「税理士試験に落ちた自分が、2年目は『絶対にやらない』と決めたこと5選」
税理士試験が終わって、もうすぐ1か月。
少し休んで、最近また簿記論と国税徴収法の勉強を始めました。
久しぶりに講義を見たり、問題を解いたりしていると、
「これ、去年もやってたな」
と思う瞬間が結構あります。
でも、そこで一つ思いました。
去年と同じように勉強していたら、来年も同じ結果になるんじゃないか。
1年目は、単純に「勉強時間が足りなかった」だけではなかったと思っています。
今振り返ると、
「もっと早くこうしておけばよかった」
「このやり方は自分には合ってなかった」
と思うことがいくつもあります。
だから2年目は、ただ勉強時間を増やすだけにはしたくありません。
「何をやるか」を決めるのと同じくらい、
「何をやらないか」を決める。
今回は、1年間税理士試験を勉強した自分が、
2年目は「絶対にやらない」と決めたことを5つ書いてみます。
①「講義を見た=勉強した」にしない
1年目は、講義を見終わっただけで少し安心してしまうことがありました。
1時間、2時間と講義を見れば、
「今日はちゃんと勉強した」
という気持ちになります。
もちろん、講義を見ること自体は必要です。
でも今思えば、
講義を見て「分かった気になる」ことと、
実際に問題を「解ける」ことは全然違いました。
講義中は先生の説明があるので、
「なるほど」
「これは分かる」
と思えます。
でも、数日後に自分一人で問題を解いてみると手が止まる。
そんなことが何度もありました。
2年目は、
講義を見た時間ではなく、
「講義を見たあとに何ができるようになったか」
まで確認するようにします。
講義を見る。
問題を解く。
間違える。
もう一度戻る。
ここまでやって、初めて一つの勉強。
今年は「講義を消化すること」が目的にならないようにしたいです。
② 理論を一発で完璧に覚えようとしない
1年目の理論暗記では、
「この理論をちゃんと覚えてから次に進みたい」
と思うことがよくありました。
でも、一つの理論に時間をかけても、数日経てば普通に忘れます。
そして忘れていると、
「せっかく覚えたのに…」
と結構へこみます。
でも1年間やってみて、やっと分かりました。
忘れるのは当たり前でした。
むしろ最初から、
「一回で覚える」
という前提でやっていたこと自体が間違っていたのかもしれません。
2年目は、
最初から100%を目指すのではなく、
まず触れる。
↓
忘れる。
↓
また見る。
↓
少しずつ残る。
この繰り返しで覚えていこうと思っています。
「昨日覚えたのに忘れてる…」
ではなく、
「じゃあ、また覚えればいい」
くらいでいい。
1年目よりも、理論暗記とは長い目で付き合っていきたいです。
③ 勉強時間だけを見て満足しない
これは今も気をつけないといけないと思っています。
勉強時間を記録していると、
「今日は○時間できた」
という数字が目に見えます。
数字が増えると、結構嬉しいです。
でも、
5時間勉強したからといって、
5時間分できるようになったとは限りません。
長時間勉強したのに、いざ問題を出されると答えられない。
逆に短い時間でも、
「昨日できなかった問題が、今日は解けた」
という日の方が、意味のある勉強だったのかもしれません。
だから2年目も勉強時間は記録します。
ただ、
「今日は何時間やったか」
だけではなく、
「今日は何ができるようになったか」
も見る。
勉強時間は頑張った記録。
でも、本当に増やしたいのは「できること」。
この2つを混同しないようにしたいです。
④ 分からない問題を「後でやろう」で終わらせない
問題を解いていると、当然分からない問題が出てきます。
1年目は、
「今はまだ分からなくてもいいか」
「また後でやればいい」
と、そのまま次に進むことがありました。
でも、その「後で」が来ないことも多かったです。
そしてしばらく経って、似た問題に出会う。
当然、また分からない。
今考えれば当たり前です。
最初に分からなかった原因を、そのままにしていたから。
2年目は、間違えたときに
「なぜ間違えたのか」
まで考えるようにしたいです。
知識がなかったのか。
覚えていたけど思い出せなかったのか。
問題文を読み違えたのか。
そもそも内容を理解できていなかったのか。
同じ「×」でも、原因は全然違います。
間違えた問題を増やさないことより、
同じ理由で何度も間違えないこと。
今年はそこを大事にします。
⑤ 「試験前に本気出せば何とかなる」と思わない
これが、2年目で一番やめたいことです。
試験までまだ時間があると、
「まだ大丈夫」
と思ってしまいます。
あと半年ある。
あと3か月ある。
まだ直前期じゃない。
そう思っているうちに、気づけば試験は近づいてきます。
そして試験が近づくと、
「あれもやらないと」
「これも覚えてない」
と一気に焦り始める。
1年目を経験して、
直前期に頑張ることはできても、
それまでの時間を取り戻すことはできない
と感じました。
だから今年は、
「試験前の自分」に期待するのをやめます。
試験1か月前の自分が急に覚醒して、
全部できるようになるわけではない。
来年の自分を助けられるのは、
今日の自分。
何でもない日に講義を一つ見る。
理論を少し覚える。
問題を一問解く。
そんな小さい積み重ねを続ける。
派手ではないけど、結局それしかないんだと思います。
■ 2年目は「もっと頑張る」だけでは終わらせない
1年目を振り返ると、
「あのとき、もっと勉強しておけばよかった」
と思うことはもちろんあります。
でも、それだけではありません。
やり方にも改善できるところがたくさんありました。
だから2年目は、
①「講義を見た=勉強した」にしない
② 理論を一発で完璧に覚えようとしない
③ 勉強時間だけを見て満足しない
④ 分からない問題を「後でやろう」で終わらせない
⑤「試験前に本気出せば何とかなる」と思わない
この5つを繰り返さないようにします。
税理士試験1年目。
うまくいかなかったことはたくさんありました。
でも、1年間やったからこそ、
「自分はどういうところで失敗するのか」
が少し分かった気がします。
それなら、その失敗を2年目に活かせばいい。
1年目と同じことを繰り返さない。
それだけでも、去年とは違う1年になるはずです。
■ 8月最後の日に
試験が終わった8月。
正直、試験直後はしばらく勉強から離れました。
一度勉強しない生活に戻ると、
再開するのも思っていた以上にしんどかったです。
それでも、また始めました。
明日から9月。
ここからは、
「試験に落ちた1年目の話」だけではなく、
2年目で自分がどう変えていくのか。
実際にどんな勉強をして、
どこまで成長できるのか。
それもこのnoteに残していこうと思っています。
来年の試験が終わった日に、
「去年と同じことを繰り返さなくてよかった」
と思えるように。
2年目、ここからまた頑張ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
同じように税理士試験を勉強している方、一緒に頑張りましょう。
