ウルトラ怪獣総進撃

1960年代人類は発展を続け、環境も破壊され続けた。
そんなときに、世界各地に巨大生物が出現し、それらが怪獣と呼ばれるのにはそう時間はかからなかった。

世界各地に出現した怪獣に統一性はなく、当初は環境破壊による生態系が破壊された結果であろうと言われていた。

だが、明確に地球外から飛来した個体も確認された。

地球外由来ながら明確に地球で成長した個体も確認された。

それどころか、明確に生命の概念から逸脱した個体も確認された。

鉱物生命体が確認されるに至り、この分析に生物学だけを頼ることはできなくなってしまった。

それどころか物理法則を逸脱する個体まで確認されたのだ。


これらの生物にウルトラ怪獣という俗称が世間でつけられたのは、発見からしばらくしてからである。
実際、超弩級の存在であり、ウルトラに相応であろうといえ、この状況は21世紀の現在まで続いている。

初めて確認されたウルトラ怪獣は冷凍怪獣ペギラであると言われている。
ペギラは近年も南極圏の島で確認されている。

目下の課題は我々がどう、ウルトラ怪獣と共存していくか、である。
全て殲滅してしまえばいい、という声も少なくはない。
だが、彼らの屍の上に築かれる人類の文明は本当に安泰であるのだろうか。
