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町おこし 【毎週ショートショートnote:#信号機ぶどう味】

【地域】特産ぶどうで信号機、初日から大混乱 Y県Z町の実証試験
2026年 XX月 XX日

Y県Z町が1日から運用を開始した「ぶどう信号機」が、初日から町内外のドライバーや歩行者を混乱させている。
この取り組みは、町おこしの一環として、町特産の「ぶどう」のPRを兼ねた実証試験。従来の信号機の三色ランプを排し、完熟の巨峰(赤=停止)、完熟のナイアガラ(黄=注意)、若摘みのマスカット(青=進行)という「ぶどうの成熟度のグラデーション」によって、運転手や歩行者に信号機の代用として識別を促す狙いがあった。
しかし、試験拠点となったK駅前交差点では、導入初日の早朝から大規模な混雑が発生した。
信号待ちの歩行者らが手元のスマホで「ぶどう品種別カラーチャート」を検索し、頭上の発光色と見比べる姿が続出。また、運転手も「ぶどう信号機」の色を識別できず、誤って交差点に侵入する車両や、発進を躊躇する車両によって路上の滞留が絶えなかった。
同町の産業振興課の担当者は「常識にとらわれず、前例のない町おこしを目指した。初日なので上手くいかなかったが、改善の余地はある」と前向きにとらえている。
一方で、住民や観光客からは戸惑う声が相次いだ。毎日この交差点を利用する近隣の男性(72)は「どれも同じ色のぶどうに見える。渡るタイミングが分からず、今朝からずっと交差点の前に立っている」と困惑した様子で話した。 

(written by sakai_tama + Gemini 

【毎週ショートショートnote】のお題「 #信号機ぶどう味」で書きました!


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