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タスク管理を「会話」で片付ける:Claude × Todoist MCP

TodoistにMCP経由でClaudeを繋いだところ、タスク管理の小さなストレスが減って、使い続けられている ので、概要をまとめます。

背景:TickTickを挟んだ経緯

少し前にTodoistの値上げと移行先の検討という記事を書いて、しばらくTickTickを使っていました。TickTickの使い勝手は悪くなかったのですが、タスクの溜め込みはあまり減りませんでした。

そこでClaude Codeでタスク管理を改善できないかと考え始めたものの、TickTickはMCPサーバーを提供していませんでした。 一方でTodoistは公式がMCPを提供していたので、AIを活用する前提でTodoistに戻しました。

今はGTDを軽量化した 「放り込む → レビューする → 砕く」の3段構え で回しています。

  • 放り込む (Capture): タスクが発生したら思考ゼロでInboxに放り込む

  • レビューする (Review): 音声入力も活用したタスクレビュー

  • 砕く (Breakdown): 迷ったタスクは「分解」「相談」で具体化・壁打ち

Claude経由でTodoistを操作するメリット

  1. Todoistを開かなくていい:Claudeを起動して喋るだけで済む。画面でタスクを探す、日付ピッカーを開く、等の細かい操作が消える。

  2. 音声入力でもレビューが進む:Claudeが提案を出してくるので、`OK` / `延期` / `完了` といった短い返事だけで進む。音声入力でタスク管理が完結する。

  3. 「相談」まで地続きになる:タスクを眺めながら「これどう進める?」と話しかけると、そのまま壁打ちに入れる。

  4. タスクの分解もお任せ:大きいタスクを「分解して」と頼むと、着手できるサイズのサブタスクに割ってくれる

使いはじめるには

使っているのはTodoist公式のMCPサーバーです。
Claudeに「Todoist公式MCPを繋ぎたい、順番に案内して」と頼めば、対話形式で次のように設定を進められます。

  1. Claudeの設定ファイル(`~/.claude.json` の `mcpServers`)にTodoist MCPを登録

  2. 初回起動時にブラウザでOAuth認証

  3. 「今日のタスク見せて」で動作確認

実際のやりとり例

音声入力を多用しています(内容はぼかしています)。

例1:Inboxのレビューを会話で回す

`/review` は Inbox → 期限切れ → 今日 → 長期放置(日付なし7日以上) を1件ずつ見ていくコマンドです。

私の入力

/review

Claudeの返答(抜粋)

> Inbox 3 / 期限切れ 2 / 今日 5 / 放置 4
>
> `[1件目/全14件] 4月分の請求書を◯◯社に送付する (Inbox/期限なし)`
> `→ 提案: Work / p2 / 2026-04-28(火) / @15min`

私の入力(音声)

OK

Claudeの返答

> 実行しました。
>
> `[2件目/全14件] ◯◯社さんに契約書の件連絡 (Inbox/期限なし)`
> `→ 提案: Work / p1 / 期限=今日 / @15min`

私の入力(音声)

今日送ったから完了で

Claudeの返答

完了にしました。次。

このように 「AIが先に提案を出す → 明らかなものはOKだけで流す、気になるものに注文を出す」 流れで進めます。提案にはプロジェクト / 優先度(p1-p4) / 期日 / 時間ラベル(@30min など)まで自動で含まれるので、Todoistに入力していた頃に比べ負荷を減らしつつ、内容はリッチになりました。

例2:迷ったタスクを「相談モード」で壁打ちする

手が止まっているタスクを、そのまま会話に流し込めます。

私の入力(音声)

「新サービスのLP作成」について相談したい

Claudeの返答(抜粋)

> 該当タスクを見つけました(Work / 期限なし)。何に迷ってますか?
>
> - やるべきか
> - やるとしたら時期
> - やり方(スコープ・進め方)

私の入力(音声)

えーと、やり方で迷ってる。

Claudeの返答

> 「LP作成」のまま着手しようとすると手が止まります。まず **構成を固める工程** を切り出して、サブタスクに分けましょう。こんな粒度になります:
>
> - LPの目的とターゲットを1行で定義
> - 競合LPを3本調査してメモ
> - ファーストビューの構成案を書く
> - CTA文言を3案出す
> - 本文セクションの見出し案
>
> このサブタスク群で割りますか?

雑に喋った音声入力からClaudeが論点を構造化し、着手可能な粒度まで分けてくれる のが大きいです。曖昧で手が止まっていたタスクが、そのまま動き出せる状態になります。

例3:週次レビューで1週間を締める

私の入力

/weekly-review

Claudeの返答(抜粋)

> ── 今週の週次レビュー (2026-04-24) ──
> 完了: 23件 / 期限切れ: 2件 / 今日: 1件 / 放置中: 6件
>
> **ハイライト**
> - 今週やったこと: 研修提案書の初稿提出、確定申告の最終チェック
> - 気になる未消化: 「ブログ記事の構成見直し」が3週間動いていません
> - 具体化候補: 「新サービス検討」が抽象のままなので、次の一歩を決められそう
>
> 「来週、これだけはやっとく」ってのある?

私の入力(音声)

ブログの見直しを月曜の朝やるよ

Claudeの返答

>「ブログ記事の構成見直し」を 2026-04-27(月)にリスケしました。

「ブログの見直し」という雑な言い方から、直前のハイライトに出ていたタスクをClaudeが特定してくれます。

運用ルールは「メモリ」で育てる

Claude Codeには会話から学んだことを自動でファイル化し、以降の会話に自動で読み込む仕組みがあります。これがスラッシュコマンドとは別にノウハウを蓄積します。

  • ラベル体系: `@5min`〜`@5h` の時間見積り / `@day-fixed`(その日しかできない) / `@after`(先行待ち) / `@waiting`(他者待ち)

  • 時間見積りの方針: 迷ったら1段上、思考系は2h以上

  • 優先度の判断軸: p1-p4を緊急×重要マトリクスで提案

  • 親タスクの期日: サブタスクがある親には due を付けず、next actionのサブタスク側に持たせる

これらは全部、レビューの中で気になったことをClaudeに伝えた結果、`project_labels.md` や `feedback_*.md` として勝手に保存されたものです。以降は会話の冒頭で自動でロードされるので、何もしなくても次のレビューから反映されます。

会話しながらルールを育てていけるので、使い込むほどAIが自分の癖に馴染んでいく感覚があります。

おわりに

接続の手間はほぼなく、すぐにレビュー運用に入れました。
レビューが溜まりがちだったのが、今は無理なく回せています。同じような悩みがある方の参考になれば嬉しいです。

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