見出し画像

大きなクレーンに憧れた青年が、全国の風景を作るまで。現場を支えるベテラン工事部長C.Sの、仕事と家族への想い

造園コースのある高校へ進学し、卒業後は岐阜造園一筋でキャリアを重ねてきた工事部部長のC.Sさん。「毎日変化のある仕事がしたい」「後世に残るものを作りたい」という入社当時の想いを、今も変わらず胸に抱き続けています。全国各地での単身赴任生活を続けながら、数週間ごとに家族に会いに帰る——。その言葉の一つひとつからにじみ出るのは、造園という仕事への飽くなき探求心と、仲間や家族への感謝の想いでした。岐阜造園の"現場の背骨"とも言えるC.Sさんのこれまでとこれからについて伺います。


大きなクレーンに憧れて。岐阜造園一筋で歩んだ30余年

──まずは入社までの経緯を教えてください。

C.Sさん:
もともと造園がやりたくて、造園コースがある高校に入学しました。高校3年生ぐらいのときに、通学途中に大きなクレーンを見かけたんです。車体に岐阜造園と書かれていて、「岐阜県内でどこの造園会社が一番大きいんだろう」と気になって。調べてみると一番上に岐阜造園の名前があったので、入社試験を受けました。

──造園コースがある高校を選ばれたのには、何か理由があったんですか?

C.Sさん:
ものを作ることが好きだったんです。手に職をつけた方がいいなという想いもありました。それに、工場のように1箇所でずっと同じ作業をするのではなくて、毎日変化がある仕事の方がいいなと。それが自分の力になってくると思ったんです。色々な仕事を幅広く手がけたいという気持ちがありました。あとは、残るものを作りたいという想いですね。ずっと残っていくものに携わりたいと思っていました。

当時見たクレーンはこんなイメージだったでしょうか、、

「10年経ったら面白いぞ」——自分の庭だと思って向き合う、造園の奥深さ

──造園業の面白さとは、どんなところだと思いますか?

C.Sさん:
元上司に「10年経ったら面白いぞ」って言われたんです。10年で仕事のやり方を覚えて、そこからは技術を増やしていく。やっていることは昔から基本は変わらないんですが、造園にはその地域ごとの方式があって、イギリス式とか日本庭園とかいろんなパターンがあるんです。方式次第で、見せ場やイメージがガラッと変わってくる。同じ造園でも、とにかく幅が広いっていうのがいいところだと思います。

──10年でようやくスタートラインに立てるというのは、それだけ奥が深い世界なんですね。実際に施工するにあたって大切にしていることは何ですか?

C.Sさん:
自分の庭を作ろうと思って作ると楽しいんですよね。お客様のために作っているんだけど、自分の庭だと思えば妥協しないから。それが大事だと思います。一つひとつの現場に妥協せずに向き合いたいし、完成しても「まだやれたんじゃないか」っていう気持ちが次の仕事の原動力にもなっているんだと思います。

たまの休日は、朝から夫婦でお酒を。単身赴任を支える家族と、4人の孫に注ぐ無償の愛

──仕事のモチベーションややりがいになっていることはありますか?

C.Sさん:
やっぱり孫ですね。この前4人目が生まれましたが、まだ2回しか会えていないんです。会うたびに娘や孫関連のお金が飛んでいきますけど、とにかく可愛いので全く問題ないです。
あとは、お酒が好きなので、完全に休みの日に朝から飲むのも楽しみです。休みの日でも朝5時ぐらいには起きちゃうので、それからちょっとつまみを作ったり。たまに帰れる休日には、朝から嫁と一緒に飲んだり。単身赴任が長いので料理もしますよ。

──自分の仕事に対する評価はどのように感じていますか?

C.Sさん:
自分が見てどうこうというよりも、人が見て感動するかどうかの方が大事ですね。担当した現場の口コミをチェックすることがあるのですが、大半は建物についてのコメントが多い中、「外構や植栽が素晴らしい」とか出てくると、ちょっと良かったなって思います。一番嬉しいのは、苦労して作ったものが評価されることですね。

「背中を見せる」教育と、若手が早く帰れる環境づくり

──今後の仕事における目標はありますか?

C.Sさん:
とにかく次の世代の社員を育てていくこと、それに尽きますね。今はまだベテラン社員が多くいるけれど、その技術・知識をいかに若手社員へ継承していけるかという課題があります。あとは、後世に残せる庭を作っていきたいという想いもあります。今のような大きな仕事がずっと続くように、そしてそれを後輩社員たちが担当できるように取り組んでいきたいなと思っています。

──若手社員育成の取り組みとして、具体的にどんなことをされてきたんですか?

