終わらない会議をガラリと変える!「ゴールから逆算する」打ち合わせの進め方3選
野々山昌峰です。
私は愛知県で建設業を営み、
地域のインフラづくりに携わっています。
また、SNSを通して業界の魅力を発信し、
建設業の新しい『4K』
「給与が良い」 「休暇が取れる」 「希望が持てる」 「かっこいい」
を実現できる業界を目指して活動しています。
さて本日は、
「終わらない会議をガラリと変える!
『ゴールから逆算する』打ち合わせの進め方3選」
というテーマにてお届けしたいと思います。
1. 「意見が出ない」悩みを解決しようとした社内会議での失敗
社内会議を主宰していると、こんな壁にぶつかることはありませんか?
「社員に意見を求めても、思ったように意見が出てこない」
「せっかく会議に参加しているのに、終始何も話さずに終わってしまうメンバーがいる」
私の会社でもまさに同じような課題があり、この問題を解決しようと
「よし、普段の会議とは少しやり方を変えてみよう!」と思い立ちました。
「いつものカッチリした進行だと緊張して発言しづらいのかもしれない。
すべての人が議論に参加できるよう、
まずはテーマのハードルを下げてみよう」と考えたんですね。
そこで、あえてガチガチの進行や堅苦しいテーマの枠組みを設けず、
「仕事での悩み事や解決したいこと」という身近なテーマを設定し、
全員に一言ずつ自由に話してもらうスタイルに切り替えてみました。
しかし、その結果どうなったかというと……
見事に脱線し、ただの雑談っぽくなってしまうという事態に
陥ってしまいました(笑)。
全員から意見を聞き出そうとするあまり、
会議全体の方向性を見失ってしまい、
当初予定していた終了時間もオーバー。
終わってみれば、
「今日は一体何を決定する時間だったんだっけ?」と、
参加者全員が迷子のような状態になってしまったのです。
会議の終了後、参加していた社内メンバーから
こんな貴重なフィードバックをもらいました。
・「しっかりとテーマを決めて進行してほしい」
・「終わりの時間も踏まえて、計画的に進めてほしい」
「全員の発言を引き出したい」という一心でのトライでしたが、
明確な着地点を設定しないまま進めることは、
かえって参加者を困惑させてしまうのだと痛感し
、大いに反省させられました。
2. 建設現場や朝礼でも「終わりからの逆算」が不可欠な理由
この会議での出来事を振り返りながら深く考えてみると、
これは私たちが日々向き合っている「建設現場」の作業打ち合わせや、
毎朝の「朝礼」でも全く同じことが言えると気づきました。
建設現場には、自社の社員だけでなく、職人さんや協力会社さんなど、
多種多様な立場の人々が集まります。
現場の安全を守り、工程通りに工事を進めるためには、
限られた短い時間の中で正確に意思疎通を図らなければなりません。
もし現場の朝礼や打ち合わせで、
「今日何について共有するのか」
「最終的にどこを着地点にするのか」
が決まっていなかったらどうなるでしょうか。
ダラダラととりとめのない会話だけで時間が過ぎていく
その日の作業における危険ポイントや重要注意事項が曖昧になる
結局、各自が「今日気を付けるべきポイントは何だったっけ?」と混乱したまま作業に入ってしまう
現場の安全意識を高め、施工効率を上げるためにも、
そして社内の会議を実りあるものにするためにも、
「終わり(ゴール)から逆算して組み立てること」が
いかに重要であるかを、身をもって再確認させられました。
3. 打ち合わせを円滑に進め、成果を出すための3つのポイント
今回の失敗と学びを踏まえ、会議や打ち合わせをダラダラさせず、
メンバーの意見をしっかりと引き出しながら着地点へ導くための
「3つのポイント」を整理しました。
① 会議のゴール(着地点)を最初に提示する
会議を始める際、まず何よりも最初に行うべきは、「今日のゴール(着地点)は何か」を参加者全員に明示することです。
「今日はアイデアや課題を出し合う【意見出し】の場なのか」
「出された案をもとに、具体的な方針を【決定】する場なのか」
目的が違えば、参加者が頭を使うベクトルも変わります。
「今日の会議は〇〇について意見を出し切り、
着地点として1つの方向性を決めることです」
と冒頭で宣言することが、全員の意識を揃える第一歩になります。
② タイムスケジュールを可視化し、脱線したら軌道修正する
2つ目は、全体の時間配分を可視化し、
常に「終わりからの逆算」を意識することです。
議題ごとに「〇分」と枠を決めておくことで、
話が脱線しそうになったときにも、
「いま本来のテーマから少し逸れているので、軌道修正しましょう」
「あと〇分で終わらせるために、まとめに入ります」
とスムーズに修正をかけられます。
時間枠という適切なプレッシャーがあるからこそ、
参加者も集中して発言できるようになります。
③ 「意見を言いやすい環境」と「進行の枠組み」をセットで用意する
「発言のハードルを下げて全員に発言してほしい」と願うときほど、
実はガチガチとした進行の「レール(枠組み)」が必要です。
何の枠組みもなしに「自由に発言してください」と投げるのは、
意見を引き出す工夫ではなく、単なる「進行の放置」になってしまいます。
「まずは仕事での悩みや課題について、1人ずつ30秒で話してください」
「出た意見に対して、具体的な解決策を1人ひとつずつ出していきましょう」
このように、
発言しやすい具体的なルールや
フォーマット(レール)を用意してあげることで、
初めて全員が安心して意見を出せるようになり、
結果として活発で質の高い議論が生まれるのです。
4. 「自由な雰囲気」と「進行の放置」を履き違えないために
私が今回の経験から学んだ最も大きな教訓は、
「自由な雰囲気を作ること」と「進行を放置すること」
は全く異なるということです。
進行役が明確なゴールを示し、タイムスケジュールを守り、
発言するための適切なレールを敷くからこそ、
メンバーは迷うことなく自分の意見を述べることができます。
次回からの社内会議では、
必ず冒頭で「今日の着地点」を全員で共有した上でスタートします。
社員から貰った貴重なフィードバックを無駄にせず、
会議の質をどんどんアップデートしていきたいと考えています。
会議や打ち合わせの「終わり」を意識することは、
お互いの貴重な時間を尊重し合うことに直結します。
この「逆算思考」を取り入れるだけで、チーム全体の時間効率も、
生み出される成果も劇的に変化していくはずです。
皆さんの職場や現場では、打ち合わせの「着地点」、
最初にしっかり設定できていますでしょうか?
まとめ:終わりから逆算して、質の高い打ち合わせを作ろう!
今回は、社内会議での実体験をもとに、
意見を引き出し会議をスムーズに終わらせるための
「ゴールからの逆算思考と3つのポイント」についてお話ししました。
冒頭で着地点を共有し、進行の枠組み(レール)を整えることが、
チームの貴重な時間を活かし、全員の発言を引き出す鍵となります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは本日も、ご安全に!
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