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シャドウと向き合う勇気〜ユング心理学シリーズ〜

こんにちは。
わたしはクローズ就労をしている「クロー人(くろうにん)」です。
職場では元気そうにふるまっているけれど、本当はまだまだ、心の回復途中です。


私たちの心には、普段はあまり意識しない部分があります。
心理学者カール・ユングが提唱した「シャドウ(影)」という概念です。

シャドウとは、自分の無意識の中に押し込められた部分。
例えば、怒りっぽさ、嫉妬、ずるさ、弱さ、臆病さ…。
「こんな自分はダメだ」と否定したり、「人に見せたくない」と抑圧したりしたものが、影のように心の裏側にたまっていきます。


シャドウを持つこと自体は、誰にでもある自然なことです。
むしろ、それがない人はいません。
問題は、それを自分が気づかずにいるとき。

心の影が強くなればなるほど、無意識のうちに他人へ投影してしまうことがあります。
「相手のあの部分が許せない」と感じたとき、実は自分の中に同じ性質が潜んでいるのかもしれません。


私自身も、職場で「なぜあの人はあんなに不機嫌なんだろう」と腹を立てたことがあります。
けれど、冷静になって振り返ってみると、実は自分も同じようにイライラを抱え込んでいた。
「見たくない自分」を他人に映して、余計に反応していたのです。

その気づきは少し苦いものでした。
でも同時に、「影の存在を受け入れることが成長につながる」とも実感しました。


シャドウを認めることは、自分の弱さや未熟さをそのまま受け止めることです。
決して簡単ではありません。
しかし、「こんな部分も自分の一部なんだ」と受容できたとき、不思議と心が軽くなります。

抑圧していたものを否定せず、「影があるから光もある」と考えられるようになる。
その瞬間、人間関係も少しずつ変わっていくように思います。


ユングは、シャドウの統合こそが自己成長の鍵だと述べています。
自分の嫌な面を消そうとするのではなく、理解し、バランスをとること。
それが、より本当の自分らしさにつながるのだと思います。


私のように心の回復途中にいる人間にとっても、この考え方はとても助けになります。
「弱さを隠す」のではなく、「弱さを抱えていてもいい」と思えること。
それが安心感を与え、無理をしすぎない働き方や人付き合いへとつながっていきます。


最後に、自分へのメッセージとして残します。

シャドウは敵ではなく、もう一人の自分。
その存在を恐れずに見つめる勇気を持てたとき、心の景色はきっと少し澄んでいくはずです。


以上、本日のクロー人のつぶやきでした。

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