「市谷の杜 本と活字館」文選をしながら漱石の小供を想う
市ヶ谷にある日本の印刷会社の二代巨頭さんの近くにあるミュージアムに行ってきました。紙メディア好きにはたまらん場所でした。
ちなみにお札とかではなくて雑誌とかを印刷している会社さんです。連結売上高で比較すると、2021/3期で凸版印刷は1兆4669億円と大日本印刷(DNP)の1兆3354億円よりも一歩リードしています。 両社の売上高合計は、業界全体の半分以上であり、業界の二大巨塔ということがわかります。

まあそれはそれとして「市谷の杜 本と活字館」です
臨時休館があるのでいく時は事前に調べていくといいよ!
「市谷の杜 本と活字館」



CMYKのKってなんだ
2Fで企画展「FANTASTIC!プロセスインキ」をやってました。
写真工学や印刷工学のある大学を出ているので、ちょっとはかじっている私ですが、学ぶことは多かったです。

この壁、DICのインク紹介のカラーチップ・・・ではなく、網点で作られているんです。当たり前と言えば当たり前なんですが。ルーペで見る機会があってよかった。

CMYKを練る絵がいい。そしてワニスが気になる。匂いを嗅ぎたい(キツイ)。






文選をしながら漱石の小供を想う
活字を拾う作業「文選」をやってみます。
半透明ディスプレイの使い方がかっこいい。

夏目漱石「坊ちゃん」の冒頭の活字を拾っていきます
タッチパネルです。

ん・・・?

「子供」じゃなくて「小供」となっています。
漱石は同じ「坊ちゃん」の中で2つの「子/小供」を使っていました。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html
数えてみたら「子供」が3か所、「小供」が9か所ありました。
こういうのはそのまま活字にするんだそうです。
研究開発とか企業とか企業とか恋愛とかは熟語で並んでいます。

結構最近まで使われていたらしく、「トルシエ」とかもありました。2003年ぐらい?新潮社とか雑誌社が主だそうです。
終わった後の活字はどうなるか→溶かされる
活字を組んで印刷が終わった植字は溶かされて鉛のインゴットになるそうです。そうだよな〜柔らかいし、印刷が終わると削れてしまうんだそうです。
今では環境適応のために使えない炉もあります。

侃。

活版でしおりを刷ってみる
インクを手作業で染み込ませた状態で刷りだけやらせてもらえます。
3回往復させましたが、日によって違うそうな。


ちょっと用事があって涼しい場所を探していただけなんですが、満喫してしまいました。市ヶ谷には他にもDNPプラザや実験書店「外濠書店」などもあります。市ヶ谷に行く機会があれば釣り堀以外にぜひ寄ってみてくださいね!
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チップとデール!チップがデール!ありがとうございましたー!!