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いつも笑顔の人が、本当に幸せとは限らない


周りに、いつも笑顔で、誰かのために動いていて、気配り上手な人はいませんか?

「あの人はいつも楽しそう」
「人に与えることができる素敵な人」

そんなふうに見える人です。

しかし実は、その笑顔には大きく分けて2種類あります。

ひとつは、心のエネルギーが満たされていて、自然と外へあふれ出ている笑顔。

もうひとつは、自分を守るために作られた笑顔です。

今回は、この違いについて深掘りしてみたいと思います。





本当にエネルギーがある人は何が違うのか

エネルギーに満ちている人は、特別な能力を持っているわけではありません。

彼らが違うのは、

「今ある幸せに気づく力」

です。

朝、目が覚める。

ご飯を食べられる。

働く場所がある。

誰かと話せる。

こうした当たり前と思われがちなことに対して、深い感謝を感じています。

そして、その感謝は頭で理解しているだけではありません。

心から実感しているのです。


「生きていること」が幸せだと知っている人たち

人生の中で大きな病気や挫折、喪失体験を経験した人の中には、

「生きているだけでありがたい」

という感覚を持つ人がいます。

もちろん本や自己啓発でも似たような話はたくさん出てきます。

しかし、

知っていることと、
体験していることは全く違います。

死を意識したことがある人ほど、

今ここにいることの価値を知っています。

だからこそ、特別な出来事がなくても幸せを感じられるのです。


笑顔でいる人が全員幸せなわけではない

一方で、もうひとつの笑顔があります。

それは、

  • 場の空気を壊さないため

  • 嫌われないため

  • 傷つかないため

  • 人間関係を維持するため

につくられた笑顔です。

本人も無意識であることが多いのですが、

実はこれは「与えている」のではなく、

自分を守るための戦略

だったりします。


「相手のため」は本当に相手のため?

こうした人はよく、

「相手を傷つけたくない」

と言います。

もちろん優しさもあります。

ただ、その奥を見ていくと、

「相手が傷ついた姿を見るのが苦しい」

「嫌われたくない」

「責められたくない」

という自分自身を守る目的が隠れていることがあります。

つまり、

相手のために見えて、
実は自分を守るための行動になっているのです。


なぜ疲れてしまうのか

自分を守るための笑顔は、とてもエネルギーを使います。

なぜなら、

世界を

  • 怖い場所

  • 危険な場所

  • 常に気を遣わなければいけない場所

として見ているからです。

その状態では心が休まりません。

だから次第に枯渇していきます。

表面上は笑っていても、

内側では苦しさを抱えていることも少なくありません。


本当のギバーとは何か

よく「ギバーとテイカー」という言葉があります。

しかし私は、この言葉だけで人を分類することには違和感があります。

本当の意味で与えられる人とは、

自分の中が満たされている人です。

満たされているから、

与えても減らない。

だから自然に与えられる。

一方で、

笑顔を振りまいていても、

承認や安心を求めている状態なら、

実は本人の内側では「欲しい」が動いています。

見た目はギバーでも、

心の中ではテイカーになっていることもあるのです。


人は他人の言葉では傷ついていない

例えば、

痩せている人に対して

「痩せてるね」

と言ったとします。

その人が、

「痩せている=良いこと」

と思っていれば、

「ありがとう」

になります。

逆に、

「痩せている=不健康で恥ずかしいこと」

と思っていれば、

傷つくかもしれません。

同じ言葉なのに反応が違うのです。

つまり、

私たちを傷つけているのは言葉そのものではなく、

その言葉に対する自分の解釈なのです。


自分で自分を傷つけていることに気づく

誰かの言葉で傷ついた時、

本当に起きていることは、

その言葉が自分の中にある思い込みや劣等感に触れたということです。

だから大切なのは、

相手を変えることではなく、

自分が何を信じているのかを知ること。

そこに気づいた時、

少しずつ世界の見え方は変わり始めます。

そして、

守るための笑顔ではなく、

心の奥から自然とあふれる笑顔へと変わっていくのです。


まとめ

いつも笑顔の人には、2つのタイプがあります。

ひとつは、満たされていて自然に笑顔があふれる人。

もうひとつは、自分を守るために笑顔を使っている人。

その違いは、

「今ある幸せを感じられているか」

そして、

「世界を安全な場所として見られているか」

にあります。

本当に満たされている人は、生きていることそのものに幸せを感じています。

だからこそ、無理をして与えるのではなく、自然と与えられるのです。

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