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「これ性」:培養されたい

山根あきらさんの募集に応募させて頂きます。
見出し画像も使用させて頂きました。

これ性」。
 哲学用語でそのまま「これせい」と読みます。簡単に言えば「これじゃなくちゃイヤだ」という唯一無二のモノやコトに対する思い入れのことを指します。

 「これ性」を帯びるモノは、本当にこの世に1つだけしかないモノに限りません。大量生産された、オモチャ、CD、文庫本でも「これ性」を持つことがあります。

山根さんの記事より

知らない言葉でした。
自分だったら、なんだろうな??と思っているうちに書いてみたくなりました。
意味合ってるのか…??不安なままですけど、どうぞよろしくお願いいたします。



周りにぶつかる人がいないのを確認してから、背浮きをする
両腕を思いきり伸ばして、棒切れのようになってみる
両手両足を開いて、大の字になってみる
とても気持ちがいい
どこか…重たく感じたり、違和感があるところもない
身体全体の力を抜いて、水の揺らぎに任せてたゆたう
『水に流す』とは、上手く言ったものだとつくづく思う
灰色い不愉快の塊が、胸の奥に沈殿していても、少しづつ溶けだして透明なプールの水と同化し、浄化されてゆくようだ
塩素が入っているから、より強力か…

目を閉じると、瞼から赤い色を感じる
水にたゆたう動きとともに、オレンジ色になったり、黄色味が増したり…
これは瞼の血の色??
瞼を通した太陽の色??
天井高い二面のガラス張りを通して、陽の光もふんだんに届く

水に浮かんで、瞼からの赤みがかった色を感じていると…
思い出せるはずのない胎児だった頃…見えていた世界は今のように赤みがかっていたのだろうか
もっと丸まって丸まって…羊水の中でたゆたって…
母の胎内で生まれた私は、細胞レベルから成長しそこに存在する間、意識を持っていたんだろうか
ふだん、考えもしない思考のカケラが集まってくる
それもまた気持ちが良くて、頭がほぐれてゆく
プールの水は、私にとって培養液のごとく、皮膚の毛穴から染み込み、癒してくれる

水に癒されるのは、母体回帰、胎内回帰というものなのかもしれない
それならそれで悪くない
母とは相性が良かったとは言えないが、ここのプールとは相性がいい
ものや場所は、こちらが好きになれば相性が良くなる
そんな気がする
私にとって…ここのプールは「これ性」なんだろう

雪のちらつきを、桜の花びらの舞を、台風接近の風にしなる木を…すでに幾度も共に眺めてきている、今しばらく…季節の移り変わりをここから感じていたい


母体回帰願望とは、人間が母親の胎内にいた頃に感じていた「安らぎ」の時代に戻りたいという願望のことです。例えば、木々に囲まれており、まるで自然に包みこまれるような感覚を得られる場所や、海の中に対して無条件に癒しを感じる、という方は多いのではないでしょうか。

マイナビウーマンより抜粋

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