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Soundpeats UU(POP Clip)レビュー/ここがデメリットです

こんにちは。
SoundpeatsからPOP Clip(Soundpeats UU)というイヤーカフ式のイヤホンが発売されました。
今回は購入レビューをしたいと思います。
PR案件でもなんでもないので、思ったことを正直に書きます。



スペック紹介

ドライバ構成:10.8mmデュアルマグネット
対応コーデック:AAC、SBC
再生可能時間:8時間/30時間
ノイズキャンセリング:ENC通話ノイキャン
重さ(単体/ケース):4.7g/46g
防水レベル:IPX5
イヤホンタイプ:イヤーカフ式
本体操作:物理ボタン式
特筆機能:ゲームモード、マルチポイント

一部抜粋

その他にSOUNDPEATSの最新技術であるAeroVoice風切り音低減テクノロジーを採用していたり、空間オーディオ(ムービーモードと記載あり)が機能として存在していたりします。

見た目はHuaweiのFreeClipと同じで、耳に近い部分に球体型のスピーカーがついています。写真で見てわかるように、チュルンとした質感です。
この質感がゆえに、指紋や汚れは付着しやすい印象をうけます。
こういった光沢のある質感って、宝飾品をイメージさせる高級さを演出するのが狙いなのかもしれませんが、ことガジェットではちょっと安っぽい感じになってしまうんですよね。プラスチック性が強調されるからでしょうか。
むしろ、マット加工やシボ加工、最近では梨地加工が高級路線の主流になっているのは着目すべきポイントです。
同社製品で私が普段愛用しているRunFreeについては、手に吸い付くようなマットな質感で大好きなんですけどね。


デメリット

実際に使ってみて、気になる点がありましたので紹介します。

接続性が悪い

使用中に最も気になったポイントはここです。
Bluetooth 5.4ということで安定して接続している(5.3で大幅に接続安定性が向上しているはず)にも関わらず、再生中にプツプツと音が途切れることがあります。
マルチポイントが原因かなと考えてマルチポイントを解除したのですが、それでも事象は発生するので製品仕様上の問題点かと踏んでます。
まあこのあたりは個体差によるものもあるかもしれないのと、他のレビューをいくつか見てもそんな記載は無かったので、おま環かもしれません。
Soundpeatsレベルの大きな企業であれば返品交換対応も問題ないでしょうし。

(追記)
こちらの問題についてメーカー問い合わせや検証を重ねた結果、おま環だということがわかってしまいました…。お恥ずかしい限りです。
購入をためらってしまった方についてはたいへん失礼しました。

音漏れがする

オープンイヤータイプのイヤホンは、その形状がゆえにどうしても外に対して音が漏れてしまうという問題があります。
高級機だと、アクティブノイズキャンセリングと同じ技術である逆位相の音を流して周りへの音漏れを防ぐ機能がついていたりするのですが、POP Clipについては普通に音楽が漏れ聞こえてしまいます。
家の中で使用する場合や、散歩中に使用する場合は問題ないですが、公共施設での使用は控えたほうがいいと思いました。

見た目が安っぽい

先述した通りプラスチッキーな見た目であるのと、持った感じ・触った感じも含めて重厚感とは対称的な機器と言えます。
コストを抑えるために最適な材質を選択されているのだとは思いますが、所有欲は正直満たされませんし、軽すぎることによってカバンの中でイヤホンがケースから落ちて転がってしまったり紛失してしまったりというリスクも考えられます。
Soundpeats製品って見た目の当たり外れが大きいイメージを持ってしまいます。もしかしたらA/Bテストのように色んな見た目のパターンをリリースして、売上を見ながら最適なものを選ぶということをしているのかもしれませんね。


メリット

適応イコライザー機能

最近のオーディオメーカーは低価格帯の機器でも「楽しく聴ける」という核の部分はカバーされており、POP Clipにおいても例外ではありません。
箱出しの時点でもかなり低音の迫力がある力強いサウンドなのですが、アプリを経由して適応型のイコライザで自分の聴力に合わせたチューニングが可能です。
(というか、箱出しの時点でドンシャリ好きな人向けの音楽を提供できるオープンイヤー型のイヤホンというのがメリットかもしれませんね)

適応イコライザー機能については、聴力検査の要領で自分が聴こえたらタップする、というのを繰り返して自分の最も聴き心地の良い音質にすることができます。
自分好みの音質にするのに頭のリソースを割かなくて良いという点はとてもいい。

物理ボタンという圧倒的な正義

もうね、すべてのワイヤレスイヤホンがこの仕様にしてほしいです。
今でこそタッチタイプ端末への操作が慣れてきましたが、誤タッチで何度苦労したことか。
昔ポケットの中で勝手にタッチされて、通話のリダイヤルが働いて友人から「変な電話がかかってきた」と文句言われたこともありました。
物理ボタンはセンサーではなく内部機構的にスペースを食ってしまうというデメリットはありますが、それをあえて選んで使いやすさを採用してくれたという点は評価に値すると言っていいでしょう。

左右の区別がない

充電クレードルにイヤホンをセットすることで、右耳・左耳がプリセットされるという仕様のおかげで、取り出す際に左右を気にしなくて良いという面白い機能が備わっています。左右の形状が全く同じなので、こういう配慮がされているのですね。

急いでいる時とか暗い時なんかは何気に便利に感じられる反面、使用中に両耳落としてしまうと左右が完全に分からなくなるというデメリットにもなります。
そこまでステレオを気にする方は左右の形状が異なるイヤホンを選んだほうが精神衛生上よいのでは。


総評

自腹レビューなので利害関係なく思いっきりこき下ろしてやろうか、とも思いましたが、改めてメリデメを洗い出したら良いところも見つかるもんですね。
あくまでも中立的な立場からフラットに評価したいと思っており、悪いところは悪いと言えたのでスッキリしました。
そして、当初はこの記事を書いたら売ってしまおうと考えていたのですが、レビューしたことで愛着が湧いてしまったので暫く使い続けようと思ってしまいました。

耳をふさがないタイプのイヤホンだと、身構えないで気軽に使えるという利点がありますよね。見た目はチャチと書きましたが、それゆえに雑に使ってもいいですし。

別に宣伝するわけではないですが、
「イヤホンに1万円も使えない!でもそこそこノリの良い音楽が聴きたい!」というケースや「家に収納スペースがなくて、荷物を常にぶん投げてる」という方にはピッタリではないでしょうか。
もし音質にこだわりたいという気持ちが1ミリでもあれば、ぜひ高級路線のイヤホンを買ってどうぞ。


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