モニターライトおすすめ8選|目が疲れにくい作業環境をつくる選び方
はじめに
在宅ワークや勉強で長時間モニターを見る人ほど、部屋の照明だけでは手元が暗い、デスクライトだと画面に光が映り込む、夜になると目が疲れやすい、といった悩みが出やすくなります。
そんな人に向いているのが、モニター上に取り付けるモニターライトです。
この記事では、モニターライトの選び方と、用途別に選びやすいおすすめモデルを紹介します。
この記事で分かること
モニターライトとデスクライトの違い
失敗しにくいモニターライトの選び方
作業用・Web会議用・曲面モニター用の選び分け
おすすめモニターライト8点の特徴
迷ったときに選びやすいおすすめパターン
モニターライトとは?ざっくり整理
モニターライトとは、パソコンのモニター上部に取り付けて、デスクの手元を照らすライトです。
一般的なデスクライトとの大きな違いは、置き場所を取らないことと、画面に光が入りにくいこと。
特に非対称配光という仕組みを持つモデルは、光を机側に向けて落とし、画面側には回りにくくします。画面が白っぽく見えたり、反射で文字が見づらくなったりしにくい設計です。
たとえば、夜に資料を見ながらキーボードを打つ人。手帳やノートにメモを取りながら作業する人。Web会議で顔が暗く映りやすい人。
こういう日常の小さな不満を減らせるのが、モニターライトの良さです。
モニターライトはこんな人におすすめ
在宅ワークでデスクまわりの明るさを整えたい人
夜にパソコン作業をしていて、画面と部屋の明暗差が気になる人
デスクライトを置くスペースがない人
キーボードや手元の書類を見やすくしたい人
Web会議で顔が暗く映るのを改善したい人
曲面モニターやウルトラワイドモニターを使っている人
筆者がこの記事で想定しているのは、毎日パソコン作業をする在宅ワーカーです。
仕事、調べもの、動画視聴、ちょっとした写真編集まで、ひとつのデスクで済ませる人。そういう人ほど、明るさ・反射・取り付けやすさのバランスが大事になります。
モニターライトの選び方
1. 明るさは机上500lxをひとつの目安にする
一般的な事務作業なら、机の上で500lxほどあると作業しやすいとされています。
細かい手作業や製図のような用途では、750〜1000lxほどあると安心です。
ただし、カタログにある最大照度は、ライトの真下など中心部分の数値であることが多いです。キーボードの端やノートの端まで見やすいかは、ライトバーの長さと配光で変わります。
2. 色を扱うならRa90以上を選ぶ
Raは演色性を表す数値です。
かんたんに言うと、物の色をどれだけ自然に見せられるかの目安です。
写真、動画、デザイン、DTPのように色を扱うならRa90以上。できればRa95以上を選びたいところです。
文字入力や資料作成が中心なら、Ra80台でも大きな不満は出にくいです。用途で分けて考えるのが現実的です。
3. 非対称配光は重視したい
モニターライトを選ぶなら、非対称配光はかなり重要です。
これは、画面ではなく机側に光を向ける設計のこと。画面に光が当たりにくいので、映り込みや白っぽさを抑えやすくなります。
モニターライトが普通のデスクライトと違う一番の理由がここです。
4. 色温度を変えられると昼夜で使いやすい
色温度は、光の色味です。
昼間は白っぽい光、夜は少し暖かい光にすると、作業時間に合わせて使い分けやすくなります。
2700K〜6500Kくらいの幅で調整できるモデルなら、昼の集中作業から夜の軽い作業まで合わせやすいです。
固定色温度のモデルはシンプルですが、夜に眩しく感じることがあります。
5. 自動調光と自動点灯は上位機の差
自動調光は、周囲の明るさに合わせてライトが明るさを調整する機能です。
自動点灯は、人が前にいることを検知してオン・オフする機能です。
毎日使うなら、地味に便利な部分。手を止めて明るさを変える回数を減らせます。
一方で、設定を自分で決めたい人や、シンプルな操作を好む人は、ダイヤル式リモコンのモデルでも十分です。
6. 取り付け互換性は購入前に見る
モニターライトは、モニターの形状によって合う・合わないがあります。
