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雑誌:ライトミュージック 1973/10 ポップ & ソウルから南正人まで

ライトミュージック1973年10月号 VOL5 No.10 通巻66号から


古い音楽雑誌を読み返して、気になったことや思い出した曲などを紹介しています。表紙はボブ・ディランのイラスト(及川正通)。毎回表紙と記事内容が合っていないので、及川氏の趣味で選んでいたのでしょうか?
巻頭写真がロキシー・ミュージックとスージー・クアトロ

特集:SOUL界のNEW WAVE R&Bからポップ & ソウルへ

フィラデルフィア・サウンドの台頭、大物アーティストの来日と、ソウル・ミュージックが盛り上がっている中、従来のソウルから脱皮したサウンド・クリエーターの活躍をポップ & ソウルと呼んでいる。
ソウル・レーベル・マップ:U.S.A

雑誌ライトミュージック1973年10月号から引用

黒浪6人衆?ラジカルなサウンド・クリエーターとして、スティービー・ワンダー 、ダニー・ハザウェイ 、カーティス・メイフィールド 、マービン・ゲイ 、スライ・ストーン 、アイザック・ヘイズの活動を紹介しています。

ロック・ギタリスト列伝1:知られざるスーパー・ロックギタリスト:小倉エージ

人気のあるギタリストとは別に、ファン投票なら忘れられるかもしれないが、第一線で活躍し他に大きな影響を与えているとして、ジェームス・バートン、スティーブ・クロッパー、ロイ・ブキャナンを挙げている。いずれも派手ではないバッキングでのプレイ。ジェームス・バートンは、リッキー・ネルソン、エルビス・プレスリーのバックとして、スティーブ・クロッパーはメンフィスのR&Bアーティストのバックなど。こうした誰かのバッキングを活動の場にしているからか、3人ともテレキャスター。

井上堯之の解説では、スティーブ・クロッパーのリズムギター主体の独特の味わいを感じられる例として、次の2曲を譜面付きで挙げている。
Ole Man / Otis Redding

A Change Is Gonna Come / Otis Redding

Jammed Together / Albert King, Steve Cropper (1969)

今月の楽譜

《外国曲》土曜の僕は僕の生きがい/エルトン・ジョン、ブラザー・ルイ/ストーリーズ、タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング/ダイアナ・ロス、ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ/ベッド・ミドラー、《ギター譜》「ハメルンの笛吹き」のテーマ/ドノバン、
《ピアノ譜》落ち葉のコンチェルト/アルバート・ハモンド
For The Peace Of All Mankind / Albert Hammond

さよならを教えて/フランソワーズ・アルディ、ベスト・オブ・フレンズ/ジョーン・バエズ
《日本曲》忘れかけた愛の言葉/ノラ、あかずの踏切り/井上陽水、愛すべき僕たち/ビリー・バンバン、愛の旅人/新谷のり子、神田川/かぐや姫、僕の胸でおやすみ/かぐや姫、悲しみは果てしなく/ザ・ディランⅡ、飛べない鳥飛ばない鳥/下田逸郎、友あり遠方ゆえ来たらず/クラフト

日本のフォーク特集 FOLK & FOLK
でももう花はいらない/オフ・コース、紙飛行機/井上陽水、面影橋から/及川恒平、花屋のある通り/猫、黒猫とゆりかご/五輪真弓、その気になれば/中川イサト、石/高田渡、少しは私に愛を下さい/小椋佳

今月のニューアルバム 1973/10

愛と自由を求めて Extension Of A Man / Donny Hatherway
Back To The World / Curtis Mayfield
Get Right / Mose Jones
輪廻 Fresh / Sly & The Family Stone
遥かなる亜米利加 Chicago VI / Chicago
Air Cut / Curved Air
ムスタキ V - Moustaki (Déclaration) / Gerorges Moustaki
異邦人 Foreigner / Cat Stevens
Live Songs / Leonard Cohen
南正人 / Masato Minami

この「今月のニューアルバム」というコーナーは毎月発売された五十枚以上のアルバムを数人でレビューして編集するため、掲載されているものは、おおよそ号数の2ヶ月前に発売しています。南正人の2ndになる「ファーストアルバム」は、8月25日にベルウッドから発売されています。
八王子山中の美山町にある当時住んでいた古民家で録音されました。下見に行ったのが5月6日で機材が運び込まれたのが5月9日だと、LM1973年8月号の記事で寺田康二氏の「録音期」として掲載されています。HOSONO HOUSEで使った機材が数ヶ月後に運び込まれて、同じようにキャラメルママのスタッフで録音されたということなのでしょう。

雑誌ライトミュージック1973年8月号より引用
アルバムジャケット中面見開き

五月の雨 · Masato Minami

巻末には「カーペンターズ」のコーラス付きピアノ譜で5曲
SUPER STAR、We've Only Just Begun、Close To You、Sing、Yesterday Onece More

他の記事として、// ライバル対談:加藤和彦(サディスティック・ミカ・バンド)×細野晴臣(キャラメル・ママ // 徹底取材:FENのすべて // 若手アレンジャー・インタヴュ~深町純 、矢野誠 、瀬尾一三 、星勝 、ボブ・佐久間 、柳田ヒロ 、木田高介~ // 『 宗教と音楽の密なる関係を探る 』ミュージシャンはドラッグを捨て神の音楽を奏ではじめた // 『 サウンド・フラッシュ 』D・ボウィ、M・ボランを追いかける恍惚のサウンドとはこれだ!~スージー・クアトロ 、イギー・ポップ~ // ソロで歌ってた連中が続々と新グループ結成!~及川恒平 、五輪真弓 、ブレッド & バター~ // 風雲ジャズ帖・番外編:山下洋輔 // 男達のなかから:浅川マキ // 映画・ロック・エクスプロージョン:1950中期-1960前期 黒人ロックン・ローラーが大行進! // オーディオ:自宅録音入門 // 好評連載セミナー~フォーク・ギター:ジョン・プライン 、エレキ・ベース 、ピアノ講座 、詩のコーナー 、ヒット曲を斬る:”てんとう虫のサンバ” 、サウンド・クリニック 他~ // 及川恒平:やさしい街と恒平と 他

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