第1章:英語が怖かった僕が、オランダ行きを決めるまでの話
第1章:英語が怖かった僕が、オランダ行きを決めるまでの話
1. 英語に触れていたのに、話せなかった現実
海外に興味はあった。
英語も、ちゃんと勉強していたつもりだった。
通勤中に英語聞き流しをして、
週末は英会話学校に通い、
単語帳をめくりながら「いつかは話せるようになる」と自分に言い聞かせていた。
だけど──
いざ外国人を目の前にすると、何も言えなかった。
こんにちはさえ、喉につっかえる。
言葉が出ない焦りで、心臓の鼓動だけが早くなっていく。
頭の中では文章を組み立てているつもりなのに、
口を開くと「……」で終わってしまう。
そんな自分が情けなくて、悔しくて。
“英語は難しい”という思いが、どんどん自分を縛っていった。
2. 「海外で本当に生活できるのか?」という不安
海外駐在の話が現実味を帯びてきたとき、
喜びよりも先に押し寄せたのは圧倒的な不安だった。
言葉が通じなかったらどうしよう
仕事でミスしたらどうしよう
買い物ひとつも困るかもしれない
会話ができず孤独になるんじゃないか
そんな弱気な想像ばかりが浮かんできた。
勉強したのに話せない。
努力したのに自信が持てない。
“準備したはずなのに、なぜか不安だけが大きくなる”
あの感覚は、今でも忘れられない。
3. 「どうして欧州の人は英語が話せるんだ?」という疑問
僕の頭には、どうしても拭えない疑問があった。
“なぜ欧州の人は、母国語じゃない英語をあんなに自然に話すんだろう?”
頭がいいから?
教育レベルが高いから?
みんな留学しているから?
でも実際のところ、本当の理由はわからなかった。
だからこそ──
自分の目で確かめたい
自分の耳で聞きたい
自分の体で感じたい
そんな気持ちが、オランダ行きを後押しした。
4. それでも「飛び込んでみよう」と思えた理由
不安がなかったわけじゃない。
むしろ不安だらけだった。
でも、怖さの奥に、ほんの少しの“期待”があった。
もしも英語が話せるようになったら、人生はどう変わるんだろう?
もしも世界で働けるようになったら、どんな景色が見えるんだろう?
その小さな期待だけが、僕の背中を押した。
5. 英語が苦手でも、海外で働けるのか?
出発前、何度も自分に問いかけた。
「英語が苦手なまま、海外で働けるのか?」
「本当に自分にできるのか?」
でも、答えは出なかった。
だからこそ、行くしかなかった。
“やってみないとわからない”というシンプルな答えだけを握りしめて。
6. その不安こそが、あなたと僕をつなぐ共通点
もし今これを読んでいるあなたが、
英語に自信がない
勉強しているのに話せない
何から始めていいかわからない
外国人の前で固まってしまう
そう感じているなら、言わせてほしい。
それ、全部かつての僕です。
僕はスタート地点から“得意な人間”ではなかった。
むしろ、英語が一番嫌いだった時期すらある。
だからこそ、
英語で悩む人の気持ちに、僕は誰より寄り添える。
7. 次章へ:オランダで出会った“英語の真実”
そして──
僕の英語の価値観は、オランダで一気にひっくり返ることになる。
文法より、発音より、大切なものがある。
欧州の人が英語を話す本当の理由は別にあった。
英語が苦手でも、話せるようになる方法は確かに存在する。
その“答え”を、第2章以降で書いていきます。
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