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サービスが終わるときに見えた、「良いサービス」とは

仕事で、複数のプロジェクトを同時に抱えていた時期がありました。

それぞれ開始日も終了日も違う。
途中には、忘れてはいけない重要な日もある。

「いつまでに、何をやるのか」

それを一覧で見渡せて、期限が近づいたら気づけるようにしたい。

そんなときに使っていたのが、タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」でした。


無料で、ちゃんと使えるガントチャート

当時の私が欲しかったのは、予定や作業期間を横棒で並べて、スケジュールをひと目で確認できる「ガントチャート」でした。

複数のプロジェクトを並べてみると、

「この時期はここが重なる」
「こちらが終わる前に、次が始まる」

そんなことが、ぱっと見て分かります。

個人で使うには十分な機能があり、無料でも使える。

当時いろいろ探した記憶がありますが、私が求めていた条件を満たしてくれるものは、なかなかありませんでした。

だから、作業が重なる時期にはとても重宝しました。

現在はJootoを使っていません。

それでも先日届いた一通のメールを見て、思わず手を止めました。

「2027年7月31日をもって一般提供を終了し、Jooto事業を廃止する」

というお知らせでした。


使っていなくても、なくなると寂しい

もう使っていないのだから、私自身が困ることはありません。

それでも、寂しい。

長く会っていなかった友人が、遠くへ行ってしまうと知ったような。

必要だった時期に助けてもらったものが、もうそこにはなくなる。

そんな寂しさがあります。

これまでにも、愛用していたサービスがなくなったことは何度かあります。

そのたびに、

「使いやすかったのにな」
「いいサービスだったのにな」

と思います。

でも、良いものだから、ずっと残るとは限りません。

利用者にとって便利なサービスを提供することと、事業として継続していくこと。

その両方を成立させるのは、きっと簡単なことではありません。

利用する側からは見えない事情もあります。

だから、サービスが終わることだけで、そのサービスや会社が良くなかったとは思いません。

それでも、気に入っていたものがなくなるのは、やっぱり寂しいものです。


ずっと続くサービスを見つけるのは難しい

できることなら、長く安心して使えるサービスを選びたい。

でも、それを利用する側が事前に見極めるのは難しいと思っています。

たくさんの人が使っているから。

便利だから。

有名な会社が運営しているから。

どれも安心材料にはなりますが、それだけで「ずっと続く」とは言い切れません。

それなら、何を見てサービスを選ぶのか。

私は、機能や使いやすさ、料金だけでなく、何かあったときにどうなるのかも見るようにしています。


私がサービスを選ぶときに考えていること

たとえば、仕事や日々の管理に使うサービスなら、

データを手元に残す方法があるか。

別のサービスへ移行することになったとき、データを取り出せるか。

預けているデータが適切に扱われるか。

困ったときに必要な情報やサポートが用意されているか。

そして、何かあったときにも、利用者のことを考えて対応してくれる企業なのか。

サービスが絶対に終わらないことを条件にしてしまったら、選ぶことはほとんどできません。

だから私は、

サービスそのものだけではなく、その向こう側にいる企業も見る

ことを大切にしています。


Jootoの「終わり方」を見て思ったこと

今回のJootoは、2027年7月31日の終了まで約1年の期間が設けられています。

データの出力や移行方法についても、今後あらためて案内されるとのこと。

サービス終了まで、現在と変わらないサービスとサポートを続けることも書かれていました。

そして、今は使っていない過去の無料ユーザーだった私にも、こうして案内が届きました。

サービス終了は、もちろん残念です。

でも、その案内を読んでいて、

「こういう会社のサービスなら、また使いたいな」

と思いました。

サービスを使う側としても、提供する側としても、私はサポートをとても大切なものだと思っています。

困ったときに必要な情報があり、次へ進めるようにサポートしてもらえること。

そして、サービスを続けられなくなったときにも、利用者にきちんと説明し、できることを最後までやること。

今回のJootoの対応を見て、そうした姿勢の大切さを改めて感じました。


良いサービスって、なんだろう

欲しい機能がある。

使いやすい。

料金にも納得できる。

もちろん、それはサービスを選ぶうえで大切です。

でも、それだけではなく、

何かあったときに、きちんと利用者に向き合ってくれること。

それも、「安心して使えるサービス」の大切な条件なのだと思います。

Jootoがなくなることを知って、寂しいと思いました。

でも同時に、

「また何かの機会があったら、この会社のサービスを選びたい」

とも思いました。

使っているときだけではなく、使い終わったあとにもそう思える。

そんなサービスを、これからも選んでいきたいと思います。

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