ガンバ村保育園 年中レッスン
Class B:Insects / Singular and Plural
6月20日(土)保育参観 時間:20分
保護者の皆さまへ
6月の活動では、子どもたちが昆虫の単語を使いながら、英語の「単数」と「複数」の違いを練習します。
これは、幼児にとってとても大切で、少し難しい内容です。
すぐに分かる子もいれば、少し時間がかかる子もいます。
でも、できるようになるまでの時間が違うだけで、どの子も必ず少しずつ理解できるようになります。
もしお子さまが迷ったり、すぐに答えられなかったりしても、
「なんで分からないの?」
「さっきやったでしょ?」
ではなく、
「一緒に探してみよう」
「あ、これだったね」
「できたね!」
と、前向きな声かけをお願いします。
英語を学ぶうえで大切なのは、早くできることだけではありません。
「英語は楽しい」
「自分にもできる」
という気持ちを育てることが、その後の英語学習に大きくつながります。
今日の参観では、正解できるかどうかだけではなく、お子さまが英語に向き合う姿を温かく見守っていただければ嬉しいです。
レッスンの目的
Class Bでは、日常的に使う名詞を中心に練習しています。
今月のテーマは「昆虫」です。
昆虫の単語は、基本的に数えられる名詞です。
そのため、
・一つの時は a をつける
・二つ以上の時は単語に s をつける
・s の音をしっかり聞き取る
という、英語の名詞の大切なルールを練習するのに適しています。
中学校英語でも、冠詞の a / an のつけ忘れや、複数形の s のつけ忘れで点数を落とす生徒は多くいます。
幼少期から、名詞には「一つの時」と「たくさんある時」で形が変わるという感覚を育てることは、とても大切です。
今回のレッスンでは、カードやゲームを使いながら、親子で楽しく単数・複数の違いを練習していきます。
Class Bの特徴
Class Bは、とてもエネルギーが高く、明るいクラスです。
そのため、レッスンでは、
・集中する時間
・声を出す時間
・体を動かして楽しむ時間
のメリハリを大切にしています。
楽しいアクティビティを通して、英語への前向きな気持ちを育てながら、必要な文法の土台も少しずつ積み上げていきます。
1. Greeting / あいさつ
最初に簡単な英語のあいさつをします。
子どもたちが英語の時間に自然に入っていけるようにするためのウォームアップです。
2. Attendance / 出席確認
出席確認では、子どもたちは
“I am here.”
と答えます。
短い文ですが、
I = 主語
am = be動詞
を自然に使う大切な基本文です。
3. Be Verb Song / be動詞の歌
be動詞の歌では、主語によって be動詞が変わることを練習します。
今回のレッスンでは、この歌で練習している内容を、実際のカード活動につなげていきます。
特に大切なのは、
・一つのものには “It is ...”
・二つ以上のものには “They are ...”
を使うということです。
つまり、
It is = 単数
They are = 複数
という違いを、歌だけではなく、絵カードを使って視覚的にも理解していきます。
また、novel.の be動詞の歌では、they を「彼ら」だけでなく「それら」としても扱っています。
これは、they が人だけでなく、物や動物など二つ以上のものにも使われる代名詞だからです。
中学生から英語を学び始めると、they を「彼ら」とだけ覚えてしまい、物に使える感覚が身につきにくいことがあります。
そのため、幼少期から
they = 彼ら / それら
として練習し、昆虫や物が二つ以上ある時にも they を使える感覚を育てています。
4. 7W1H Song / 疑問詞の歌
7W1Hの歌では、what、who、when、where、why、which、whose、how many、how much などの疑問詞に親しみます。
これらの疑問詞は、中学校英語でも非常に大切な言葉です。
目的は、音だけを暗記することではありません。
それぞれの疑問詞が、
「何を聞いているのか」
を理解することを大切にしています。
ジュニアイングリッシュテストなどのリスニング問題でも、疑問詞が聞き取れないと正しく答えられない問題があります。
聞いた時、文字で見た時に、何を答えればよいのかを素早く理解するための練習です。
5. Preposition Song / 前置詞の歌
前置詞の歌では、in、on、under などの場所を表す言葉に親しみます。
前置詞は、日本人の子どもたちにとって感覚的に理解しにくい部分の一つです。
そのため、歌や動作を通して、
・in = 中に
・on = 上に
・under = 下に
という位置関係を、体感的に理解できるように練習しています。
6. Vocabulary Practice / 昆虫の単語練習
今回のテーマは昆虫です。
子どもたちは、9つの昆虫の名前を練習します。
一般的な単語だけでなく、
mosquito
dragonfly
のように、少し面白く印象に残りやすい単語も取り入れています。
子どもたちは、大人が「難しそう」と感じる単語でも、音の面白さやイメージが強い単語はとてもよく覚えることがあります。
まずは、先生が言った単語を聞き、正しい絵カードを選べるかを確認します。
この段階では、
音
↓
意味
↓
絵
がしっかりつながっているかを見ていきます。
7. novel.での名詞の教え方
novel.では、数えられる名詞を単数で練習する時、できるだけ最初から
a spider
a mosquito
a dragonfly
のように、冠詞の a をつけた自然な形で練習しています。
一般的な幼児英語では、
spider
spiders
のように、単語だけで単数・複数を練習することも多くあります。
しかし、単語だけで覚えてしまうと、子どもたちが文を作る時に
It is spider.
