ルフトハンザの鼻先✈️の「8席」へ。:LH717搭乗記|世界一周ファーストクラス の旅Vol.2
2026年の春からスタートした
ルフトハンザ航空の100周年を記念する
新サービス「FOX」フューチャー・オンボード・エクスペリエンスは、
胸アツ体験だった。
🛫364席の巨体でゆく14時間
羽田 11:45 → フランクフルト 19:00
Boeing747-8での 14時間のフライト
ファースト 8席
ビジネス 80席
プレエコ 32席
エコノミー 244席
合計:364席の大型機だ。
このジャンボ機の最先端、わずか「8席」が
今回の私の
ワクワクのファースト席。

近年は個室化が進むファーストクラスだけど
このBoeing747-8は
「昔ながらのファースト」な設計。
でも、サービスは最高。
きっと、のちに飛行機を見上げた時
あの先端に乗ったんだなあ・・と
思い出す日もあるだろう。
🧳搭乗
乗り込むと、さっそくCAが挨拶に。
ウェルカムドリンクが来る。

なので「水」にした
そして、ルフトハンザの「お約束」
👩✈️黒人女性のチーフパーサーが
ファースト席の一人ひとりに挨拶に回る。
こちらに順番が回ってくるまで
なんとなく緊張する。
目の前には、アメニティのポーチがある。
そこには100と印字されている。
これは
ルフトハンザの100周年の記念を表している。
👩✈️チーフパーサーは
『ようこそ。本日は約14時間のフライトです。
我々にいつでも何なりとお申し付けください。
快適なフライトをお過ごしください。』
、、のようなことを英語で話してこられたので
私はポーチの「100」を指差しながら
『Happy 100th anniversary, Lufthansa! Congratulation!』
と、マダムっぽく言ってみようと
実は、タイミングをうかがっていた。
ところが、
こちらが英語が難しいのを察知したのか
笑顔で、さっと行ってしまった。
心の中で、あ・あ・・・と
残念な感じになってしまった。
🍷飲み物
本来、ファーストクラスの醍醐味といえば
さまざまな「高級銘柄の美酒」だ。
機内で、優雅にグラスを傾ける人々に比べ
ゲコの私は、正直言って
かなり損をしている気がする。
しかし
そんな私にも、オシャレな飲み物で
気分を上げてみるチャンス。
オレンジジュースやコーラではない
“お酒っぽいドリンク”を
機内で飲んでみようと決めていた。

三種類あったモクテルをすべてオーダーしてみた。
フルーティでさわやかで、それぞれに味わい深かった。
👝アメニティ:自分でも選べる。
2026年から
アメニティの提供スタイルが変わり
CAがカゴに入ったグッズを
一人ひとりに選ばせてくれる。
昨年のルフトハンザは
男性的なポーチだけが渡されるスタイルだったが
このカスタマイズ方式は嬉しい。
これもFOXならではのサービス。

CAさんがニコニコと
これはどう?と勧めてくる。
特に「目の下に貼る小さいフェースマスク」が
彼女の推しらしく
要らないと言っても、これはイイから!と
貰うことになった。
それを、後で使ってみると
長時間のフライトの疲れが癒され
スッキリとする!本当に良かった。
けっきょく
私は膝の上に、よく分からないお化粧品を
たくさん貰っていた

どんどん渡された結果
🍽最初の食事
シートベルトサインが消えると
CAがワゴンを伴って動き始めた。
白いテーブルクロスが敷かれ
キャビアが運ばれてきた。
ルフトハンザのキャビアは
ファーストクラスの、看板サービス。
キャビアに添えられるのが
ブリニ(ちっちゃいパンケーキ)など
マザーオブパール(真珠貝)のスプーン。
(これもFOXからのもの)
でも私は
あのホットケーキみたいなのより
カリカリのトーストの方が好きだから
トーストをお願いした。
付け合わせはレモンのみにした。