特に確認したいのは次の点です。
曲面モニターに対応しているか
1000Rや1500Rのような深い曲率に合うか
ベゼルの厚みに対応しているか
モニター上部の奥行きに合うか
Webカメラと干渉しないか
USB給電の電力が足りるか
薄型モニターでは、ライトの重心によって前に傾くことがあります。
モニター側のUSBポートから給電すると、電力が足りなかったり、モニターの電源に連動して消えたりすることもあります。安定させたいなら、ACアダプタ経由の給電も検討したいところです。
おすすめのモニターライト8選
BenQ ScreenBar Halo 2: 妥協を減らしたい人向けの最上位モデル
概要
BenQ ScreenBar Halo 2は、モニターライトの中でも上位機能をしっかり詰め込んだモデルです。
非対称配光、高演色LED、環境光センサーによる自動調光、無線リモコン、背面照明、自動点灯・消灯まで備えています。
机上を見やすくするだけでなく、暗い部屋で画面まわりの明暗差を減らしたい人にも向きます。
強み・メリット
非対称配光で画面への映り込みを抑えやすい
Ra95以上の高演色LEDで色を扱う作業にも向く
環境光センサーで机上の明るさを自動調整できる
無線リモコンで手元から操作しやすい
背面照明で画面まわりの明暗差をやわらげられる
注意点・デメリット
機能が多いぶん、シンプルな入門機を求める人には過剰に感じることがある
背面照明が不要な人は、下位モデルでも満足しやすい
デスクまわりを最小構成にしたい人にはリモコンの置き場所が気になる場合がある
この商品が特におすすめな人
在宅ワーク用にしっかりしたモニターライトを選びたい人
写真編集や映像編集など、色の見え方も重視する人
暗い部屋で作業する時間が長く、背面照明も使いたい人
BenQ ScreenBar Pro: 上位機の明るさと自動機能をシンプルに使いたい人向け
概要
BenQ ScreenBar Proは、Halo 2から背面照明と無線リモコンを省いたモデルです。
非対称配光、高演色LED、自動点灯、自動調光といった作業に直結する機能はしっかり備えています。
操作は本体タッチ式。上位機の中身を活かしつつ、構成をすっきりさせたい人に合います。
強み・メリット
非対称配光で手元を照らしやすい
高演色LEDで色の見え方に配慮されている
自動点灯と自動調光に対応
背面照明なしでデスクまわりをシンプルにできる
BenQ上位系の基本性能を重視したい人に向く
注意点・デメリット
手元リモコンで細かく操作したい人には合いにくい
背面照明を使いたい人はHalo 2を選ぶほうが分かりやすい
本体タッチ操作なので、調整のたびにモニター上部へ手を伸ばす必要がある
この商品が特におすすめな人
背面照明よりも手元の明るさを重視する人
自動調光と自動点灯を使いたい人
デスク上にリモコンを置きたくない人
BenQ ScreenBar Plus: ダイヤル操作で直感的に使いたい定番モデル
概要
BenQ ScreenBar Plusは、有線のデスクトップリモコンが付いた定番モデルです。
自動点灯はありませんが、手元のダイヤルで明るさと色温度をすぐに変えられます。
動作がシンプルで、毎日の作業に取り入れやすいモデルです。
強み・メリット
有線リモコンで明るさと色温度を手元から調整できる
操作が分かりやすく、細かい設定に迷いにくい
非対称配光で画面への光の回り込みを抑えやすい
長く使われている定番シリーズとして選びやすい
自動機能より手動調整を重視する人に合う
注意点・デメリット
自動点灯は非搭載
無線リモコンではないため、ケーブルの取り回しは確認したい
背面照明を求める人には物足りない
この商品が特におすすめな人
手元のダイヤルで直感的に調整したい人
自動機能より操作の分かりやすさを重視する人
定番モデルから選びたい人
ホタルクス AXIS LIGHT HSDL101CK-UD5: 明るさとWeb会議を重視する人向け
概要
ホタルクス AXIS LIGHT HSDL101CK-UD5は、明るさに余裕があり、ムラの少なさにも配慮された国内勢の注目モデルです。
