出張すると、いつもの飼育部屋が少し恋しくなる。


こんにちは、マキです。
仕事柄、年に何度か出張があります。
短い出張もあれば、少し長く家を空けることもあります。
出張前には、生き物や植物の状態を確認して、必要であればいつもお願いしているペットシッターの方に世話をお願いします。
何度もお願いしている顔馴染みの方なので、安心して任せることができます。
それでも、出張して何日か経つと、ふと思います。
「飼育部屋、どうしてるかな。」
もちろん心配もあります。
でも最近は、それだけではないことに気づきました。
出張すると、飼育部屋から離れるだけではなく、
普段の生活リズムそのものが少し崩れるんです。
飼育部屋が、生活のリズムを作っていた
家にいるときは、意識していなくても飼育部屋を中心にした小さな習慣があります。
朝起きたら、ケージや植物棚を確認する。
仕事から帰ったら、生き物たちの様子を見る。
植物の用土や水苔の乾き具合を確認する。
必要なら水やりをする。
夜になったら、もう一度ケージを覗く。
もちろん毎日すべての世話をするわけではありません。
むしろ、
「今日も異常なし。」
と確認して終わる日のほうが多いです。
でも、その「確認する」という行動そのものが、いつの間にか生活の一部になっていました。
出張すると、いつものタイミングがなくなる
出張先では、当然その時間がありません。
ホテルに戻ってもケージはない。
植物棚もない。
温湿度計を見ることもなければ、水苔を触ることもありません。
普段なら、
「そろそろ飼育部屋を見よう」
と思う時間になっても、見るものがない。
仕事が終わってホテルへ戻り、食事をして、お風呂に入って寝る。
それだけで一日が終わります。
自由な時間は増えているはずなのに、なぜか普段より落ち着かない。
そこで初めて、
飼育や植物の世話が、自分の生活の区切りになっていたんだな
と気づきました。
世話がなくなると、時間の使い方が変わる
家にいると、
「この時間に水やりをしよう」
「今日は餌の日だ」
「ライトが消える前に確認しておこう」
と、自然に一日の流れが決まっています。
生き物や植物に合わせて生活しているつもりでした。
でも実際には、
自分の生活のほうも、生き物や植物によって整えられていたのかもしれません。
出張すると、その基準が一度なくなります。
寝る時間が少し遅くなったり、
食事の時間が変わったり、
ホテルでスマホを見ている時間が長くなったり。
普段とは違う環境ということもありますが、飼育部屋で過ごしていた時間が丸ごとなくなる影響も意外と大きいです。
毎日やっているときには、「世話があるから時間を取られる」と感じることもあります。
でも、なくなってみると、その時間が一日のリズムを作っていたことに気づきます。
そして結局、出張先でも趣味を探している
そんな状態なので、出張先でも結局、
「爬虫類」
「アガベ」
「ビカクシダ」
とGoogleマップで検索しています。
せっかく知らない土地へ来ているのだから観光地を調べればいいのに、気づけば爬虫類ショップや植物店を探している。
お店へ行けば、
「これ、家で育てたらどうなるかな」
「この株、いいな」
なんて考えています。
飼育部屋から離れているのに、頭の中では結局いつもの趣味のことを考えている。
出張先で植物をお迎えして、帰宅すると飼育部屋の仲間が増えていることまであります。
こうなると、飼育部屋が恋しいのか、単純に趣味から離れられないのか、自分でもよく分かりません(笑)。
帰宅すると、生活リズムも戻ってくる
出張が終わって家に帰ると、まず気になるのは飼育部屋です。
荷物を置いて、
ケージを確認する。
生き物たちを見る。
植物棚を確認する。
水苔や用土を見る。
そして、
「特に変わってないな。」
と思えれば、それで十分です。
何も起きていないことに安心して、いつもの世話を始める。
すると不思議なもので、
「ああ、帰ってきたな」
という感覚があります。
自分の家に帰ってきたからだけではありません。
いつもの時間に、
いつもの場所で、
いつもの生き物と植物を見る。
その一連の行動まで戻ってきて、ようやく普段の生活に戻ったような気がします。
飼育しているつもりが、生活を整えてもらっていた
生き物や植物を飼育・育成していると、どうしても「自分が世話をしている」と考えます。
餌をあげる。
水をあげる。
温度を管理する。
照明を管理する。
状態を確認する。
確かに、世話をしているのは自分です。
でも出張でそこから離れてみると、少し見方が変わります。
毎日の世話があるから朝晩に確認する時間ができて、
植物を見るから季節の変化に気づいて、
ケージの前で過ごす時間が一日の区切りになる。
世話をしているつもりだったけれど、実は自分の生活リズムも整えてもらっていた。
だから出張すると、少し調子が狂う。
そして、いつもの飼育部屋が少し恋しくなる。
出張先のホテルでそんなことを考えていると、
飼育部屋はもう単に「生き物や植物を置いている部屋」ではなく、
自分の日常を作っている場所になっていたんだな
と思います。
出張から帰ったら、またいつもの確認から。
ケージを覗いて、
植物棚を見て、
「今日も異常なし。」
たぶん、その瞬間に自分の生活リズムも元に戻ります。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事で。
