月の味は変わるもの
(*約2分で読めます)
にゃん吉です。
🐻❄️シロクマ文芸部さんのお遊び企画に参加させていただきました。書き出しは「月の味」というお題です🐾 感じたことを綴ってみました。
月の味は変化するもの。
小さい頃の月の味は「不思議」
パチパチ飴食べた時みたいに。口の中で何が起きてるのかわからないけど、やみつきになるあの感じ。スーパーの帰り道、母が運転する車の後部座席から見上げた月は、いつも私を追いかけてきた。いつもこちらと同じ速さでついてくる。木々に隠れて見えなくなったときには「やっと巻けた!」と思ったのに、次の瞬間にはひょっこり顔を出す。その不思議さが楽しくて、車の中からいつも月を探していた。
小学生の頃の月の味は「夜の太陽」
母と妹と川の字になって眠っていた頃の記憶と重なって、思い出すのはミルキーの味。なぜかカーテンを外している夜があった。洗濯だったか、引っ越し前だったか。母と妹と3人でベッドに寝転がると真っ暗な部屋に一筋の月の光が差し込んで、窓からまんまるの月が見えた。眩しくてなかなか眠れなかったけれど、その綺麗な月の記憶は今もある。
学生の頃の月の味は「応援と見守り」
受験勉強で集中しすぎて気づけば明け方。窓の外にうっすらと月が残っていた。「一晩中応援してくれてたんだ」と思った。
失恋して泣き明かした夜は、明け方の空に残る月を見て、「夜、ひとりぼっちじゃなかったんだな。」と心細さがふっと軽くなった。
月は、黙ってそばにいてくれる存在だった。
しょっぱいけれど優しい味。
大人になった今の月の味は「安心」
仕事帰りに空を見上げると、三日月でも、欠けた月でも、そこにいてくれるだけで心がほっとする。バニラの香りがする甘いラム酒みたい。満月なら、胸が高鳴ってはしゃぎたくなる。(え!もしかして、私おおかみネコ?!)
月の味は変化していく。
この先、どんな味の月に会えるのかな。
🌕🌙
🐾🐈⬛🐾 楽しみ。
Thanks for reading ! Have a lovely day !
にゃん吉🐾
