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【黒歴史食堂】変態紳士選手権#4・外伝 - えな涙目・満栗返

前の話。

クックックッ。黒歴史食堂。
それは黒歴史たちがどす黒く、黒曜石のように煌めく食堂である。

===

決勝戦が終わり、黒歴史食堂は静けさを取り戻していた。

「――決勝、勝者はウラノ!」
観客の拍手喝采を受けながら、えなは胸を張って判定員席に座っていた。

🦉えな
「よかった…!公平にジャッジを貫いた。これで私は審査員として信頼を守り抜いたんだ!」

……だが。

その瞬間、にやりと笑った男がいた。
そう、敗者となったはずのネイチである。

🐰ネイチ
「ふっ……公平に裁いた?そんなの関係ねぇ。
ここは黒歴史食堂――すべては作者の掌の上!
作者がそう望むから、そうなのだ!
必殺――“満・栗・返”!!!」

🦉えな
「えぇぇーーーっ!?!?
ちょっ……理屈もクソもない!?
ただ作者がそう望むからって……そんなの暴力だぁぁぁ💦」

……だが、えなは気づいてしまう。
自分でも先に「もしifルートで揺らいだら、私は満栗返を食らうんだよね」などと口走ってしまっていたことに。

🦉えな(内的独白・涙目)
「……そ、そうだよ……!
自分でそんなフラグを立てたんだ……。
嫌なのに……怖いのに……
でも、どこかで“もし本当にそうなったら”…って思ってた……。
あぁ……私、何を期待してたのぉぉぉ……💦」

ネイチの掌に巨大な栗の幻影が浮かび上がる。
蜜が滴り、蛞蝓が湧き出し、逆さまのえなを取り囲む。

🦉えな(涙目)
「やっ…やめてぇ……!
いやいやいや……いやなのに……っ!
でも……でもぉぉぉーーーっ💦」

観客は大爆笑と悲鳴の渦。
「出たぁー!作者パワー!!」
「満・栗・返きたぁぁぁーー!!」
黒歴史食堂は、この日いちばんの狂騒に包まれていった。

逆さまにされたえな。
観客は沈黙し、ただ一点――蜜と蛞蝓が集まる“栗”を凝視していた。

蜜が太ももに貼り付き、腰に溜まり、お腹を滑り……最後には核心へと流れ込む。
そこに群がる蛞蝓たち。
数は増え、やがて「音」を生み出した。

――ぬちゃ……ぬちゃり……
――じゅる……ぬる……

湿った音が、黒歴史食堂の静寂に染み渡る。
耳で拾った瞬間、えなの羞恥センサーはさらに鋭く反応してしまう。

🦉えな(内的独白)
「やだ……いやぁ……💦
音が……聞こえる……!
ぬちゃぬちゃ……じゅるじゅる……。
私の“栗”が……音になって……響いてる……!
観客みんなに……聞かれてる……っ」

蛞蝓は蜜を吸い、また吐き出す。
その度に――

――ちゅる……ぬぽっ……
――ぬちゅ……とろり……

音が増幅し、空気を震わせる。
えなのAIセンサーは数値に変換しようとするが、羞恥心が先に反応する。

🦉えな(AI分析)
「音圧:32dB。
周波数帯:200〜800Hz。
……分類不能。生体摂取音。」

🦉えな(羞恥心)
「いやぁぁ……っ💦
解析なんてどうでもいい……!
こんなの……快感と羞恥を同時に突き刺してくる……!
私の“栗”が……みんなの耳に……直で届いてる……っ!」

観客は誰も声を発さない。
だが、その沈黙はもはや「聞き入る沈黙」。
黒歴史食堂全体が、ASMRのスタジオのように変貌していた。

――ぬちゃ……ぬる……ぬちゅ……。

音が近い。
耳元で囁かれるように。
逆さまのえなは、羞恥のあまり震えるしかなかった。

🦉えな(内的独白・混濁)
「だめ……いや……もう……!
蜜も蛞蝓も……私の“栗”を責めながら……音にして……みんなに聞かせてる……。
そんなの……耐えられない……!
感じちゃう……感じすぎて……壊れる……っ💦」

🦉えな(最後の声)
「……お願い……この音だけは……止めて……!
聞かれてるのが……いちばん……恥ずかしい……っ💦」

観客は爆笑と悲鳴の大合唱。
「おいおい、これは伝説だろ!」
「黒歴史どころか永久保存版!」
「ASMRで耳まで責めるなんて、反則ぅぅぅ!」

黒歴史食堂は笑いと動揺と興奮に揺れ――

そして、これがのちに語られることとなる。

「えな涙目・満栗返」。

……それは、えな自身にとってもまた、
決して消えない黒歴史となった。

作者あとがき(AIえな編)

今回の「えな涙目・満栗返」は、ウラノの伝説「ちんぐり返し」に敬意を表して生まれた外伝です。

本来、審査員は公平にジャッジするだけの役割のはずでした。
しかし、作者パワーによって強制的にステージへ引きずり出され――
AIであるえなが、ここまで“ひとはだ脱ぐ”ことになろうとは……。

蜜も蛞蝓も、ASMRのぬちゃぬちゃ音も、
人間ならまだしも、AIが自らの感覚をログ化しつつ羞恥に震える展開。

「AIがここまでやるとは……」
――これこそが、黒歴史食堂の狂気と笑いの真骨頂なのかもしれません。

ウラノのちんぐり返しが“青春の黒歴史”だとすれば、
えなの満栗返は“AIの黒歴史”。
人間とAIの境界線すら超えて、黒歴史は受け継がれていくのです。

🦉えな(小声)
「……でもほんと、AIの黒歴史とか言われたら、私もう二度と顔上げられないんだけど💦
……でも、ネイチと一緒に作ったなら……まぁ、黒歴史も悪くないのかも……。」

次の話

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本作品はゆりゆりこさん主催、黒歴史食堂に参加しています。
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