教頭先生の「内緒だよ」が子どもを変えた日|HSC繊細っ子の挑戦
「避難訓練がこわい」「予定がわからないとお腹が痛くなる」そんなHSC(繊細さん)の子育て中の母です。学校の先生との小さな信頼関係が、わが子の背中をそっと押してくれた出来事がありました。同じように学校行事に不安を感じるお子さんを持つ方の、少しでも励みになれば嬉しいです。
HSCの子どもにとって「予定がわからない」ことがどれほど怖いか
わが家の子どもはHSC(Highly Sensitive Child)「繊細さん」です。
感受性が高く、音や雰囲気の変化にとても敏感。そして予定が事前にわからないと、不安から身体症状が出てしまいます。 お腹が痛くなったり、登校できなくなったり。
避難訓練はまさにその典型でした。
「いつ鳴るかわからないベル」「突然の大きな声や音」「いつもと違う動き」HSCの子にとってはこれらすべてがパニックになる要素。そのため、今までは避難訓練のある日は欠席することが続いていました。
転機は「嬉しい偶然」と先生たちの温かいフォロー
先月、嬉しい偶然が重なって、数年ぶりに避難訓練に参加できました。
そしてまた今月も避難訓練があると知り、わが子は心配でいっぱいになっていたようです。
そんな子どもの様子を見ていた教頭先生が、こっそり避難訓練の日程を教えてくださったとのこと。「内緒だよ」という約束つきで。
スクールカウンセラーさんから聞いた、思いがけない報告
スクールカウンセラーの先生から、こんな話を聞かせていただきました。
「教頭先生と友達なん?っていうくらい、楽しそうに話していましたよ。」
えっ!?と驚きながらも、なんだかとても嬉しくて。
わが子が教頭先生とそんなふうに話していたとは知らなかったので、思わず笑顔になってしまいました。子どもにとって学校の先生と「対等に楽しく話せる」存在がいるということが、どれほど心強いことか。
教頭先生はわが子の特性をちゃんと理解してくださっていて、だからこそ「この子には事前に教えてあげた方がいい」と判断してくださったのだと思います。
「内緒」を守りながら、挑戦しようとしている姿
教頭先生との「約束」は、私にも教えてくれません(笑)。
でも、今月の避難訓練の日も学校に行きたいと言っているのです。
今まで怖くて欠席していたのに。•͙‧⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺‧•͙‧⁺
その変化に気づいたとき、胸がじんわり温かくなりました。「ちょっと強くなれたのかな」と感じる瞬間でした。怖いけど、挑戦してみようとしている。その意欲が見えてきたことが、親としてとても嬉しいです。
学校との連携がHSCの子の安心につながる
HSCの子供を持つご家庭では、学校との連携がとても大切なんですね。
わが家でも、担任の先生だけでなく、スクールカウンセラーさんや教頭先生など、複数の方に子どもの特性をお伝えするようにしています。
「この子はこういう特性があります」と伝えることで、先生方も適切にフォローしてくださるようになりました。一人でがんばらなくていい、周りを頼っていいんだ。そのことを改めて感じた出来事でした。
ありがとうございます*.+゚嬉(๓´͈ ˘ `͈๓)嬉.*♡
感謝のきもち|教頭先生、保健室の先生、養護教諭の先生、スクールサポーターの方々、本当にありがとうございます!!
教頭先生の心の広さと、細やかな気配りに、心から感謝しています。
来年度もいてほしいな…と思ってしまいます。
わが子のことをしっかりと理解してくださっているから、こんな細かいフォローができるのだと思います。学校という場所が、子どもにとって「安心できる場所」になっていくのは、先生お一人おひとりの積み重ねがあってこそ。
本当にありがとうございます。
名言から学ぶ📖
「感受性の高い人は、世界をより深く、より豊かに体験する。それは弱さではなく、ギフトだ。」
HSCという概念を世界に広めたエレイン・アーロン博士の言葉です。「敏感すぎる」「繊細すぎる」と否定的に見られがちな特性を、「才能(ギフト)」として捉え直してくれる視点は、HSCの子を持つ親御さんにとって大きな励みになります。感じやすいことは、豊かさの証。そう思えると、子どもへのまなざしが少し変わるかもしれません。
「あなたの感受性は、世界があなたに与えた最も美しい贈り物のひとつです。」
繊細であることは「欠点」ではなく「個性」であり「強み」である。そのメッセージを繰り返し伝え続けたアーロン博士らしい言葉です。HSCの子どもたちが自分自身を「おかしい」「変だ」と感じずに済むよう、周りの大人がこの視点を持てるかどうかが大切です。わが家でも、「敏感なのはダメなことじゃないよ」と日々伝えるようにしています。
📚 HSCをもっとよく知りたい方へ|おすすめの本
繊細な子どもへの理解を深めたい方に、ぜひ手に取ってほしい本があります。「うちの子、敏感すぎる?」「どう関わればいいの?」と迷ったとき、わが家でも何度も読み返した本です。
HSCについて書かれた本は、子どもへの接し方・声のかけ方・学校との連携方法など、実践的なヒントがたくさん詰まっています。 読むだけで「そうか、この子はそういう子なんだ」と理解でき、気持ちがすこし楽になれると思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。同じように繊細なお子さんと日々向き合っているご家族に、この記事が少しでも届きますように。

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