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講座をやる人、始めました。(自分でもビックリな件①)

①そもそも、なんで私がやるのか問題


正直に言うと、
私は講座をする未来なんて、
まったく想像していませんでした。

自分のお店で美容師を楽しめていて、
長く通ってくださるお客様がいて、
それだけで十分、充実した日々だったからです。

売上を大きく伸ばしたいとか、
規模を広げたいとか、
正直そういう気持ちも特別ありませんでした。

むしろ、
「今のままが心地いいのに、なんで変えなきゃいけないの?」
くらいに思ってたかもしれません。

ただ、目の前のお客様と丁寧に向き合って、
心地よい時間を重ねていくこと。

それが私のやりたいことで、
それ以上でも、それ以下でもなかった。

だから本当に、
講座をするなんて考えたこともなかったんです。

でも、メーカーさんでセミナーをさせてもらう中で、
少しずつ状況が変わっていきました。
同じ小さな美容室のオーナーさんたちに

「やってみたいです」
「どうやって考えているんですか?」
「真似してみたい」


そんな声をいただくようになったんです。

最初は、
「え、私のやってること、そんなに特別じゃないけど…」
って思ってました。

でもその中で、
何度も何度も聞いた言葉がありました。

「相談できる場所がないんです」

その言葉が、ずっと心に残りました。

実は、私もずっと一人で考えてきたから。
誰かに聞きたいけど、
聞く相手がいない。
聞いても、
「それは自分で考えなきゃ」って言われそうで怖い。

そもそも、
何を聞いたらいいのかすら分からない。
そんな気持ち、めちゃくちゃ分かるんです。

だから、
「相談できる場所がない」っていう言葉を聞いたとき、

ああ、そうか。
私が欲しかったのも、これだったんだ、って。

売上アップの方法とか、
集客テクニックとか、
そういうことじゃなくて。

「私のやり方、これでいいのかな?」
「もうちょっと楽にできる方法、あるのかな?」

そんな、ふとした違和感を、
誰かと話せる場所。


それが欲しかったんだって、
改めて気づいたんです。

講座をやると決めたのは、
そんな理由でした。

やり方を変えたいとか、
正解を教えたいとか、
そういうことじゃなくて。

「あ、私も同じこと思ってた」
「そうやって考えればいいんだ」
そんなふうに、
同じ、小さな美容室の美容師さんたちが
ちょっとだけ楽になれる場所を作りたかった。
それだけです。​​​​​​​​​​​​​​​​


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