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美容師が思っているより、お客様は頼りにしている


小さな美容室の方たちと、
講座を通してお話ししたり、
サロンづくりを一緒に考える時間を過ごす中で、
よく感じることがあります。

それは、

お客様の方が、実はすごく期待して待っている
ということです。

でも当の美容師さんやサロンオーナーさんは、
とても遠慮していることが多いんです。

「嫌がられないかな」
「必要としてないかもしれないし…」
「押しつけになったら嫌だな」

そんなふうに思って、
本当は伝えたいことがあるのに、
少し控えめに関わっている。

もっとこうしてあげたい。
もっと伝えたほうがいい気がする。

でも、それを
うまく形にして届けられない。

そんな悩みを、
講座の中でもよく聞きます。

でも、いつも思うんです。

そのサロンって、
ちゃんと予約が埋まっていて、
お客様が通い続けてくれているお店なんですよね。

それってつまり、

「この人にお願いしたい」
「この人に任せたい」

そう思って来てくださっている
お客様がいるということ。

だからこそ、私はむしろ

「もっと教えてほしい」
「私には何が合うのか知りたい」

そんなふうに
待っているお客様が多いんじゃないかな
と感じています。

実際に、講座を通して
サロンの方たちと一緒に
伝え方や関わり方を少しずつ整えていくと、

お客様の反応が
変わってくることがあります。

サロンさんから
こんなお話を聞くことがあるんです。

「お客様の方から
“これ使った方がいいかな?”って
聞いてくれるようになりました」

「次のメニューのことを
お客様から相談してくれるようになりました」

「前よりも
お客様との会話が広がりました」

今までは
美容師さんの方が遠慮していたことを、
お客様の方から言ってくれるようになった
という声です。

それって、
本当にすごいことだと思うんです。

そして同時に、
少しだけこう思うこともあります。

もったいないなって。

目の前のお客様は、
本当はもっと知りたいと思っている。

もっと教えてほしいと思っている。

でも美容師の方が遠慮して、
そのままになってしまっていることも
きっとあるんじゃないかなと。

実はそれって、

新しい商品を入れなくても
新しいメニューを増やさなくても、

今あるもので、
もっと喜んでもらえる可能性がある

ということでもあります。

だから私は、
講座を通してサロンの方と関わる中で、
いつも思っています。

伝えることを、遠慮しなくていい。

売るためではなく、
押しつけるためでもなく、

プロとして、
大切なお客様のことを思って
伝えていく。

その関わりがあるだけで、
お客様との時間は
もっと楽しく、もっと深くなっていく。

実際にそう変わっていく場面を、
これまで何度も見てきました。

だからこそ、

目の前のお客様のために。

遠慮ではなく、
想いを込めて。

ちゃんと伝える美容師さんが
もっと増えたらいいな。

と、思っています。

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