Ra90で、一般的な作業から資料確認まで使いやすい性能です。
特徴的なのは、顔側を照らすフェイスライトを備えていること。Web会議で顔が暗く映りやすい人に向きます。
強み・メリット
中心照度に余裕があり、明るめの作業環境を作りやすい
明るさのムラが少なく、手元を広く照らしやすい
Ra90で色の見え方にも配慮されている
フェイスライトでWeb会議時の顔映りを補いやすい
タッチ操作で本体だけですっきり使える
注意点・デメリット
手元リモコンで操作したい人には合いにくい
顔側のライトを使わない人には機能を持て余す場合がある
曲面モニターで使う場合は取り付け条件を確認したい
この商品が特におすすめな人
Web会議の顔映りが気になる人
明るめのモニターライトを選びたい人
国内メーカー系のモデルを候補に入れたい人
JAPANNEXT JN-ML-S425R: 実用性と導入しやすさを重視する人向け
概要
JAPANNEXT JN-ML-S425Rは、Ra95以上の高演色とリモコン操作を備えた実用モデルです。
約600lxクラスの明るさで、一般的なデスクワークには使いやすい水準。
平面モニター専用なので、曲面モニターではなく普通のモニターを使っている人向けです。
強み・メリット
Ra95以上で色の見え方に配慮されている
リモコン付きで手元操作しやすい
一般的な事務作業に使いやすい明るさ
機能のバランスがよく、初めてでも選びやすい
平面モニター環境なら候補に入れやすい
注意点・デメリット
曲面モニターには非対応
明るさ重視の細かい作業では上位モデルも比較したい
ブランドやシリーズの安心感を重視する人はBenQ系も候補になる
この商品が特におすすめな人
平面モニターを使っている人
リモコン付きの実用モデルを選びたい人
色の見え方もある程度重視したい人
Quntis モニターライト 52cm: 幅広く照らしたいコスパ重視派向け
概要
Quntisの52cmモデルは、横に長いライトバーで机の広い範囲を照らせるモデルです。
環境光に合わせた自動調光と、人感レーダーセンサーによる自動点灯・消灯に対応。機能をしっかり盛り込みながら、導入しやすさも重視した製品です。
横長のデスクや大きめのモニターを使う人に向きます。
強み・メリット
52cmのワイドバーで広めのデスクを照らしやすい
広範囲照明で横長のデスクでも手元が暗くなりにくい
環境光に合わせて明るさが自動で変わる
人感レーダーセンサーで席に着くと自動で点灯する
機能の多さを重視する人に向く
注意点・デメリット
モニターサイズによってはバーが大きく感じることがある
取り付け部分の相性は事前に確認したい
ブランドの国内サポートを重視する人は比較が必要
この商品が特におすすめな人
横幅のあるデスクを使っている人
明るさと機能の多さを重視する人
初めてでも多機能モデルを選びたい人
Quntis モニターライト 曲面モニター対応: 1000R曲面モニター向けの専用候補
概要
Quntisの曲面モニター対応モデルは、1000R〜3000Rの曲率に合わせて曲げられる可動式のライトバーです。
メインライトに加えて背面ライトも持つ二灯構成。
曲面ウルトラワイドモニターを使っていて、一般的な直線型ライトバーが合わない人向けの選択肢です。
強み・メリット
1000R〜3000Rの曲面モニターに合わせて曲げられる
66cmの長さでウルトラワイドの端まで届きやすい
メインライトと背面ライトの二灯構成
ウルトラワイド環境の明るさ不足を補いやすい
曲面モニター用の候補が少ない人に向く
注意点・デメリット
平面モニターではこの形状を選ぶ理由が薄い
曲率やモニター上部の形状によって相性が出る
作業用途ならRGB系の見た目より配光を優先したい
この商品が特におすすめな人
1000Rの曲面モニターを使っている人
ウルトラワイドモニター上部に合うライトを探している人
背面ライトも使って画面まわりの明暗差を下げたい人
Xiaomi Mi Computer Monitor Light Bar: シンプルに始めたい入門向け
概要
