ポストモーテムをやってみよう😙
次に活かすという行為をより効果的に行う方法のお話。
学業や仕事などで「何かの節目に行った行為」について振り返ることがあると思います。学生さんならテスト、社会人なら会議やプレゼンってとこかな。
ここで日本人のあるある特徴をひとつ言いましょうか。この振り返りのことを日本では「反省会」と呼びます。反省会やろーぜ~!って、まぁなる。振り返りだからね、やらないわけにはいかない。
でも、反省会なんて誰も参加したくないはず!
そりゃそうでしょう。反省会では、
・あのときは○○すればよかった…
・うまくいかなかった原因は○○だ…
・次にそうならないように○○しよう…
こんな感じばっかですもん。そして誰が悪かったか?何が悪かったか?に焦点を当てられ、当事者は「仕方ないと思いつつも嫌な思いをする」。こんな会に誰が出たいのだろうか。
私が仕事でいろんなチームを見ていたとき、この反省会が横行(悪いことのように言ってるけど、まぁよくないことw)していましたので、あるとき私はこれを改めました。何に改めたか。それが、
ポストモーテム(事後検証)
言葉の語源は少しディープな内容ですので興味ある人は調べてくださいませ。そして調べようとする人にはひとつだけ事前情報をお伝えしておくと、
ここ数年のネットに転がっている「ポストモーテムの解説」は日本人が得意の反省会寄りになってきているので、調べても軽く読み流してください。
先に正解を書いちゃいます。
ポストモーテムは反省会ではありません。
ポストモーテムは、うまくいかなかったことに対して
・想定していた「うまくいく」とは適切だったのか?
・うまくいったらどうなってたのか?
・うまくいくにはどうしたらいいのか?
この3つについてポジティブな視点から意見を出し合うことを言います。けっしてネガティブワードを使ってはいけません。また、参加者全員が一定の語尾の定型文を必ず使って行います。
~のとき~していれば、~のことができた。これができてたら、~になれた。
この文の形式に則って各々が行った過去を振り返り、意見を出し合うのです。そして出した意見を参加者全員で見ながら、うまくいくにはどうしたらいいのか?、に最大のフォーカスを当てて案出しする。
この案出しが次にやることの糧になるんですね。これは非常に強力な振り返り方法です。
ポストモーテムでは、通常の会議ならネガティブな内容もポジティブに置き換えられて議論されますから、参加者は嫌な思いをすることはありません。むしろ失敗してしまった人は感謝されます(笑)。議論の材料の提供になるのですから。
ポストモーテムはあらゆる場面で有効です。
勉強や仕事だけでなく、スポーツや生活、果ては生きることそのものにも応用が利く。人数もひとりから複数人まで問題なし。最近でこそ、このワードを聞くことが多くなりましたが、数十年前はまったくでした。
最近の実例ではあの、りくりゅう、もこのポストモーテムをしていたみたいです。彼らがこれを知っていたかはわかりませんが、やっていることそのものがポストモーテム。だからこそ金メダルに繋がったことは間違いないと思います。
その記事の紹介と一節を抜粋して残しておきますので、参考にされてくださいね。
「常にプログラムが終わった後は、ポジティブな一言。決してネガティブなことを言わないって約束して、お互いやっています」(木原)
振り返りは「なぜダメだったか?」ではなく「どうすればよくなるか」にフォーカス。コミュニケーションの流れは「このツイストはよかったよね。でもデススパイラルは少し、こうだったね」と、よかった部分から入る。
うまくいかない時ほど、気になるのはネガティブな部分。そこで物事を前に進めるためにも、まずできている部分を意識する。だから練習後のフィードバックでも、口から出るのは常にポジティブな言葉だ。
「自分の失敗をすごく気にする」という三浦も「失敗よりも良かった点について話し合うことができたので、マインドもすごく変わりました」と結成してからの変化を語った。仮にちょっとしたぶつかり合いがあっても「その日のうちに解決。次の日の練習に持ち越さない」を意識している。
もしみなさまが日常の振り返りに違和感を感じておられるならば、このポストモーテム、うまく活用していきましょう。めっちゃ有用ですので、ぜひ😄。
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