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夜空に浮かぶ上弦の三日月に想う。〜時を超えて私たちを見守る、変わらない光〜

令和8年5月20日。


夜空に浮かぶ上弦の三日月に想う。〜時を超えて私たちを見守る、変わらない光〜

こんにちは。あるいは、はじめまして。

5月も下旬に入り、日中は汗ばむほどの陽気になってきましたが、日が落ちるとすっと心地よい風が吹き抜ける、大好きな季節です。

皆さんは最近、ゆっくりと夜空を見上げる時間を持っていますか?

昨晩、一日の志事(しごと)を終えてふと見上げた夜空には、新月を過ぎて少しずつ満ち始めた、美しく細い「上弦の三日月」がポッカリと浮かんでいました。

今日は、その月明かりの下で感じた、時を超える命の繋がりについてお話しさせてください。

目次

令和8年5月20日。

1. 満月の情熱と、三日月の静寂

2. 1000年前の先人たちと同じ空を見上げている奇跡

3. 変わらない空の下で、変わり続ける私たち

4. 最後に:見上げるだけで、私たちは一人じゃないと気づく

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1. 満月の情熱と、三日月の静寂

私は毎月、満月の夜になると「竹の杜」へ足を運び、バンブー池田さんと一緒に炎を囲んで竹炭をつくっています。

満月は「達成」や「エネルギーが満ちる」象徴であり、あのまん丸な月明かりの下で燃え上がる青い炎を見つめる時間は、私にとって命を燃やすような「動」の時間です。

しかし、昨晩見上げた上弦の三日月は、それとは全く違う魅力を持っていました。

暗闇の面積が多く、まるで弓の弦を張ったように凛とした細い光。まだ満ち切っていないからこその「余白」があり、これから何にでもなれるような、静かで透明な「静」のエネルギーを感じます。

毎晩実践している「深呼吸よりも深い呼吸」をしながら、その細い光をぼんやりと見つめていると、頭の中の雑念がスッと消え、心が凪のように透き通っていくのを感じました。

2. 1000年前の先人たちと同じ空を見上げている奇跡

その美しい月と、周りに瞬く星々を眺めているうちに、私の中にふと、ある壮大な感覚が降りてきました。

「ああ、この夜空は、昔からずっと変わらずに、この場所から私たちを見守ってくれているんだな」

時代がどれだけ進化し、私たちがスマホを片手にAIと語り合うようなデジタル社会になっても。東大阪の街並みがすっかり近代的に変わっても。

頭上に広がるこの宇宙の景色だけは、何百年、何千年も前から一切変わっていません。

先日訪れた明日香村で、日本の未来を憂い、情熱の炎を燃やした蘇我入鹿や聖徳太子。

千早赤阪村の棚田で、泥にまみれながら、子孫のために一つひとつ重い石垣を積み上げた名もなき先人たち。

彼らもきっと、過酷な労働の合間や、国の行く末を案じる孤独な夜に、ふと作業の手を止め、私と全く同じこの「上弦の三日月」を見上げていたはずです。

同じ月を見て、同じように風の匂いを感じ、同じように「誰かの幸せ」を祈っていた。そう考えると、途方もない歴史の時間が一気に圧縮され、時を超えて先人たちと心が通じ合ったような気がして、胸が熱くなりました。

3. 変わらない空の下で、変わり続ける私たち

空が変わらずにそこにあるということは、私たちがこの地球という舞台で、安心して「変化(プレイ)」するための最強の土台(キャンバス)です。

ハイデッガーの哲学で学んだように、私たちはこの時代に「投げ込まれた」存在です。

でも、変わらない夜空が見守ってくれているからこそ、私たちは恐れることなく、水のように変幻自在に形を変え、自分の命を能動的に「有る」ものとして燃やすことができるのです。

福祉の新しい居場所づくりも。

地域と農を繋ぐエコシステムづくりも。

妻のビジョンを裏から支える役割も。

私たちがあがき、大笑いしながら創り上げているこの「新しい歴史」も、すべてはこの変わらない空の下での、愛おしい営みの一つに過ぎません。

そして100年後。私たちが残した資産(豊かな地域や棚田)の上で、私たちの子孫もまた、同じように美しい三日月を見上げてくれるでしょう。「ご先祖様たち、面白いものを残してくれてありがとうな!」と笑ってくれるその日まで、この月はずっと、未来の彼らを照らし続けてくれるのです。

4. 最後に:見上げるだけで、私たちは一人じゃないと気づく

「下を向いて歩けば悩みに出会い、上を向いて歩けば宇宙のロマンに出会う」

忙しい日常の中で、私たちはつい足元ばかりを見て、「あれが足りない」「これがうまくいかない」と眉間にシワを寄せてしまいがちです。

でも、ほんの少し首の角度を上げて夜空を見上げるだけで、自分が1000年の歴史の延長線上にいること、そして、決して一人ではないことを、お月様は静かに教えてくれます。

ふぅーっと深呼吸をして。

限界まで細く、長く息を吐き切って。

今夜、もし晴れていたら、ぜひ夜空を見上げてみてください。

そこにはきっと、昔から変わらずにあなたを見守り、あなたの「今日」を全肯定してくれる、優しい光が浮かんでいるはずですよ。

さあ、今日も先人たちが見上げた空の下で、未来への投資(志事)を思い切り楽しんできます!

いやさか〜!!


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山﨑 良

(教育・福祉・農・地域の事業を、楽しみながら実践中)

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