【2025年最新版】iPad・iPhone 純正メモアプリの全機能徹底解説!
正直、今まで純正メモアプリをあまり使っていなかったのですが、iPad でメモをとるのに何がいいのか選ぶにあたって改めて調べてみるとびっくりするほど進化していたので紹介します。
なお、本記事で紹介する機能は、iPad を前提にしています。ほとんどの機能は iPhone でも使えると思いますが、Apple Pencil を使うものを始め、一部 iPhone では使えなかったり使い方が異なるものがあると思いますので、御承知おきください。
また、Apple Intelligenceを必要とするものも含まれます。お使いのデバイスが対応しているか、あらかじめご確認ください。
【設定編】まずは自分好みに設定を
デフォルトアカウント: デフォルトのアカウントをSiriおよび「メモ」ウィジェット用に選択します。
パスワード: 重要なメモをパスワードでロックします。
"iPad"アカウント("iPhone"アカウント): iPadアカウントを使うと、そのデバイスにメモを保存できます。ほかのメモは影響を受けません。
名前の言及の通知: 共有メモで自分の名前に言及があった場合、デバイスで通知を受け取ります。
メモの表示順序: 「タイトル」「作成日」「編集日」の中から選択できます。
メモを日付でグループ化: メモを日付でグループ化するか否か選択できます。
新規メモ開始スタイル: 「タイトル」「見出し」「小見出し」「本文」の中から選択できます。
チェックした項目を並べ替え: チェックリスト項目をチェック時に自動的にリストの一番下に移動する方法を「自動」か「手動」で選択できます。
罫線と方眼: 新規メモで手書きに使用する罫線または方眼のスタイルを選択できます。
メモの背景: ダークかライトを選べます。
隅のジェスチャー: 隅からスワイプでの動作を選択します(クイックメモの作成等)。
最後のクイックメモを再開: 新規メモを作るか最後に使用したクイックメモを再開するか選択します。
クイックメモ作成時にアプリリンクの候補を表示: クイックメモ作成時にアプリリンクの候補を表示するか否か選択します。
アプリリンク付きのメモを候補に表示: アプリリンク付きのメモを候補に表示するか否か選択します。
タグに自動変換: キーワードの後にスペースを入力すると、”#キーワード”が自動的にタグに変換されます。
写真に保存: 「メモ」で撮影した写真やビデオを写真アプリに保存します。
ロック画面からメモにアクセス: 「オフ」、「常に新規メモを作成」、「最後のメモを再開」を選択できます。
【メモ作成編】メモ作成6つの方法
まずは、メモを作成するためのアプローチ方法の紹介。状況に応じて最適な方法を選べば、アイデアを逃さず記録できます。
1. アプリ内から作成
最も基本的な方法です。メモアプリを開き、画面右上の「新規メモ」アイコンをタップします。
2. インスタントメモ
ロック画面から一瞬でメモを起動できる機能です。Apple Pencilでロック画面をタップするだけで、すぐに書き始められます。
3. クイックメモ
他のアプリを使用中でも、さっとメモを呼び出せます。
起動方法: 画面の右下隅から中央に向かってスワイプします。物理キーボードを使っている場合は、「Q + 地球儀キー(またはFnキー)」でも起動できます。
便利機能:
リンク追加: Safariなどでウェブサイトを閲覧中にクイックメモを起動すると、「リンクを追加」というオプションが表示され、ワンタップで現在のページのURLをメモに貼り付けられます。
スクリーンショット追加: クイックメモのウィンドウ上部にある三点リーダー(...)から「スクリーンショットを追加」を選ぶと、クイックメモのウィンドウを除いた画面全体のスクリーンショットを直接メモに挿入できます。
4. コントロールセンターから作成
コントロールセンターにメモのショートカットを追加しておくと、どの画面からでも素早く「新規メモ」や「クイックメモ」を起動できます。特に、ステージマネージャー利用時にペンがなく、指でのスワイプが機能しない場合に重宝します。
追加方法: 「設定」>「コントロールセンター」と進み、「メモ」と「クイックメモ」の横にある「+」マークをタップして追加します。
5. アプリアイコンの長押し
ホーム画面のメモアプリアイコンを長押しすると、メニューが表示されます。「新規メモ」「新規チェックリスト」「書類をスキャン」「オーディオを録音」から目的の操作を選び、直接その機能からメモを開始できます。
6. Siriで作成
「ヘイ、Siri。◯◯というメモを作って」のように話しかけるだけで、ハンズフリーでメモを作成できます。手が離せない運転中や料理中などに思いついたことを、すぐに記録できる便利な方法です。