Xiaomi Mi Computer Monitor Light Barは、軽量でシンプルな入門向けモニターライトです。
付属の回転ダイヤル式リモコンで、明るさと色味を調整できます。
自動調光や高演色を前面に出したモデルではないため、色を扱う作業よりも、日常のデスクワーク向けです。
強み・メリット
軽量で取り付けやすい
回転ダイヤル式リモコンで操作しやすい
調光と調色に対応
機能を絞ったシンプルな構成
初めてモニターライトを試したい人に向く
注意点・デメリット
自動調光は重視しにくい
高演色を求める写真・映像作業には向きにくい
明るさや配光の細かさでは上位モデルに差がある
この商品が特におすすめな人
まずはシンプルなモニターライトを使ってみたい人
手元リモコンで調整できれば十分な人
文字入力や資料作成が中心の人
どれを選ぶか迷った人向けのおすすめパターン
性能重視ならBenQ ScreenBar Halo 2。背面照明、自動調光、自動点灯、無線リモコンまで欲しい人向け
上位機能をシンプルに使うならBenQ ScreenBar Pro。背面照明やリモコンより、手元の明るさと自動機能を重視する人向け
操作の分かりやすさ重視ならBenQ ScreenBar Plus。手元のダイヤルで明るさと色温度をすぐ変えたい人向け
Web会議も重視するならホタルクス AXIS LIGHT HSDL101CK-UD5。顔側を照らすフェイスライトが欲しい人向け
平面モニターで実用性を重視するならJAPANNEXT JN-ML-S425R。高演色とリモコン操作をバランスよく取り入れたい人向け
幅広く照らしたいならQuntis ScreenLinear Pro。ワイドなデスクや大きめのモニターを使っている人向け
曲面ウルトラワイドならQuntisの曲面モニター対応モデル。1000Rのような深い曲面モニターに合わせたい人向け
初めて試すならXiaomi Mi Computer Monitor Light Bar。機能を絞ったシンプルなモデルから始めたい人向け
よくある質問Q&A
Q. モニターライトは安いモデルでも大丈夫ですか?
A. 文字入力や資料作成が中心なら、入門向けモデルでも十分使えます。
ただし、画面への映り込みを抑えたいなら非対称配光、色を扱うならRa90以上を見てください。
作業時間が長い人ほど、明るさの調整しやすさや取り付けの安定感も大事になります。
Q. モニターライトとデスクライトはどちらがいいですか?
A. パソコン作業が中心なら、モニターライトのほうが机を広く使いやすいです。
画面に光が入りにくいモデルを選べば、モニターの見やすさも保ちやすくなります。
一方で、紙の書類を広げて作業する時間が長い人は、デスクライトのほうが照らす範囲を自由に変えやすいです。
Q. 曲面モニターでも使えますか?
A. モデルによります。
平面モニター専用のライトを曲面モニターに付けると、固定が不安定になったり、光の当たり方が合わなかったりします。
1000Rや1500Rの曲面モニターを使っている人は、曲面対応を明記しているモデルから選ぶのが現実的です。
まとめ 失敗しないモニターライト選びのポイント
モニターライトは、ただ明るければよい製品ではありません。
画面に光が入りにくいか、手元をどこまで照らせるか、モニターに安定して取り付けられるか。この3つで満足度が大きく変わります。
失敗しにくい選び方は次の通りです。
事務作業なら机上500lxをひとつの目安にする
写真や動画を扱うならRa90以上、できればRa95以上を選ぶ
画面の見やすさを重視するなら非対称配光を確認する
夜も使うなら色温度を変えられるモデルを選ぶ
曲面モニターは対応曲率と取り付け条件を先に見る
迷ったら、総合力ならBenQ ScreenBar Halo 2、シンプルな上位機ならBenQ ScreenBar Pro、手元操作のしやすさならBenQ ScreenBar Plus。
曲面モニターなら、対応を明記したモデルから選ぶのが堅実です。
毎日使うデスクの明るさが整うと、作業中の小さなストレスはかなり減ります。モニターライトは、パソコン環境を見直す最初の一手として選びやすいアイテムです。