気のせいか、キャビアに馴染んで使いやすい。
続いてコースへ
日本出発便は
日本語メニューもあって、ほんと助かる。

泣く泣く適当に選ぶしかない私。

📶WI-FI
ファーストクラスには
無料のバウチャーカードが配られる。
ルフトハンザはStarlinkの導入を発表しているが
全機材への搭載完了は3年後の2029年予定。
実は昨年
同じようにルフトハンザの古い機材で
Wi-Fiを繋いでみたけど
動画どころか
テキストさえ送れない状態だった。
なので、今回は繋がなかった。
ファースト席だろうと
【Wi-Fi強めで!】みたいなサービスはない。
物理現実は平等なのだ。
新しい機材だとWi-Fiも速いんだろうなぁ。
🛌就寝
食事が終わると
CAがベッドメイクをしてくれる。

寝るのに心地よい
🚽トイレ
ファーストクラス専用のトイレにもバラの生花。
ふたを閉じると立派な椅子になる。
赤ちゃん用のベッドも引き出せる。
化粧スプレーやハンドクリームなどが置かれていた。
でも機材が違うと
またアメニティの内容が違うのだろう。
昨年のときはアベンヌのスプレーがあったし
歯ブラシも準備されていたが
今回は無くて
マウスウオッシュなどもあった。

お外が見えて明るくて素敵だった。
🍽到着前の食事
フランクフルト到着の、約2時間前
2回目の食事の提供。
「食事はどうしますか?」と聞かれたので
あらかじめメニューで見ていた
ハンバーガーをお願いする。

このコールスローも、とてもおいしく感じた。
結局「食べ慣れた味」が恋しくなる
ということかもしれない。
航空会社の文化というかお国柄は
本当にそれぞれだと感じる。
ルフトハンザは
先ず、必要かどうか、を尋ね
オファーを受けてから提供する。
出来ないことはできないと言い
しかし、乗客の希望をできるだけかなえるよう
尽力してくれる。
というのは、こんなお願いをしたのだ。
①私はチーズは食べないけど写真だけ撮りたい。
➡ 「それは、できません。」
まあそうだよね・・と食事を続けていると
「はい!どうぞ。写真撮って!」と
盛り付け前の、大きなチーズの塊のあるトレイを
笑ってもって来てくれる。
(※私の席がギャレーのすぐ前だから可能だった?)

ギャレーでおしゃれに盛り付ける。
② ハンバーガーの付け合わせのコールスローサラダが美味しかったから、もしあったらお代わりください。
➡ 「これは少ししか在庫がなくて・・」
と言われつつも、ちょっと待ってみて、と
ギャレーに戻られた。
しばらくして、
ちいさなお皿に丁寧に盛られたサラダが。
付け合わせは、他の乗客のオーダーによって
在庫が読めないのだろう。
全体のオーダーが落ち着いてから
私に提供してくれたのだと思う。
③ スマホのチャージはどこにあるの?
「ちょっと、待ってください!」
他のスタッフと、右往左往して
しばらくして
席の奥まった場所を示してくれた。
充電コンセントも貸してくれた。
そうか、
機材が違うとコンセントの場所違うよね。
でも、USBポートもそこにあったんだよね。
フランクフルト到着 ― 19:00
ファーストクラスは最優先で降機。
・・・かと思っていたら・・・
もう、降りるときから
いろんな乗客が【一緒くたに降りるスタイル】で
流されるように、笑顔のスタッフに見送られた。
約14時間のフライトを終えて
フランクフルト国際空港へ到着。
到着時にも
ファーストのアテンドサービスがあるのか?
と思っていたけど
まあ、時々でいろんなケースになるのだろう。
終わりに
降機して、通路を歩きながら
今乗ってきた機体を窓から見た。
ルフトハンザの100周年に乗れてよかったな
と、単純に思う。
100年の歴史と、
これから始まる「FOX(未来の体験)」。
古き良きジャンボ機の重厚感と
変わりゆく新しいサービスが
混ざり合った14時間。
熟練のCAさんたちは
「夜会巻き」もせず「ハイヒール」も履かず
いかにもドイツらしい質実剛健な
いわゆる「できる女」だった。
大きな声で笑い
笑顔で対応してくれた今回のCAに
「Happy 100th anniversary!」と
あの一言を言えばよかったな…と
空港を歩きながらふと思った。