のように、冠詞の a を落として言ってしまうことがあります。
英語では、数えられる名詞を一つだけ表す時、
It is a spider.
のように、a / an をつけるのが自然です。
そのため、novel.では単語を覚える段階から
a spider = 1匹のクモ
のように、文につながる形で練習しています。
最初から a を含めて音で覚えておくことで、後から文を作る時に
It is a spider.
という形につなげやすくなります。
これは、将来の英語学習でよくある
・冠詞のつけ忘れ
・不自然な英文
・単語だけを並べてしまう癖
を防ぐための大切な土台作りです。
8. Singular and Plural / 単数と複数
次に、単数の絵カードと複数の絵カードを使って練習します。
単数の絵カードには、一つのものが描かれています。
複数の絵カードには、二つ以上のものが描かれています。
例えば、
a spider
spiders
のように、一つの時と二つ以上ある時で言い方が変わります。
子どもたちは、先生が言った言葉を聞いて、
・一つの絵なのか
・二つ以上ある絵なのか
を判断し、正しい絵カードを選びます。
この活動を通して、単語の最後につく s の音を聞き取り、単数と複数の違いを理解していきます。
9. It is / They are の練習
最後に、単数と複数の絵カードを混ぜて、文で言う練習をします。
一つのものを表す時には、
It is a spider.
のように、主語に it を使います。
二つ以上のものを表す時には、
They are spiders.
のように、主語に they を使います。
この活動では、
It is = 一つのもの
They are = 二つ以上のもの
という違いを、絵カードを使って視覚的に理解していきます。
また、be動詞の歌で練習している
is
are
の違いを、実際の文の中で使う練習にもなります。
10. Parent and Child Activity / 親子活動
保護者の方と一緒に、カードを使ってゲーム形式で練習します。
先生が言った英文を聞き、
・単数なのか
・複数なのか
・どの昆虫なのか
を考えて、正しいカードを選びます。
例えば、
It is a spider.
They are spiders.
のように、似ている文を聞き分けながら、英語のルールを楽しく確認していきます。
保護者の方には、ぜひお子さまと一緒に楽しみながら取り組んでいただきたいです。
11. Alphabet Practice / アルファベット練習
Class Bでは、アルファベットも少しずつ練習しています。
文字を見て音を意識することは、今後のフォニックスやリーディングにつながる大切な土台です。
一度に完璧に覚えることを目指すのではなく、歌やカード、日々の活動の中で少しずつ文字と音に親しんでいきます。
12. Vocab Chants
novel.では、オリジナル教材 “Vocab Chants” も使用しています。
Class Bでは、Vocab Chants 2 を始めています。
Vocab Chants は、フォニックス、アルファベットの音、日常で使う語彙を、リズムに乗せて楽しく覚えられるように作られた教材です。
また、以前に練習した Vocab Chants 1 も、時々思い出して復習することが大切です。
英語の単語や音は、使わない期間が長くなると、脳が「必要のない情報」として処理し、忘れてしまうことがあります。
そのため、ご家庭でも時々 Vocab Chants 1 を思い出す機会を作っていただけると、とても効果的です。
一覧表をお渡ししますので、壁などに貼って、時々親子で確認していただければ嬉しいです。
Final Goal / 最終目標
Class Bでは、昆虫の単語を覚えるだけではなく、英語の名詞の基本ルールを理解することを目指しています。
具体的には、
・一つの時は a をつける
・二つ以上の時は s をつける
・一つのものには It is ... を使う
・複数のものには They are ... を使う
ということを、絵カードやゲームを通して体験的に学んでいきます。
幼児期にこの感覚を育てることで、将来の英語学習で、冠詞や複数形、be動詞の使い分けにつまずきにくくなります。
私たちが目指しているのは、子どもたちが
「英語は自分でも分かる」
「英語は自分でも使える」
と感じられるようにすることです。
英語に対する自信、声に出して伝える楽しさ、そして将来の英語学習を支える確かな土台を育てていきたいと考えています。
