大津絵だったと知って多くのコレクションがあるところを訪れたくなって、この前のnoteに書いた1時半からの浜大津での「ミシガンでのアフタヌーンティの試食会」とアンバサダー会議までに、「大津歴史博物館」に大津絵を見に行きました。

大津市歴史博物館

本当にやってるのかな??って感じのファサード。

ここであってるのかな?って暗い感じw

でも、この看板を見て、ここだと確信。

大津絵のマンガっぽいデザインは、ポスターに合いますよねw

園城寺の地蔵堂に伝来した地蔵菩薩

美しいお地蔵さんに挨拶して、博物館内へと入っていく。

大津絵のコレクションは、この歴史博物館が日本民藝館以外では最大級だと聞いて楽しみにしていました。

この楽しい大津絵の屏風を見て!
鍾馗。可愛い表装ですね。

大津絵
江戸時代初期の寛永年間(17世紀前半)頃から、東海道筋の大谷町、追分町付近で売られていた民画。青面金剛などの仏画や、藤娘・鬼の念仏・瓢箪鯰などの世俗画が画題としてとりあげられた。後には、大津絵に道歌(教訓歌)を付したものが登場したり、鬼の念仏は赤子の夜泣きに効き目があるなどの庶民信仰も生まれた。旅の土産として普及したため、合羽刷りで輪郭をかたどり、細部を手彩色するという大量生産の手法がとられ、一枚物か描表装(かきびょうそう)に細竹の軸を付けた、簡単な装丁で販売されていた。

大津市歴史博物館HP
こちらも鍾馗

とてもユーモラスでどの絵も笑顔で見つめてしまいます。大津絵を初めて宗悦が見たのはどこだったのだろう。やはり、弘法さんや天神さんの古道具屋の隅にかかっていたのでしょうか。

大津歴史博物館はいろんな時代、幻の大津京から江戸時代の大津までの真面目なジオラマも面白かったし、尊王攘夷運動も盛んだったことなどとても勉強になりました。

また、琵琶湖八景のコーナーの琵琶湖のジオラマが美しく、

琵琶湖一周巡りをいつかしてみたいと美しい映像と、琵琶湖八景の図を見ながら思いました。

もちろん、この夏の目標の湖水浴も忘れない!

昔は、水泳船なんてあったんですね。

次回は、大津絵美術館へも行きたいなと、思いながら、大津絵の「鬼の念仏トートバック」を買って浜大津のミシガンへと向かいました。

藤娘!

そうそう、この大津歴史博物館では、7月18日から「豊臣秀吉と大津」を開催されるそう。こちらも見に行きたいな。。。

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琵琶湖汽船

26.6.21

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