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育児漫談126 寝る子は育つ。

最近、娘のできることが増えてきた。

歩くこともそうだし、
ものの使い方もそうだし、
こちらの言っていることも、少しずつ分かってきているように思う。
簡単な会話なら、返事もしてくれる。


そして最近、ひとつ不思議に感じることがある。

寝て起きたあとに、できることが増えている気がするのだ。

この前、娘にしかけ絵本を買った。

引っ張ったり、動かしたりすると絵が変わるような本である。

最初にボクが、

「こうやって遊ぶんやで〜」

という感じで動かして見せた。

娘は自分で触るというより、
ボクが動かしているのを見てケラケラと楽しんでいた。

まあ、最初はそんなもんだろう。

そう思っていた。

そのあと娘は昼寝をした。

そして、起きてからしばらくすると、
今度は自分でしかけを触って遊んでいた。

「あれ?」

と思った。

さっきまで見ていただけだったのに。

もちろん、
ボクがやっているところを見て覚えていたのだろう。

でも、その「覚えている」が、
昼寝を挟んで「できる」に変わったように見えた。

そこでふと思った。

「寝る子は育つって、こういうことなのか」

と。

寝る子は育つと聞くと、
ボクはずっと身体が大きくなることを想像していた。

寝ている間に成長ホルモンが出て、
身長が伸びたりする。

そんな意味だと思っていた。

でも、たぶんそれだけではない。

昼間に見たこと。
聞いたこと。
触ったこと。
失敗したこと。

そういうものを、
寝ている間に頭の中で整理しているのかもしれない。

そして起きたとき、
昨日までできなかったことが、
急に「できること」として出てくる。



子どもの成長って、
ずっと右肩上がりに見えるわけではない。

むしろ、

できない。
できない。
まだできない。

と思っていたら、

ある日突然、

「あ、できてる」

となる。

成長している途中は見えにくい。

でも、結果だけが急に現れる。

娘を見ていると、
そんなことがよくある。

たぶん今この瞬間も、
ボクたちには見えないところで、
娘の中にはいろんなものが積み上がっている。

今日見たことが、
明日できることになるかもしれない。

そう思うと、
娘が寝ている時間まで、
なんだか成長の時間に見えてくる。



「寝る子は育つ」

昔からある言葉だけれど、

娘を育てながら、
少しだけその意味が分かった気がした。



今日も読んでくださってありがとうございました。

ボクも寝て起きた時、何かができるようになればいいんですが。(笑)

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