57歳、会社をやっていて思う。休むのも社長の仕事だ。
57歳。
電気工事の会社を経営しています。
会社を始めて十数年。
昔の自分は、
「社長なんだから、人より働いて当たり前」
と思っていました。
朝から現場。
昼間は電話。
夕方に会社へ戻って見積り。
家に帰っても仕事のことを考える。
休みの日に電話が鳴れば出る。
そんな生活を長いこと続けてきました。
でも57歳になった今、
少し考え方が変わってきました。
社長は、仕事が終わらない
会社員なら、
「今日はここまで」
という区切りを作りやすいかもしれません。
でも社長は違います。
現場が終わっても、
見積り。
請求。
資金繰り。
社員のこと。
次の仕事。
考え始めたらキリがありません。
仕事をしていなくても、
頭の中ではずっと仕事をしている。
経営者には、そんな人も多いんじゃないでしょうか。
昔は休むことに罪悪感があった
平日にゴルフへ行く。
サウナへ行く。
少し早く仕事を切り上げる。
昔の自分なら、
「こんなことしていていいのかな」
と思ったかもしれません。
社員が働いているのに社長が休んでいいのか。
仕事があるのに遊んでいていいのか。
でも最近は、少し違います。
休むことも、会社を続けるために必要なんじゃないか。
そう思うようになりました。
疲れていると、判断も雑になる
社長の仕事は、
自分で作業することだけではありません。
決めること。
判断すること。
人に任せること。
これも大事な仕事です。
疲れていると、
「まあ、これでいいか」
となってしまう。
イライラすることもある。
余裕がなくなる。
そんな状態で良い判断ができるとは思えません。
だったら、
ちゃんと休んで、
頭をリセットする。
これも仕事の一つなのかもしれません。
ゴルフもサウナも無駄じゃない
自分の場合、
ゴルフに行ったり、
一人でサウナに行ったり、
車で出かけたりする時間が好きです。
仕事とは全然関係ありません。
でも不思議なもので、
そういう時間に仕事のアイデアが浮かぶこともあります。
そして何より、
「また明日からやるか」
という気持ちになります。
だったら、それでいい。
最近はそう思っています。
57歳、全部自分でやらなくてもいい
若い頃は、
自分が一番働かなければいけないと思っていました。
でも会社は、
社長が倒れるまで働くために作ったものではありません。
社員がいて、
取引先がいて、
協力してくれる人がいる。
少しずつ任せながら、
自分にしかできない仕事をする。
そして休むときは休む。
その方が会社は長く続くのかもしれません。
57歳。
まだまだ仕事はします。
会社も続けます。
でも、
仕事だけで人生を終わらせるつもりはありません。
ゴルフもしたい。
旅行もしたい。
サウナにも行きたい。
新しいこともやってみたい。
そのためにも、
元気で長く仕事を続ける。
今の自分にとっては、
休むのも社長の仕事です。
今さらじゃない、今からだ。
