母の日。まさか自分が“お母さん”として祝われる日がくるなんて。
私は独身だ。
—————
でも今、
訳あって、
3人の男の子を育てている。
—————
毎日、
にぎやか。
毎日、
騒がしい。
毎日、
HP削られる。
—————
でもその分、
ちゃんと笑う日もある。
—————
そんなおじ女家。
ある日、
子供たちが言った。
—————
「お小遣いで買いたいお菓子があるから、
買いに行っていい?」
—————
お小遣いを使う時は、
いつも私に確認してから。
—————
だからその日も、
「少しならいいよ〜」
って送り出した。
—————
しばらくして、
「ただいま〜!!」
って、
いつもの元気な声。
—————
でも帰ってきた子供たち、
なんかニコニコしてる。
—————
「これとこれ買ってきた!」
って、
嬉しそうに見せてきた。
—————
でも、
肝心の“欲しかったお菓子”はない。
—————
私はつい、
「え?
買いたい物なかったのに、
なんでそんな無駄遣いしたの?」
って、
少し怒っちゃった。
—————
すると子供たち、
キョトンとした顔で言った。
—————
「だって今日、
母の日だから!」
—————
「にゃ〜ちゃんに、
あげたかったんだよ!」
—————
……もう、
言葉が出なかった。
—————
母の日。
—————
正直、
自分が“お母さん”として、
祝われる日が来るなんて、
考えたことなかった。
—————
だからその瞬間、
嬉しくて、
涙が止まらなかった。
—————
それと同時に、
ちょっと怒っちゃった自分に、
めちゃくちゃ後悔した。
—————
子供たちは、
そんな私を見て、
「なんで泣いてるの!?笑」
って、
慌ててた。
—————
でも私はもう、
「ありがとう」
しか言えなかった。
—————
泣きながら、
みんなでハグした。
—————
なんかその時、
「あぁ…
ちゃんと“お母さん”になれてたんだな。」
って思った。
—————
毎日バタバタで、
怒る日もある。
疲れて、
余裕なくなる日もある。
—————
PMSでヤンキー化する日もある。
低電力モードの日もある。
風呂キャン熟成の日もある。
—————
でも、
こういう瞬間があるから、
また頑張ろうって思える。
—————
母親として、
まだまだ未熟者でダメダメだけど、
子供たちと一緒に、少しずつ成長していこう。
にゃ〜/40代限界おじ女
今日も生還。
※もう一人のお母さん。
あなたの「おふくろの味」はなんですか?
