チェコ ビールをめぐる旅

チェコはビールとコーヒーの国だ。特にビールは一人あたりの消費量が世界一! 朝から晩まで広場は酒盛り。酒場はどこもドデカいヨーロッパ人で溢れかえる。

というわけで、コーヒーとビールを満喫していこう。今回はビール編とする。




数歩歩いただけで、どこででもコーヒーとビールが手に入る。どうせ少し歩くだけで出現するので、カフェを探す手間もない。たいてい外にも席があって日差しを浴びながらのほほんと気だるい午後を過ごす。


石畳と木組みの街を歩いていると、こうしたヨーロピアンな世界観や建築を一切いやらしさを感じさせない風味に美少女と調和(ブレンド)させたごちうさの功績がわかります。ごちうさとは「風景そのもの」である漫画だ。

ごちうさっぽい風景に囲まれながらグリーンビールを一杯。色は独特ながら味は普通。お茶くらいの感覚でどんどんビールを渡されるので、もはや何が濃くて薄いか麻痺しつつある。こうして朝から飲み始めたとて誰一人気にしない。


せっかくなのでビール博物館へ。ここは訪れただけで計3杯のビールが飲める。ビール瓶が綺麗で、眺めているだけでけっこう楽しい。


まず入り口でスペシャルなビールを。色とりどりなビールを飲んだ気がするなあ。基本的にビールに不味いことは滅多にないのでとにかく飲みまくっていく。


洞窟っぽい地下でも2杯。気分は、労働の疲れを癒しに隠れ家へやってきた現地民。ここに限らず海外の施設は薄暗い。日本が暗さを恐れて照明をひたすら並べる妙な国であるから。まあ、明るいことが正義と一貫性を持っているのは良いことか。たまには影に呑まれてもいい。


修道院の近くでも構わずビール。ここは黒ビールが有名らしい。お酒も恋も濃い方が好きだ。とはいえ、旅は基本一人なもので同行者はもぐらくんだけだ。



バスを改造して酒盛りスポットへ。酒盛りスポットいうか、喫茶店でコーヒーを頼む感覚でみんな日常的にビールを飲んでいる。通りがかかったから一杯飲んでゆっくりしているだけで、アルコールを楽しむ特別な感覚すらないような印象。それだけ平和なのです。

どこへ行っても荘厳なゴシックやバロックの建築……教会にお城、そしてアルコールが点在するため、適当に写真を撮ってみても画になる。本当にのんびりとした国だ。一週間程度、羽を伸ばすにはちょうど良い。カフカ御用達のカフェもある。ゆったり執筆すればいい。緊張と恐怖をグリーンビールで流すのだ!
ちゃっかり漫画ネームを編集に送った。作画の方もすごく相性の良い方を紹介くださり(本決まりじゃないけどね)、いつか僕が雑誌に載ったら、こいつチェコで酔いながら話を考えたんだ! と笑ってやってください。

ビールのみでなく、ちゃっかり大麻もある。大抵は観光客向けに大したことないCBDを売っているしょうもないお店だが、探せば上記のように育成中の大麻を店先に並べ、責任と自信をもってTHCを提供する気概を持ったお店もある。マリファナ屋の店先に並んだ綺麗な草を見ていた。
チェコでは含有していいTHC量が規定されているが、観賞用なりと嘘ついて、あの手この手で強烈な効き目にブレンドしたブラック寄り商品も多い。まあそれも経験さ。
平穏な国だからこそ、みんな何かに酔っていたいのだ。
アルコールでも、カフェインでも、THCでも、信仰でも。
みんな幸せを目指している。
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