【テキスト入力編】メモをもっと見やすく、使いやすく
豊富な書式設定で、情報を整理しやすく、見栄えの良いメモを作成できます。
チェックリスト: ツールバーのチェックマークアイコンから、ToDoリストを作成できます。チェックを入れた項目は自動的にリストの下部に移動し、完了したタスクが整理されます。スワイプやTabキーで階層化も可能です。
表(テーブル): 情報を整理したいときに便利です。ツールバーの表アイコンから挿入できます。計算機能はありませんが、列の追加・削除は簡単。作成した表はNumbersなどの表計算アプリにそのままコピー&ペーストできます。
フォーマット: ツールバーの「Aa」アイコンから、多彩なテキスト装飾が可能です。
スタイル: 「タイトル」「見出し」「小見出し」「本文」「等幅」の5種類。
装飾: 太字、イタリック、下線、取り消し線。
リスト: 箇条書き(3種)、段落番号、引用。
カラー: 5色の背景色(ハイライト)と、カラーパレットから選べる多彩なテキストカラーが利用できます。
折りたたみセクション: 「タイトル」や「見出し」を設定したテキストは、セクションごとに内容を折りたたむことができます。長いメモでも、必要な部分だけを表示してすっきりと閲覧できます。
リンク:
外部リンク: テキストを選択し、URLをペーストしてウェブサイトへのリンクを作成。
内部リンク: 他のメモのタイトルを入力することで、メモ同士をリンクできます。これにより、関連情報を簡単に行き来できるデータベースのような使い方が可能になります。
翻訳機能: テキストを選択して「翻訳」をタップするだけで、瞬時に翻訳ウィンドウが開きます。翻訳結果をコピーしたり、元のテキストと置き換えたりできます。語学学習にも役立つ強力な機能です。
【手書き編】Apple Pencilで無限の可能性を
大袈裟ですが、可能性は使う人間次第ってことで。
なお、指でも手書きできなくはないですが、Apple Pencil の使用を推奨です。
手書き文字の操作:
選択と編集: 手書き文字を長押しすると、テキストのように選択できます。コピー、ペースト、移動が自由自在です。さらに「テキストとしてコピー」を選べば、手書き文字をテキストデータに変換して貼り付けられます。
まっすぐに: 斜めになってしまった手書き文字を選択し、「まっすぐに」をタップすると、一瞬で水平に補正してくれます。
スペース挿入: 文字と文字の間を長押ししてカーソルを表示し、ドラッグするだけでスペースを空けたり、単語を次の行に送ったりできます。
シェイプ認識: 直線、円、四角、三角、矢印などを描いて1秒ほど止めると、きれいな図形に自動で整形されます。
スクラブルで削除: 消したい手書き文字の上をぐしゃぐしゃと塗りつぶすように描くと、その部分を削除できます。
ペンツール:
スクリブル: 「A」のマークがついたペンで文字を書くと、リアルタイムでテキストに変換されます。
シェイプ挿入: 色付きの図形や、テキストを回り込ませた図形を挿入できます。
投げ縄ツール: 描いた文字や図形を囲んで、色を変えたり、拡大・縮小したりできます。
空白の挿入: ツールバーから「空白を挿入」を選択し、表示されたハンドルをドラッグすることで、自由自在にスペースを追加できます。また、手書き入力した文字や図形の間の何もない部分を長押しして「空白を挿入」を選ぶことも可能です。
テキストボックス: 手書きエリアにもテキストボックスを配置できます。フォントやサイズ、色を自由に変更でき、手書きとテキストを組み合わせた表現豊かなメモが作れます。
【データ挿入編】あらゆる情報をメモに集約
テキストや手書きだけでなく、様々なデータを貼り付けて情報を一元管理できます。
画像・動画: 写真や動画を貼り付けられます。画像はテキスト認識に対応しており、画像内の文字をコピーすることも可能です。
PDF: 複数ページのPDFを貼り付け、左右スワイプで閲覧できます。PDF上への手書きやテキストボックスの追加、テキスト認識も可能。ページの回転や白紙ページの挿入など、高度な編集も行えます。
リッチリンク: URLを貼り付けると、サイトのプレビューが表示されるリッチリンクになります。テキストだけのリンクより、内容が格段に分かりやすくなります。
各種ファイル: Numbers, Pages, Word, Excelなどのファイルを添付できます。タップするとプレビューが表示され、元のアプリで開くことも可能です。
スキャン機能:
テキストをスキャン: カメラで書類や看板を写すと、その中のテキストを認識してメモに直接入力してくれます。
書類をスキャン: カメラで書類を撮影し、きれいなスキャンデータとしてPDF化・保存できます。
【Apple Intelligence活用編】AIでメモがさらに便利に!
