【アオハル】遠くても24 闇祭
前の話
※これは20年以上も前の話、かつ誰にも悲しい思いはさせていないので時効かつ不問のはずです。
現在の感覚で昔を批判するのがお好きな方は、こちらはそっと閉じて、明日の朝以降、25話へお進みください。
闇の祭り。
年に1度か2度、非公式に開催されるというそれは一部の男たち(とそれを見物する物好きな女たち)の祭り。
2年前、新入生だったころからネイチはその祭りで頭角を現し、そのほぼすべてに顔を出し、そして、
今やその祭りの秘話を聞いた後輩たちから「ネイチさん、いつやるんすか?」と聞かれるという異様な状態となっていた。
伝説①
ネイチとトレインマスターのコンビの話。
野球拳。じゃんけんに負ける。全部の衣服を献上する状況に陥る。
しかし、もう一人、似たような境遇のやつと組んで、肩車する。そいつの足で隠す。
そいつの股間は俺の頭で隠す。
もはや、無敵である。
どんなに負けようが、かまわない。そんな奴と野球拳をするなど愚の骨頂である。
俺たちは次から次へと男たちを餌食にしていった。
伝説②
我々の先輩は時々生まれた時の姿のままで屋外で酒を飲み、豪快に一夜を明かすような人たちだった。
俺は、そんな先輩たちに混ざり、やはり全身で大自然を感じていたのであった。
そこに居合わせてしまった女子は、撮影担当である。
その映像にはそこにいた全員の武器データがしっかりと記録されていた。
男子が偶然遭遇してしまった場合は、逃げるか、仲間になるか、どちらかしかない。
若者というのは基本的には「バカ」である。
そういう伝説があったら、自分もやってみたい!と思うのは必定。
田舎。宿舎には自分たちだけ。開放的な夏の夜。
どう見ても条件が整いまくっている中、奴らは「まだすか?」 「いつすか?」と
その決定的な開幕の瞬間をうかがっていた。
違うんだ。
こういうのは、自然発生的に始まるんだ。
俺は、トイレに立った。用を足した。そして、皆のところに帰る途中で、、、、
すべてを開放した。
「!!!」
反射的にレッドサンダー、ブルーネイションといったイキリ系後輩たちが生まれた時の姿となる。早い。
何気なく、歩いてきた後輩、ワンハンドレットはそれを見るなり、走りながらすべてを開放していた。なんという技。
そういうのがお好きでない方はそっと逃げていき、
「いいぞやれやれー」と言いながら、ペリドット(女子)はビデオカメラを起動する。(経験者)
日頃はコワモテで皆を威嚇するジャンヌ(女子)は一緒に踊るふりをして、どこかへ逃げていく。
ホットクールマンは早期から予見していたのか、影も形もない。
チ〇コ!チ〇コ!
そう叫びながら、ラインダンスをしたり、騎馬戦をしたり、踊りを通しで踊ったりする男たちの祭り(女たちは撮影と応援)が闇夜の中で繰り広げられたのだった、、、。
なお、あまりにも明かりが少なすぎて、撮影した映像は全く使い物にならなかったという。
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あとがき
200X年。某アイドル5人組の1人が、屋外で生まれたままの姿で暴れていたという事件がありました。
ちょうど同時期、飲み会で似たような?宴会芸をして、同期女子全員から口をきいてもらえなくなっていた私は、
「ああ、生きにくい世の中になったものだ、、、」と愚痴ったのを覚えています。
今はもっと生きにくい世の中になっていますね笑
流石に今の私はもうしませんが、若者たちはかわいそうだなーと思います。若さゆえの過ちすらさせてくれないとは。笑。
