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クローズ就労~自己受容は「好き」とは違う

こんにちは。
わたしはクローズ就労をしている「クロー人(くろうにん)」です。
職場では元気そうにふるまっているけれど、本当はまだまだ、心の回復途中です。


「自己受容」という言葉は、よく**「自分を好きになること」**と混同されがちです。
でも、自己受容は必ずしも自分を好きになることではありません。

どんな状態の自分であっても、しっかり見つめ、そのまま受け入れること。
それが自己受容です。


心理学では「存在そのもの(Being)」と「行為(Doing)」という考え方があります。

たとえば

  • 「A君は礼儀正しい」 → 行為や結果=Doingの評価

  • 「A君はA君」 → 存在そのもの=Beingの受け止め方

自己受容とは、このBeingを受け入れることです。


つまり、自分が今感じていること、どんな心境や状態であっても、
それを否定せず認めること。

うまくできたか、成果を出せたかというDoingの評価とは切り離して、
自分の存在をまるごと受け入れる姿勢です。


誤解してはいけないのは、
自己受容は**「投げやりになること」でも「向上心を捨てること」でもない**という点です。

また、**「自己中心的」や「ナルシスト」**とも違います。

惚れ惚れするような理想の自分でなければ受け入れられない――
それは自己受容ではありません。


多くの人は、

  • 泥まみれの自分

  • 縁の下の力持ちのように地味な自分

  • かっこ悪い自分

  • 結果を出せない自分

を、なかなか受け入れられません。

けれど、本当の自己受容は、そうした不完全で未熟な自分も含めて抱きしめることです。


もちろん、受け入れることは現状に甘んじることとは違います。
「今の自分はこうだ」と認めた上で、「じゃあ、これからどうしていこうか」と考えるための土台になるのです。

逆に、存在そのものを否定したままでは、
どんなに努力しても心が休まらず、成果も長続きしません。


私自身、長く「結果を出せる自分だけが価値ある」と思い込み、
失敗や弱さをひた隠しにしてきました。

でも、その生き方は苦しかった。

今は少しずつ、**「できない日も、自分は自分」**と感じられるようになってきています。


自己受容とは、
良い面も悪い面も、光も影も、自分のすべてを含めて「それが自分だ」と肯定すること。

その土台があるからこそ、安心して一歩ずつ進めるのだと思います。


以上、本日のクロー人のつぶやきでした。

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