Apple Intelligenceの搭載により、メモアプリは新たな次元へ進化(しそうな気がする)!
正直、イラスト生成等はもっと得意な生成AIがあるのでそちらを使ったほうが良いとは思います。文章生成も ChatGPT や Gemini などを使った方が良いですね。
イメージプレイグラウンド & マジックワンド:
イメージプレイグラウンド: 「スケートボードをする犬」のように言葉で指示するだけで、AIがイラストを生成してくれます。
マジックワンド: 自分で描いたラフなスケッチを囲み、「家」などのキーワードを添えることで、AIがそれを元に綺麗なイラストに仕上げてくれます。
オーディオ録音と文字起こし・要約:
メモ内で録音を開始すると、リアルタイムで会話が文字起こしされます。さらに録音終了後、内容をワンタップで「要約」してくれる機能も搭載。会議の議事録作成が劇的に楽になります。
計算機能:
自動計算: テキストまたは手書きで「125∗8=」のように数式を書き、最後に「=」を入力(または書く)と、瞬時に答えが表示されます。
グラフ化: y = x^2 - 3x + 2 のような関数を書くと、「グラフを挿入」というオプションが現れ、タップすると即座にグラフを生成。数値を変更すればグラフもリアルタイムで更新されます。
作文ツール:
書いた文章を選択し、作文ツールを起動すると、「構成」「書き直し」「要約」など、様々な角度から文章を推敲できます。トーンを「フレンドリー」や「プロフェッショナル」に変更することも可能。さらにChatGPTを活用した、より高度な文章生成も行えます。
【整理・管理編】増え続けるメモをスッキリ管理
メモが増えてきても、強力な整理機能があれば安心です。
フォルダとタグ:
フォルダ: メモをカテゴリ別に整理できます。フォルダ内にさらにフォルダを作成する階層管理も可能です。
タグ: メモ内に「#仕事」や「#アイデア」のようにハッシュタグを付けると、そのタグがついたメモだけをフォルダ横断で一覧表示できます。手書きでもタグ付けが可能です。
スマートフォルダ:
「『#仕事』のタグが付いている」や「チェックリストを含む」といった特定の条件を設定すると、その条件に合うメモを自動的に集めてくれるフォルダを作成できます。全てのメモを一つのフォルダに入れつつ、スマートフォルダで仮想的に仕分ける、といった高度な使い方がおすすめです。
強力な検索機能:
検索バーに入力したキーワードは、テキストだけでなく、手書き文字、画像内の文字、PDF内の文字まで検索対象となります。
【便利機能編】知っておくと差がつく便利機能
電話の録音(iPhone連携): iPhoneでの通話中に録音を開始すると、その音声と文字起こしデータが自動でメモアプリに保存されます。
予定の追加: メモに書いた「明日の14時」のような日付や時間をタップすると、カレンダーやリマインダーに直接予定として追加できます。
パスワードロック: 他人に見られたくない重要なメモは、個別にロックをかけることができます。
複数ウィンドウ: Split Viewやステージマネージャーを使えば、複数のメモを同時に開いて比較・参照できます。
共有して共同作業: 他のユーザーを招待し、一つのメモをリアルタイムで共同編集できます。
きれいなPDF書き出し: メモをPDFとして保存したい時は、共有メニューから直接書き出すのではなく、「プリント」を選択し、プレビュー画面から再度共有ボタンを押して「ファイルに保存」を選びましょう。これにより、A4などの定型サイズでページ分割された、見やすいPDFが作成できます。
おわりに
メモアプリと言うと GoodNotes のような高機能アプリに目を奪われがちですが、純正のメモアプリは無料で、OSに深く統合された純正アプリならではの軽快な動作、シームレスな連携機能は大きな魅力です。
私自身、これまであまり活用してこなかったのですが、これはもっと使っていきたいと考えています。
今回の記事が、あなたのiPadライフをより豊かにする一助となれば幸いです。