C.Sさん:
約10年前ぐらいから、若手社員にはベテラン社員が帯同したり、協力会社さんのベテラン社員の方と一緒に入らせてもらうという取り組みを始めたんです。そうやって現場で先輩の背中を見ながら経験を積んでもらって、そこからどんどん成長してきている。ただやっぱりハードな仕事には抵抗がある人も多い。自分は基本、朝早く入って夜は早く帰るようにしています。上の人間が遅くまでいるとイメージが悪くなると思うので。上がきちんとやることをやっている姿を見せることで、自然と育ってくる部分もあると思っています。

──今の新入社員の育成体制はどうなっていますか?

C.Sさん:
ここ数年の新入社員の方には、約半年~1年間は、現場経験をしてもらっています。その後の配属部署でその経験を活かしてもらいたいという考えです。他にも、岐阜造園アカデミー(社内勉強会)を月1回実施していて、新入社員に限らず全社員が参加できるようにしています。昔は30~40人しかいなかった会社が、今は5倍くらいになっているので、これからの人たちが本当に大事だと思っています。

新入社員 現場研修の様子
岐阜造園アカデミー(勉強会)の様子

「悩みはその場で吐き出せ」——失敗を恐れず、10年先の楽しさを掴んでほしい

──社内の若手社員・新入社員の方へメッセージをお願いします。

C.Sさん:
若手社員の皆さんは、悩み事はその場で吐き出すこと。溜め込むと絶対良くないです。考えすぎたら損だし、時間も足りない。そして常に勉強する姿勢を持ち、偉そうにせず低姿勢でいること。毎日コツコツやっていれば力がついてくるので、懲りずに取り組んでほしい。

新入社員の皆さんには、とにかく色々なことを見て経験してもらって、まずは楽しんでほしい。今は見て覚えていくのが一番いいと思います。1年目は失敗するものです。それは当たり前のこと。2年目からはその失敗を少しずつ減らして、3年目からはあまり失敗しないように頑張ってもらえればいいと思います。社会人は、自分でお金を稼ぐために仕事をして利益を上げないと給料も上がらない。そういうことを少しずつ覚えていくと、仕事する楽しみもいろいろ出てくるよと伝えたいです。

──悩みを吐き出すというのは、歳を重ねるにつれて難しくなりますよね。若手社員が悩みを吐き出しやすくするためのコツはありますか?

C.Sさん:
日々のコミュニケーションだと思います。上司からの働きかけも大事ですが、結局のところ同世代同士でのコミュニケーションが一番大事かなと。そういう場を今後増やしていけたらいいかなと思っています。

「岐阜造園だからできる」一生モノの経験と、後世に残るスケール感

──岐阜造園の魅力やおすすめポイントを教えていただけますか?

C.Sさん:
他の会社ではなかなか経験できないような、大きいスケールの仕事がたくさんできる。そこが一番いいと思います。規模の小さい仕事から大きい仕事、出張を伴うような仕事まで全て経験ができる。後世に残せるものを作ることができるんです。そういうところに携わることができれば、また仕事がどんどん面白くなってくるし。岐阜造園の社員だけじゃなくて、様々な他業種の人たちと一緒に仕事ができるのも魅力だと思います。

──スケールの大きさは本当に魅力的ですね。一方で、この仕事の時間面や働き方について、入社を考えている人に伝えたいことはありますか?

C.Sさん:
休みや朝の時間のことは気になると思うけど、どうしてもこういう職業は朝が早いんです。雨の日にはできない日もあるし、時間的にちょっと縛られる可能性もある。でもやっぱりそれが自分自身の身にもなってくるんです。それを踏まえて臨機応変にやってもらえればいいかなと。あとは自然を見て学んだり、いろんな住宅や庭を見てもらうのが大事です。一番いいのはやっぱり現場での経験で、それが間違いなく自分の力になってくると思います。


取材後記📒
30年以上、岐阜造園の施工管理職一筋で走り続けてきたC.Sさん。現場の最前線で指揮を執る“工事部長”としての厳格な表情と、お孫さんの話をされる時の柔らかな笑顔のギャップがとても印象的でした。印象に残ったのは、「自分の庭だと思って作る」という言葉です。大規模なプロジェクトであっても、その根底にあるのは一人ひとりの職人の細やかなこだわりと愛情なのだと改めて気づかされました。(広報担当🌸)


岐阜造園では、一緒に未来に残す景色をつくる仲間を募集しています。詳しくは下記サイトよりご確認いただき、お気軽にお問い合わせください。

#企業のnote #オープン社内報  #デザイン #ランドスケープ #都市緑化   #自然が好き #緑が好き #新卒採用 #就活 #社員インタビュー #仕事について話そう


Instagramでも様々な情報を発信しています。フォローお待ちしております!